German Culture

独検 1級 模擬試験をやってみた‼️ 頑張ってみて、良かった!

独検 1級 模擬試験をやってみた‼️ 頑張ってみて、良かった!

独検1級の結果と感想

私はドイツ人ですが、高校生のときに日本に留学して以来、長きに渡って日本語も学習しています。今は日本に住みながらドイツ語を教えていますが、そんな私にとって独検1級のサンプル問題はどこまで出来るのかドキドキなチャレンジでした。


まず、筆記試験は全33問中27問が正解でした。聞き取り試験は全9問中6問が正解でした。全体的に約8割ほど正解することができたので、結果は上々でした。


筆記試験の感想


筆記試験はドイツ語の長文の問題でちらほら間違いがありました。私はドイツ人なのでドイツ語の長文はスラスラと読めるわけですが、それでも文章の意味が分からない問題はやっぱりミスが起きますね。


あとは、日本語の文章をドイツ語に訳すのはドイツ人にとって難易度が高いです。試験中は辞書を使うこともできませんし、単語や文法など総合的なレベルを底上げしないと本当に難しいと思いました。逆にドイツ語の文章を日本語に訳すほうが日本人にとっては簡単かもしれません。

【ドイツ語の資格試験】ドイツ語レベルを独検・CEFRで比較した・ドイツ語のレベル表

【ドイツ語の資格試験】ドイツ語レベルを独検・CEFRで比較した・ドイツ語のレベル表

ドイツ語のレベルチェックでおすすめな資格は「ゲーテ(Goethe Zertifikat)」と「独検」です。この2つはドイツ国内あるいは日本国内において知名度が高いため、レベルチェックに向いています。

ゲーテはドイツ国内でメジャーな試験で、ドイツに住みたい、ドイツで働きたいなど、ドイツ国内での生活を目指しているかたにおすすめです。レベルはA1~C2まで6段階あります。

独検は日本国内でメジャーな試験で、日本国内の就職活動でアピールしたい、ドイツ語を日本語に翻訳する仕事をしたい、というかたにおすすめです。レベルは5級から1級まで6段階あります。

独検準1級 模擬試験やってみた‼️ ドイツ人も聞き取り練習でミスした😭

独検準1級 模擬試験やってみた‼️ ドイツ人も聞き取り練習でミスした😭

独検準1級の結果と感想

独検準1級のサンプル問題は筆記試験と聞き取り試験があります。筆記試験は1から7までの項目で37問あり、私は31問が正解でした。聞き取り試験は第1部と第2部の構成で合計8問あり、私の結果は7問正解でした。


ミスした問題について見ていきましょう。


筆記試験は日本語の質問が難しかった

独検 2級 模擬試験をやってみた‼️ ドイツ人もミスする。悔しすぎる‼️‼️

独検 2級 模擬試験をやってみた‼️ ドイツ人もミスする。悔しすぎる‼️‼️

独検2級の概要

独検2級は筆記試験が80分、聞き取り試験が約30分です。

  • ドイツ語の文法や単語を十分に理解している

  • ドイツ語の長文の文章やインタビューの内容を理解して質問に答えられる

  • ドイツ語の文章を書くことができる

ドイツ語技能検定試験 独検2級は中級者から上級者の間くらいのレベルです。ドイツ語の授業を約180時間以上、90分授業なら120回以上ほど受講していると合格できると言われています。試験で使われる単語は約3,000、単語だけでも覚えるのが大変です。

独検 3級 ドイツ発音の課題が難しかった😥

独検 3級 ドイツ発音の課題が難しかった😥

独検3級の概要

独検は5級から1級まで合計で6レベルあり、3級は中間に位置するレベルです。

  • ドイツ語の初級レベルの文法を使える

  • 日常的な場面でドイツ語での対応ができる

  • ドイツ語で質問に答えたり文章を読んだりできる

独検3級は約120時間以上のドイツ語の授業を受けていると合格できると言われています。90分授業の場合だと80回くらいです。試験で使われる単語の数は約2,000。独検5級は約550、独検4級は約1,000、独検3級まで2倍ずつ単語の数が増えています。

1日に1時間のドイツ語の授業を受けることを想定すると、およそ120日間ほどドイツ語を勉強して合格できるレベルなので、まったくドイツ語の知識がない状態で少し勉強した程度では合格するのはおそらく難しいです。初級から中級へステップアップしたいかたに向いています。

独検 4級 模擬試験をやってみた‼️眠いと、試験難しいよ😥

独検 4級 模擬試験をやってみた‼️眠いと、試験難しいよ😥

独検4級の概要


独検4級はもっとも簡単な5級のワンランク上のレベルです。筆記試験は60分、聞き取り試験は約25分です。

  • ドイツ語の基礎を理解していて初歩的な文法を使うことができる

  • 学校や職業などさまざまなシチュエーションでドイツ語を理解できる

  • ドイツ語の質問や文章から重要な単語や数字を抜粋できる

ドイツ語技能検定試験 独検4級はドイツ語の授業を約60時間以上受けていると合格できるレベルだと言われています。独検5級の場合は約30時間と言われているため、およそ2倍の勉強時間が必要です。また、試験に登場するドイツ語の単語数は独検5級が約550語なのに対して独検4級は約1,000語となっており、単語の数も約2倍です。