独検 1級 模擬試験をやってみた‼️ 頑張ってみて、良かった!

こんにちはマキシーです!

今回は、独検1級にチャレンジしてみました。

独検1級の概要

独検1級は独検でもっとも難しいレベルの試験です。

  • ドイツ語を不自由なく使える

  • 専門的な文章を読んで口頭で意見を言える

  • ドイツ語の複雑なインタビューなどを正確に理解できる

  • 日本語をドイツ語に翻訳できる

  • ドイツ語を日本語に翻訳できる

独検1級 ドイツ語技能検定試験 一次試験は筆記試験が120分、聞き取り試験が約40分です。二次試験は約13分の質疑応答形式の口述試験です。全体的にとても難しい内容の試験で、まさにドイツ語をマスターしているかたがチャレンジすべき試験といった感じです。試験で使われている単語数は公表されていませんが、準1級で約5,000語です。なので、それと同等あるいはそれ以上の単語を覚えている必要があります。

独検1級の結果と感想

私はドイツ人ですが、高校生のときに日本に留学して以来、長きに渡って日本語も学習しています。今は日本に住みながらドイツ語を教えていますが、そんな私にとって独検1級のサンプル問題はどこまで出来るのかドキドキなチャレンジでした。

まず、筆記試験は全33問中27問が正解でした。聞き取り試験は全9問中6問が正解でした。全体的に約8割ほど正解することができたので、結果は上々でした。

独検1級の筆記試験の感想

筆記試験はドイツ語の長文の問題でちらほら間違いがありました。私はドイツ人なのでドイツ語の長文はスラスラと読めるわけですが、それでも文章の意味が分からない問題はやっぱりミスが起きますね。

あとは、日本語の文章をドイツ語に訳すのはドイツ人にとって難易度が高いです。試験中は辞書を使うこともできませんし、単語や文法など総合的なレベルを底上げしないと本当に難しいと思いました。逆にドイツ語の文章を日本語に訳すほうが日本人にとっては簡単かもしれません。

独検1級の聞き取り試験の感想

聞き取り試験はドイツ語のアナウンスを聞いて解答する問題です。ドイツ人にとってドイツ語のアナウンスを聞くのは楽勝ですが、メモを取っていても答えを書く時に迷うような出題があったので、日本人にとっては非常に難しいように思います。

とにかく本番に向けては十分すぎるほどに聞く練習をしておくのが大切で、さまざまな過去問題をやりながら出題傾向も把握しておくほうがいいでしょう。

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Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

日本語能力試験1級 TOEIC 890

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