ドイツ語の挨拶
今日はドイツの挨拶のフレーズを勉強していきたいと思います。
まずは聞いて、復唱して積極的に授業に参加しましょう♪
▽おはよう
Guten Morgen
おはようございます。(良い朝になりますように)
【単語】
Guten=良い
Morgen=朝
私が高校生の時に朝眠くてやる気がない時は学生が先生に対して
「Guten Moooooorgeeeeeen」と挨拶する人もいました。
また、友達同士などの挨拶で省略して挨拶する場合もあります。
「Morgen!」
Gutenは言わなくても大丈夫です。
「Hallo」と言っても大丈夫です。
英語と似ていますが、スペルが違いますよね。
でも上司等、目上の人にはしっかりと「Guten Morgen」と挨拶をしましょう。
▽こんにちは
Guten Tag
こんにちは(良い昼になりますように)
【単語】
Tag=昼
友達には「Tag」でもOKです!
方言によっては「タァグ」ではなく「タァフ」と使う人もいます。
ちなみに、南ドイツはみんな神様の事を信じているので「Grü ß Gott」をよく使います。
北ドイツは海に近い地域なので「Moin」をよく使います。
友達同士だと「Hallo」の他に「Hi」を使います。
これは英語から影響されて、ドイツでは普通に外来語として使っています。
女性で「hallo」を「Hallöchen」と伸ばす人もいます。
ナンパのフレーズかもしれませんが、「Na?」と男性がよく使います。
「ねぇ?」みないな感じです。
北ドイツだと「Mooinzen」という人もいます。
南ドイツだと「Servus」という人もいます。これはイタリア語から来ています。
Grüß dich
感謝を込めた挨拶になります。南ドイツでよく使います。
Mahlzeit
お腹がすくお昼の時間帯12時の挨拶です。
女性の私からするとこのフレーズは少し恥ずかしいですが、私の父がよく使っていました。
友達同士でも目上の人にも使いますが、よく使うのは職場の人に対してです。
▽こんばんは
Guten Abend
こんばんは
午後の遅い時間の挨拶です。有名なドイツのニュース番組は必ず使います。
きちっと挨拶する時は是非使って下さい。
友達に対してだと「Abend」に略してもOKです。
▽おやすみ
Gute Nacht. (グーテ・ナフト) おやすみなさい
Schlaf schön. (シュラーフ・シューン) よく寝てね/よい睡眠を
▽さようなら/バイバイ
Auf Wiedersehen. (アウフ・ヴィーダーゼーエン)
さようなら(相手の顔を見て直接言う場合はこの表現です。)
Auf Wiederhören. (アウフ・ヴィーダーフーレン)
さようなら(直接ではなく電話限定のバイバイです。)
Tschüss. (チュース)
バイバイ(一番使用頻度が高い表現で、皆に使えます。)
Tschüssi. (チュスィー)
バイバイ(仲のよい友達などに使える一番カジュアルなバイバイです。)
Ciao!
バイバイ(仲の良い友達や家族間でよく使う。)
Auf Wiedersehen.
それではまた。(日常的にはほとんど使わない、あらたまった言い方です。)
Auf wiederhören
それではまた。(電話の別れ際に使います。)
Freut mich.
うれしかったよ(初めて知り合った人への別れ際に付け加える言葉。)
Bis dann.
またね(また会う予定の人には誰に対して使っても大丈夫です。)
Bis Später.
また後で(後から会う人、または話す人に対して使います。)
Bis gleich! (ビス・グライヒ)
また近いうちに!
Bis bald! (ビス・バルド)
またすぐに!
Bis morgen.
また明日(明日会う人に対して使います。)
Schönen Tag noch.
よい一日を(Tschüss!のあとに付け加えると感じがいいです。)
Schönen Abend noch.
よい夜を(夜にバイバイするときに付け加えるといい。)
Schönes Wochenende.
よい週末を(金曜日や土曜日に言う言葉。)
Gleichfalls. (グライシュファールス) あなたもね
Ebenfalls. (エーベンファルス) あなたもね
Ebenso. (エーベンゾー) あなたもね
Mach’s gut.
またね がんばってね(思いやりのある言葉でよく使われています。)
Mach's gut. (マッフ・グートゥ) 元気でね/お元気で
Pass auf dich auf.
気を付けてね(Mach’s gutと同じ)
Man sieht sich.
また会おうね
Grüß bitte Andreas von mir!
アンドレアスによろしく言っといて!
※ドイツ語は別れ際にたくさん思いやりのある言葉をかけあう傾向にあります。友達や同級生など、毎日会っていても別れ際はハグをしながら、このような言葉をかけあいます。ドイツ人がアジア人の別れ際「またね~バイバイ!」とあっさりと手を振って別れるよりも、少し長く感じるぐらい、たくさんの言葉を並べるのがドイツ人の別れ際の傾向です。
また、しっかりと立ち止まって目を見ながら言い合います。
最初は慣れないかと思いますが、別れ際の挨拶はたくさんドイツ語バリエーションを覚えておくことをおすすめします。
▽ありがとう/どういたしまして
Danke. (ダンケ) ありがとう
Danke schön. (ダンケ シューン) ありがとうございます
Danke sehr.(ダンケ・ゼアー) どうもありがとう
Danke dir.(ダンケ・ディアー) ありがとう(タメ口・相手が1人の場合)
Danke Ihnen. ありがとうございます(相手が目上、年上など敬語の場合)
Bitte schön. (ビッテ シューン) どういたしまして
Bitte sehr. (ビッテ・ゼアー) どういたしまして
Sehr gerne. (ゼア・ゲアネ) 喜んで
▽すみません/ごめんなさい/残念です
Entschuldigen Sie bitte! (エンチュルディゲン・ズィー・ビッテ)
すみません!/ごめんなさい(敬語)
Entschuldigung!(エンチュルディゴン)
すみません!/ごめんなさい/失礼しました!(道で知らない相手にぶつかった時など)
(Es) Tut mit leid.(エス・トゥットゥ・ミア・ライドゥ)
お気の毒に/残念です
Sorry.(ソ-リー)
ごめん。(英語が由来の表現で、軽いニュアンスで使われます。)
Es tut uns Leid für die Verzögerung.
お待たせしてしまい申し訳ありません。
Ich entschuldige mich für die Unannehmlichkeiten.
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
※ドイツ語で謝る際の注意
ドイツでは謝ることは自分の非を認めることとなるので、自分に落ち度がない場合は、不必要に謝らないように気を付けましょう!
▽お元気?/元気です
Wie geht’s dir? (ヴィー ・ゲーツ・ディア)
元気?(タメ口・相手が1人の場合)
Wie geht’s Ihnen? (ヴィー・ゲーツ・イーネン)
お元気ですか?(敬語)
Wie geht’s Euch?(ヴィー・ゲーツ・オイヒ)
みんな元気?/皆さんお元気ですか?(相手が複数の場合)
Es geht mir gut.(エス・ゲート・ミア・グートゥ)
元気です。
Es geht.(エス・ゲート)
まあまあです。/そこそこです。
Es geht mir schlecht.(エス・ゲート・ミア・シュレヒトゥ)
最悪です。
Es geht mir besser.
最近はいい感じだよ。/だいぶ良くなったよ。
▽お会いできてうれしいです
Sehr erfreut.(ゼアー・エアフロイト) お会いできてうれしいです
Freut mich. (フロイト・ミッヒ) お会いできてうれしいです
▽食事での挨拶
Guten Appetit!(グーテン・アペティート) 召し上がれ
※「Guten Appetit」は複数の人と共に食事をしているときは「いただきます。」の意味で使えますが、1人で食事をするときに「Guten Appetit」と言うのは不自然です。
Lass es dir schmecken!(ラス・エス・ディア・シュメッケン) どうぞ、召し上げれ!
Mahlzeit.(マールツァイト) 召し上がれ
Gesegnete Mahlzeit!(ゲゼーグネッテ・マールツァイト) どうぞ召し上がれ。
※「召し上がれの」古い言い回しです。gesegnetは「祝福された」といった意味で、キリスト教の影響だと思います。
Vielen Dank für das Essen!(フィーレン・ダンク・フュア・ダス・エッセン)
ご馳走さまです!
Es hat sehr gut geschmeckt!(エス・ハット・ゼア・グート・ゲシュマックト)
美味しかったです!
Prost!(プロースト) 乾杯!
Prost, auf die Freundschaft!(プロースト アオフ・ディ・フロインドシャフト)
友情に乾杯!
Zum Wohl!(ツム ヴォール)
乾杯!
▽病気にまつわる挨拶
誰かがくしゃみをしたときに使うフレーズや「お大事に!」にあたるフレーズを見ていこう。
Gesundheit! (ゲスンドハイト)
お大事に!(誰かがくしゃみをした後に使います。英語の「God bless you!」にあたるフレーズ。)
※最近では、くしゃみをした人が「Entschuldigung.」と謝るようにしている会社もあります。
Gute Besserung!(グーテ・ベッサルング) お大事に!
Ich wünsche Ihnen gute Besserung.(イッヒ・ヴンシェ・イーネン・グーテ・ベッサルング)
早く良くなることを願っています。
▽お客さんへの挨拶
ドイツ語には日本語の「いらっしゃいませ。」にあたる表現はありません。
お客から店員へ、また、店員からお客へと声を掛ける場合は「Guten Tag.」「Hallo.」などの通常の挨拶を使用します。
また、店員の側から声を掛ける場合は以下のように尋ねることが多いです。
Kann ich Ihnen helfen?(カン・イッヒ・イーネン・ヘルフェン)
ご要望はありますか?
▽職場での挨拶
ドイツ語には日本語の「お疲れさまです。」にあたる表現はありません。
職場で挨拶をする場合は、「Guten Tag.」「Hallo.」などの通常の挨拶を使用します。
ドイツでは昼休憩の際には「Mahlzeit. マールツァイト」という挨拶が交わされますが、これは「召し上げれ」を意味します。このフレーズは何か食べていなくても、昼の休憩中は挨拶として使われます。
【ビジネスメール】
Vielen Dank für Ihre Nachricht. メッセージをありがとう。
Vielen Dank im Voraus. あらかじめ感謝します。
Ich freue mich auf eine gute Zusammenarbeit. 素晴らしき連携を期待しております。
Ich freue mich darauf, bald von Ihnen zu hören. お返事をお待ちしております。
Ich erwarte Ihre Antwort bis zum ~ ~までにご返答をくださるようにお願いします。
▽会話 一例
会話の一例をご紹介します!
【久しぶりに会った知り合い】ドイツ語の挨拶
Lange nicht mehr gesehen! 久しぶりですね
Wir haben uns ja schon ewig nicht mehr gesehen! 随分長いことお会いしませんでしたね
Alter Schwede! あらまあ(久しぶりねえ)!
Na? で?
Na, wie geht's, wie steht's? で、どうしてるの?
Na, geht's dir gut? で、元気なの?
Na, du? どうだい?
Ei, gut wie? おお、元気か?
Sehr gut.Alles gut. 問題ないです。
Gut.(Mir geht's) Super. 最高だよ。
(Mir geht's) Prima. 最高だよ。
Danke für die Nachfrage. Mir geht es gut. 聞いてくださってありがとうございます。元気にしています。
(Ich) kann mich nicht beschweren. 文句はありません。
(Ich) kann mich nicht beklagen. 文句はありません。
Geht so. まあまあです
So lala. まあまあ
Ganz gut. そこそこ(悪くない)
Nicht schlecht. 悪くない
Na ja, könnte besser sein. もっとよくてもよさそうなんだけどね
Was gibt’s Neues bei dir? 最近新しいことあった?
▽その他挨拶
Frohe/fröhliche Weihnachten! メリークリスマス!
Frohes Weihnachtsfest! 素敵なクリスマスのお祝いを!
Frohe Festtage! 素敵な年末年始の冬休みを!
Ein frohes Fest! 素敵な年末年始の冬休みを!
Ein gesegnetes Weihnachtsfest! 素敵なクリスマスを!
Herzliche Weihnachtsgrüße! クリスマスのごあいさつを心をこめて!
Mögen sich all deine Wünsche erfüllen あなたの願いが全て叶いますように!
Frohes neues Jahr! あけましておめでとうございます!
Prosit Neujahr! あけましておめでとうございます!
Ein glückliches neues jahr あけましておめでとうございます!
Guten Rutsch!
直訳すると「良いすべりだしを!」という意味になります。
あけましておめでとうとして使える表現です。
Alles Gute zum neuen Jahr! 新年が素晴らしいものになりますように!
Frohes Neues! あけましておめでとう(短めの表現で、「あけおめ」的な存在です。)
Glück und Erfolg im neuen Jahr! 新年での幸運と成功をお祈りしています!
▽自己紹介
挨拶ができるようになったら、次は自己紹介です。
まずは名前にまつわる表現を覚えましょう!
【名乗る場合】
Mein Name ist Taro Yamada. わたしの名前は山田太郎です。
英語の「My name is Taro Yamada.」に似ているので、覚えやすいと思います!
ドイツでは自己紹介で自分の名前を名乗るときは、に英語と同様に名前・苗字の順で言うのが一般的です。
名前:Vorname
姓・苗字:Nachname、Familienname
名前を名乗るときは以下のような表現を使うこともできます。
Ich heiße Taro. 私は太郎です。
Ich bin Taro. 私は太郎です。
【相手の名前を尋ねる場合】
Wie heißen Sie? あなたの名前は何ですか?
パーティーなどカジュアルな場面では、「Wie heißt du?」を使うのをお勧めします。
Was war nochmal dein Name? あなたの名前は何でしたっけ?
【知人を紹介する場合】
Das ist Yoko. こちらは陽子です。
Sie heißt Yoko. 彼女は陽子と言います。
出身地や住んでいるエリアについて
名前の次によく使うのが、どの国から来たのか、どこに住んでいるのかといった表現だ。
【出身地と国籍】
名前の次は、相手の出身地や国籍について尋ねてみましょう。
Woher kommen Sie? どこから来ましたか?
この質問は「どの国から来ましたか?」という意味で使われることが多いが、「どの地区から来ましたか?」や「どこからここまで来ましたか?」という意味で使われることもあります。
Ich komme aus Japan. 日本から来ました。
ドイツ語では「J」の音はヤ行の音になるので、「 Japan 」は「ジャパーン」ではなく「ヤーパン」と発音しましょう。
Ich bin Japaner. わたしは日本人です。
Ich bin Deutscher. わたしはドイツ人です。
【居住地/居住期間】
次に住んでいる場所やどのくらいの期間住んでいるか尋ねる表現です。
Wo wohnst du? どこに住んでいますか?
Wie lange wohnst du in Deutschland? どのくらいの期間ドイツに住んでいますか?
Ich wohne seit 6 Monaten in Berlin. 私は6ヶ月前からベルリンに住んでいます。
【職業や趣味】
次に職業や趣味について、説明するための表現です。
Ich arbeite als Lehrer/Lehrerin. 私は教師です。
“Lehrer/Lehrerin”としてあるのは、男性であれば Lehrer、女性であれば Lehrerinを使うということだ。ドイツ語では性別によって職業名も変わります。
なお、ドイツ語で学生にあたる単語には「Schüler」と「Student」があります。
大学生:Student
大学生以外の学生:Schüler
【年齢や家族】
最後に年齢や家族について説明するためのフレーズです。
Ich bin 24 Jahre alt. 私は24歳です。
ドイツ語の2桁の数字は、小さい位から先に読むので気を付けましょう。
Ich bin verheiratet. 私は既婚者です。
Ich bin ledig. 私は独身です。
Ich bin verlobt. 私は婚約しています。
第一印象は挨拶が肝心です!
是非覚えて活用してみてください♪
挨拶ができるようになったら、自己紹介にも挑戦して会話を広げて見てくださいね。