ドイツ語生徒からの声【オンライン音楽のイベント】
こんにちは!マキシーです。
今日はイベントの生徒さんの感想を紹介します。
イベントはどうでしたか。
楽しかったです!!! ありがとうございました!
写真ありがとうございます☺️
すてきな音楽を聴かせてくださり
ありがとうございます😊
マキシー
・今度、神戸の動物園に行きたいです!!!
・Christine先生もオンラインプライベートレッスンの生徒さん募集中です!
・合宿も作ります!!
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” Dschinghis Khan”ってどんな曲? 歌詞や背景を徹底紹介!
“Dschinghis Khan”はグループ名同様モンゴルのDschinghis Khanをモデルとした楽曲です。1979年に行われた”第24回ユーロビジョン・ソング・コンテスト”で第4位の成績を収めたり、西ドイツのチャートでも4週連続1位を獲得したりしています。日本でも多くのアーティストが日本語訳のカバーをしています。
Dschinghis Khanの歌詞は以下の様になっています。
モンゴルの戦乱時代の荒々しさ、Dschinghis Khanの当時の様子が歌詞で鮮明に表現されています。また、リズミカルな曲調は耳なじみを良くするだけでなく戦いの緊迫感や士気を高めようとしているイメージが湧いてきます。
1.
Sie ritten um die Wette
(草原の風の中)
mit dem Steppenwind,
(馬で駆け競い合う)
tausend Mann
(千人もの男たち)
(Ha, Hu, Ha)
Und einer ritt voran,
(先頭を駆ける一人の男)
dem folgten alle blind,
(皆が後に付き従う)
Dschingis Khan
(それがジンギスカン)
(Ha, Hu, Ha)
Die Hufe ihrer Pferde durchpeitschten den Sand
(馬のヒヅメは砂を蹴り上げ)
Sie trugen Angst und Schrecken in jedes Land
(諸国に不安と恐怖をもたらす)
Und weder Blitz noch Donner hielt sie auf
(稲妻も雷も彼らを止められない)
(Hu, Ha)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Reiter, Ho Leute,
(騎兵ども 野郎ども)
He Reiter, Immer weiter!
(騎兵ども 何度でも!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
Auf Brüder!, Sauft Brüder!,
(行こう兄弟! 飲もう兄弟!)
Rauft Brüder!, Immer wieder!
(騒げ兄弟! 何度でも!)
Lasst noch Wodka holen
(もっとウォッカを持ってこよう)
(Ho, Ho, Ho, Ho, Ho)
Denn wir sind Mongolen
(だって俺たちゃモンゴル人だから)
(Ha, Ha, Ha, Ha, Ha)
Und der Teufel kriegt uns früh genug!
(悪魔のお迎えですぐにあの世行きさ!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Reiter, Ho Leute,
(騎兵ども 野郎ども)
He Reiter, Immer weiter!
(騎兵ども 何度でも!)
” Dschinghis Khan”ってどんな曲? 歌詞や背景を徹底紹介!
皆さんは”ジンギスカン”という料理を知っていますか?
ジンギスカンは羊の肉である”マトン”や”ラム”などの食材を鉄板で調理した日本の北海道を中心に浸透している日本料理です。このジンギスカンは中央部が凸状になっている”ジンギスカン鍋”というものが作られるほど日本では親しまれています。
今回はこの”ジンギスカン”をグループ名に取り入れたアーティストが歌っている”Dschinghis Khan”という曲を紹介します。
果たして日本料理のチンギスカンとはどのような関係があるのでしょうか。
〇謎の6人グループ”Dschinghis Khan”とは
Dschinghis Khanは1979年に西ドイツでデビューした男女混合5人組グループです。
メンバーはボーカルの”Louis Hendrik Potgieter”をはじめとして、”Edina Pop”、”Henriette Pauline Strobel-Heichel”、”Steve Bender”、”Wolfgang Heichel”、”Leslie Mandoki”で構成されていました。
このDschinghis Khanは日本料理のジンギスカンではなく、モンゴルの初代皇帝である”Dschinghis Khan(ジンギス・カン)”に由来します。
Dschinghis Khanは1985年に解散しましたが、Steve Benderの尽力によって再結成され、2005年に活動を再開しました。しかし、翌年Steve Benderが末期の肺がんで他界し、残ったメンバー中心に構成された”The Legacy”というグループで活動を続けました。
楽曲は今回紹介するDschinghis Khanをはじめ、”Moskua(めざせモスクワ)”や”Samurai(サムライ)”というように世界各国の特徴や著名人をモデルにしているものを主体としています。
〇Dschinghis Khanの人気曲”Dschinghis Khan”とは
“Dschinghis Khan”はグループ名同様モンゴルのDschinghis Khanをモデルとした楽曲です。1979年に行われた”第24回ユーロビジョン・ソング・コンテスト”で第4位の成績を収めたり、西ドイツのチャートでも4週連続1位を獲得したりしています。日本でも多くのアーティストが日本語訳のカバーをしています。
Dschinghis Khanの歌詞は以下の様になっています。
モンゴルの戦乱時代の荒々しさ、Dschinghis Khanの当時の様子が歌詞で鮮明に表現されています。また、リズミカルな曲調は耳なじみを良くするだけでなく戦いの緊迫感や士気を高めようとしているイメージが湧いてきます。
1.
Sie ritten um die Wette
(草原の風の中)
mit dem Steppenwind,
(馬で駆け競い合う)
tausend Mann
(千人もの男たち)
(Ha, Hu, Ha)
Und einer ritt voran,
(先頭を駆ける一人の男)
dem folgten alle blind,
(皆が後に付き従う)
Dschingis Khan
(それがジンギスカン)
(Ha, Hu, Ha)
Die Hufe ihrer Pferde durchpeitschten den Sand
(馬のヒヅメは砂を蹴り上げ)
Sie trugen Angst und Schrecken in jedes Land
(諸国に不安と恐怖をもたらす)
Und weder Blitz noch Donner hielt sie auf
(稲妻も雷も彼らを止められない)
(Hu, Ha)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Reiter, Ho Leute,
(騎兵ども 野郎ども)
He Reiter, Immer weiter!
(騎兵ども 何度でも!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
Auf Brüder!, Sauft Brüder!,
(行こう兄弟! 飲もう兄弟!)
Rauft Brüder!, Immer wieder!
(騒げ兄弟! 何度でも!)
Lasst noch Wodka holen
(もっとウォッカを持ってこよう)
(Ho, Ho, Ho, Ho, Ho)
Denn wir sind Mongolen
(だって俺たちゃモンゴル人だから)
(Ha, Ha, Ha, Ha, Ha)
Und der Teufel kriegt uns früh genug!
(悪魔のお迎えですぐにあの世行きさ!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Reiter, Ho Leute,
(騎兵ども 野郎ども)
He Reiter, Immer weiter!
(騎兵ども 何度でも!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Männer, Ho Männer,
(野郎ども 野郎ども)
Tanzt Männer, So wie immer!
(踊れ野郎ども いつものように!)
Und man hört ihn lachen
(彼の笑い声が聞こえる)
(Ho, Ho, Ho, Ho, Ho)
Immer lauter lachen
(さらに大きくなる笑い声)
(Ha, Ha, Ha, Ha, Ha)
Und er leert den Krug in einem Zug.
(彼は酒を一気に飲み干した)
2.
Und jedes Weib, das ihm gefiel,
(気に入った女はみんな)
das nahm er sich in sein Zelt
(自分のテントに連れ込んだ)
Es hieß, die Frau, die ihn nicht liebte,
(彼を愛さなかった女性は)
(Ha, Hu, Ha)
gab es nicht auf der Welt
(この世界にはいなかったという)
(Ha, Hu, Ha)
Er zeugte sieben Kinder in einer Nacht
(彼は一夜にして7人の子どもを仕込み)
Und über seine Feinde hat er nur gelacht
(敵のことはただ嘲笑った)
Denn seiner Kraft konnt keiner widerstehen
(誰も彼の力に抗えなかった)
(Hu, Ha)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Reiter, Ho Leute,
(騎兵ども 野郎ども)
He Reiter, Immer weiter!
(騎兵ども 何度でも!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
Auf Brüder!, Sauft Brüder!,
(行こう兄弟! 飲もう兄弟!)
Rauft Brüder!, Immer wieder!
(騒げ兄弟! 何度でも!)
Lasst noch Wodka holen
(もっとウォッカを持ってこよう)
(Ho, Ho, Ho, Ho, Ho)
Denn wir sind Mongolen
(だって俺たちゃモンゴル人だから)
(Ha, Ha, Ha, Ha, Ha)
Und der Teufel kriegt uns früh genug!
(悪魔のお迎えですぐにあの世行きさ!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Reiter, Ho Leute,
(騎兵ども 野郎ども)
He Reiter, Immer weiter!
(騎兵ども 何度でも!)
Dsching, Dsching, Dschingis Khan
(ジン ジン ジンギスカン)
He Männer, Ho Männer,
(野郎ども 野郎ども)
Tanzt Männer, So wie immer!
(踊れ野郎ども いつものように!)
Und man hört ihn lachen
(彼の笑い声が聞こえる)
(Ho, Ho, Ho, Ho, Ho)
Immer lauter lachen
(さらに大きくなる笑い声)
(Ha, Ha, Ha, Ha, Ha)
Und er leert den Krug in einem Zug
(彼は酒を一気に飲み干した)
(Hu, Ha, Hu, Ha, Hu)
以上が”Dschinghis Khan”というグループが歌っている”Dschinghis Khan”という楽曲の紹介です。冒頭で出した日本料理のジンギスカンとは関係ありませんでしたが錆のリズムが印象的で繰り返し聞きたくなるような楽曲です。
Dschinghis Khanは各国の歴史をモデルとしていますがその他のアーティストも様々な拘りを持っています。同じアーティストの音楽を聞く際はそのような共通点を探しながら聞いてみると一段と音楽を楽しめるかもしれません。
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【ドイツ旅行】 ドイツ人が選ぶ - オススメ観光スポット5選
ボン近郊ケーニッヒスヴィンターの岩山にあるドラッヘンブルク城。
このドラッヘンブルク城は、竜の城と呼ばれています。
なぜドラッヘンブルク城が竜の城と呼ばれるのでしょうか。
それは、ドラッヘンブルク城にあのジークフリートの伝説があるからです。
アニメやゲームなどの創作物で有名なジークフリート。
誰もが知っている有名なジークフリートが竜を倒した舞台こそ、ドラッヘンブルク城が建っている岩山なんです。
スマートフォンゲーム:Fate Grand Orderのファンでジークフリートが好きな人なら一度は行ってみたいのではないでしょうか。
ドラッヘンブルク城のアクセス方法は、直接ドラッヘンブルク城がある山を登るハイキング方法か、ドイツ最古の登山列車に乗る方法の2つがあります。
山登りが好きではない人は登山列車がおすすめですよ。
山の上にあるドラッヘンブルク城から見た景色は、ライン川を一望することができます。
ドラッヘンブルク城は1882年~1884年に作られたお城で、政治的や軍事的な役割ではなく、金融家の個人邸宅として作られました。
ドラッヘンブルク城は、個人邸宅として建てられているため、たくさんの花などが植えられている庭園や噴水があります。
さらにドラッヘンブルク城の麓には、ドラゴンは爬虫類ということもあり、爬虫類博物館があります。
爬虫類博物館にはいろんな爬虫類が飼育されていて、爬虫類好きな人にはおすすめです。
爬虫類博物館の中に、大きなドラゴンのモニュメントがあり、びっくりするのではないでしょうか。
ドラッヘンブルク城のお土産で、「竜の血のワイン」があります。
この「竜の血のワイン」を飲んで、あなたもジークフリートの気分を味わってみるのもいいと思います。
・アウグストゥスブルク城
ドイツのケルンとボンの挟まれている小さな町ブリュールにアウグストゥスブルク城があります。
このアウグストゥスブルク城は、1723年の選帝候兼ケルン大司教だったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンが夏の期間を過ごす離宮でした。
クレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンは、名門のバイエルン選帝侯ヴィッテルスバッハ家にもかかわらず、政治や聖職に興味を示さず、あまり評判の良い人ではありませんでした。
あまり評判の良い人ではなかったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルン。
そんなクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンの名声を唯一守っているのが、アウグストゥスブルク城なんです。
アウグストゥスブルク城のすごさといえば、ロココ調の豪華絢爛な内装にあります。
アウグストゥスブルク城のロココ調の内装を一言で言い表すと、絵画のような世界に入り込んだような内装と言えます。
とくにすごいのが、入り口すぐにある大階段です。
大階段の手すりには金色でできた細かな彫刻があり、壁にはきれいな絵画が飾られています。
日本ではまず見ることができない建造物です。
さらに、アウグストゥスブルク城の建物以外にすごいのが、バロック様式で作られたアウグストゥスブルク城の庭園です。
このアウグストゥスブルク城の庭園は、フランスにあるベルサイユ宮殿の庭園と遜色ないほどに似ています。
そんなアウグストゥスブルク城は、世界遺産にも登録されています。
世界遺産に登録されたお城と庭園を見に行ってはいかがでしょうか。
・マックス・エルンスト博物館
マックス・エルンスト博物館は、先ほど紹介したアウグストゥスブルク城のすぐ近くにあります。
マックス・エルンスト博物館は、20世紀のモダン・アートで有名なドイツの画家:マックス・エルンストの70年にわたる芸術活動の歴史と作品が見ることができる博物館です。
アートに興味がない人は、マックス・エルンスト博物館にコーヒーショップがあるので、コーヒーを飲むのもいいと思います。
マックス・エルンストは、美術界に2つの技法を発明しています。
その2つの技法は、「コラージュ」と「フロッタージュ」です。
コラージュは、新聞の切り抜きや壁紙、雑誌などを切り貼りすることで作品を作る技法。
フロッタージュは、木や石などの上に紙を置いて筆をこすることで模様を浮かび上がらせる技法。
マックス・エルンストは、「コラージュ」と「フロッタージュ」の2つの技法で作品を描いています。
マックス・エルンストの作品を紹介します。
「セレベスの像」
遠目で見ると大きく黒いボイラーや黒い像のように見える作品。
さらに首のない女のマネキンがあり、なんとも奇妙な世界観が広がっています。
このようにボイラーや牙など一度は見たことがあるイメージを組み合わせることで奇妙な世界観が表現されています。
「沈黙の目」
タコや貝などの海洋生物の模様のような岩が多くある作品。
私も美術館で「沈黙の目」を初めて見たときは、岩なのに生物が入っていてなんともいえない不思議な作品だと思いました。
不思議なものばかりだと思うと、岩の横には女の模型があり、思考力が鍛えられる作品です。
奇妙な作品を見ることができるマックス・エルンスト博物館に行くのもありだと思います。
・History of the Federal Republic of Germany
History of the Federal Republic of Germanyは、ドイツのボンにあるドイツの現代史博物館です。
History of the Federal Republic of Germanyに行くだけで、ドイツの第二次世界大戦時のヒトラーの時代から東西分断時代、現在のドイツの歴史を一気に学ぶことができます。
さらに、毎年約100万人もの観光客が訪れるボンの人気スポットです。
History of the Federal Republic of Germanyの入場料は無料のため、非常に入りやすいと思い
■ブログ内容の紹介
ドイツ人のマキシーさんにドイツのおすすめ観光スポット5選伺いました! 次の旅に向けて参考にしてくださいー!🇩🇪
■Ko Watanabeの紹介
Instagram:https://www.instagram.com/ko_watanabe_ig
■ドイツの観光地
・ドラッヘンブルク城
ボン近郊ケーニッヒスヴィンターの岩山にあるドラッヘンブルク城。
このドラッヘンブルク城は、竜の城と呼ばれています。なぜドラッヘンブルク城が竜の城と呼ばれるのでしょうか。それは、ドラッヘンブルク城にあのジークフリートの伝説があるからです。
アニメやゲームなどの創作物で有名なジークフリート。誰もが知っている有名なジークフリートが竜を倒した舞台こそ、ドラッヘンブルク城が建っている岩山なんです。スマートフォンゲーム:Fate Grand Orderのファンでジークフリートが好きな人なら一度は行ってみたいのではないでしょうか。
ドラッヘンブルク城のアクセス方法は、直接ドラッヘンブルク城がある山を登るハイキング方法か、ドイツ最古の登山列車に乗る方法の2つがあります。
山登りが好きではない人は登山列車がおすすめですよ。山の上にあるドラッヘンブルク城から見た景色は、ライン川を一望することができます。
ドラッヘンブルク城は1882年~1884年に作られたお城で、政治的や軍事的な役割ではなく、金融家の個人邸宅として作られました。ドラッヘンブルク城は、個人邸宅として建てられているため、たくさんの花などが植えられている庭園や噴水があります。
Drachenfelsstraße 118, 53639 Königswinter, Deutschland
さらにドラッヘンブルク城の麓には、ドラゴンは爬虫類ということもあり、爬虫類博物館があります。爬虫類博物館にはいろんな爬虫類が飼育されていて、爬虫類好きな人にはおすすめです。爬虫類博物館の中に、大きなドラゴンのモニュメントがあり、びっくりするのではないでしょうか。ドラッヘンブルク城のお土産で、「竜の血のワイン」があります。この「竜の血のワイン」を飲んで、あなたもジークフリートの気分を味わってみるのもいいと思います。
ドイツのケルンとボンの挟まれている小さな町ブリュールにアウグストゥスブルク城があります。このアウグストゥスブルク城は、1723年の選帝候兼ケルン大司教だったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンが夏の期間を過ごす離宮でした。クレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンは、名門のバイエルン選帝侯ヴィッテルスバッハ家にもかかわらず、政治や聖職に興味を示さず、あまり評判の良い人ではありませんでした。あまり評判の良い人ではなかったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルン。そんなクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンの名声を唯一守っているのが、アウグストゥスブルク城なんです。アウグストゥスブルク城のすごさといえば、ロココ調の豪華絢爛な内装にあります。アウグストゥスブルク城のロココ調の内装を一言で言い表すと、絵画のような世界に入り込んだような内装と言えます。とくにすごいのが、入り口すぐにある大階段です。大階段の手すりには金色でできた細かな彫刻があり、壁にはきれいな絵画が飾られています。
日本ではまず見ることができない建造物です。さらに、アウグストゥスブルク城の建物以外にすごいのが、バロック様式で作られたアウグストゥスブルク城の庭園です。このアウグストゥスブルク城の庭園は、フランスにあるベルサイユ宮殿の庭園と遜色ないほどに似ています。
そんなアウグストゥスブルク城は、世界遺産にも登録されています。世界遺産に登録されたお城と庭園を見に行ってはいかがでしょうか。
Parkplatz, Max-Ernst-Allee, 50321 Brühl, Deutschland
https://maxernstmuseum.lvr.de/
・マックス・エルンスト博物館
マックス・エルンスト博物館は、先ほど紹介したアウグストゥスブルク城のすぐ近くにあります。
アートに興味がない人は、マックス・エルンスト博物館にコーヒーショップがあるので、コーヒーを飲むのもいいと思います。
マックス・エルンスト博物館は、20世紀のモダン・アートで有名なドイツの画家:マックス・エルンストの70年にわたる芸術活動の歴史と作品が見ることができる博物館です。
マックス・エルンストは、美術界に2つの技法を発明しています。その2つの技法は、「コラージュ」と「フロッタージュ」です。コラージュは、新聞の切り抜きや壁紙、雑誌などを切り貼りすることで作品を作る技法。フロッタージュは、木や石などの上に紙を置いて筆をこすることで模様を浮かび上がらせる技法。マックス・エルンストは、「コラージュ」と「フロッタージュ」の2つの技法で作品を描いています。
マックス・エルンストの作品を紹介します。
「セレベスの像」
遠目で見ると大きく黒いボイラーや黒い像のように見える作品。さらに首のない女のマネキンがあり、なんとも奇妙な世界観が広がっています。このようにボイラーや牙など一度は見たことがあるイメージを組み合わせることで奇妙な世界観が表現されています。
「沈黙の目」
タコや貝などの海洋生物の模様のような岩が多くある作品。私も美術館で「沈黙の目」を初めて見たときは、岩なのに生物が入っていてなんともいえない不思議な作品だと思いました。不思議なものばかりだと思うと、岩の横には女の模型があり、思考力が鍛えられる作品です。奇妙な作品を見ることができるマックス・エルンスト博物館に行くのもありだと思います。
Comesstraße 42, 50321 Brühl, Deutschland
・History of the Federal Republic of Germany
History of the Federal Republic of Germanyは、ドイツのボンにあるドイツの現代史博物館です。History of the Federal Republic of Germanyに行くだけで、ドイツの第二次世界大戦時のヒトラーの時代から東西分断時代、現在のドイツの歴史を一気に学ぶことができます。さらに、毎年約100万人もの観光客が訪れるボンの人気スポットです。History of the Federal Republic of Germanyの入場料は無料のため、非常に入りやすいと思います。History of the Federal Republic of Germanyは、4000平方メートル のスペースに7000を超す展示品があり、戦後に使われていたドイツのラジオやファッション、車などの日用品を見ることができます。History of the Federal Republic of Germanyの展示品の中でもすごいのがベルリンの壁のモニュメントです。ベルリンの壁の実際のレンガなどが置いてあります。さらに、第二次世界大戦時の展示品には、戦闘機のオブジェがあり、戦争の恐ろしさも学ぶことができます。なかでもすごい迫力があるのが、東ドイツでおこった「東ベルリン暴動」の展示です。ソ連の戦車がすごく大きく近くで見ると恐怖感が伝わってきます。History of the Federal Republic of Germanyはドイツの歴史だけでなく、実際に使われていた宇宙服やなんと月の石も展示されているんです。ドイツの歴史の博物館で月の石が見られるなんてすごいですよね。博物館見学が疲れたら、レストランとカフェもあるので、休憩もできます。ドイツの歴史を学びたいのなら、History of the Federal Republic of Germanyがおすすめです。
ドイツのデュッセルドルフにあるメディエンハーフェン。メディエンハーフェンは、もともと交易港として使われていたデュッセルドルフ港が再開発されたエリアです。メディエンハーフェンは、目を引くような変わった建物が多くあります。目を引くような変わった建物が多いことで、ドイツのメディア会社が多く集まっています。たとえば、メディエンハーフェンにある建物は、ビルなのに直線が全くないグニャグニャのビル、Gehry-Bauten(ゲーリーのビル)、ビルにいっぱいの人形がへばりついている「Flossis」や赤レンガの建物の上に乗っているガラスとコンクリートの建物「Wolkenbügel」などです。とくに、直線がないグニャグニャのビル、Gehry-Bauten(ゲーリーのビル)は、世界的に有名なカナダ出身の建築家フランク・ゲーリーが設計しています。直線がないグニャグニャなビルのGehry-Bauten(ゲーリーのビル)には、実際にビルに住んでいる人がいたり、会社のオフィスとしても使われているので驚きです。日本には絶対にないような建物が多いメディエンハーフェン、実際に自分の目で見るとこの世のものなのかと驚きを隠せないのではないでしょうか。
Am Handelshafen 21, 40221 Düsseldorf, Deutschland