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ドイツ人のマキシーさんにドイツのおすすめ観光スポット5選伺いました! 次の旅に向けて参考にしてくださいー!🇩🇪
■Ko Watanabeの紹介
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■ドイツの観光地
・ドラッヘンブルク城
ボン近郊ケーニッヒスヴィンターの岩山にあるドラッヘンブルク城。
このドラッヘンブルク城は、竜の城と呼ばれています。なぜドラッヘンブルク城が竜の城と呼ばれるのでしょうか。それは、ドラッヘンブルク城にあのジークフリートの伝説があるからです。
アニメやゲームなどの創作物で有名なジークフリート。誰もが知っている有名なジークフリートが竜を倒した舞台こそ、ドラッヘンブルク城が建っている岩山なんです。スマートフォンゲーム:Fate Grand Orderのファンでジークフリートが好きな人なら一度は行ってみたいのではないでしょうか。
ドラッヘンブルク城のアクセス方法は、直接ドラッヘンブルク城がある山を登るハイキング方法か、ドイツ最古の登山列車に乗る方法の2つがあります。
山登りが好きではない人は登山列車がおすすめですよ。山の上にあるドラッヘンブルク城から見た景色は、ライン川を一望することができます。
ドラッヘンブルク城は1882年~1884年に作られたお城で、政治的や軍事的な役割ではなく、金融家の個人邸宅として作られました。ドラッヘンブルク城は、個人邸宅として建てられているため、たくさんの花などが植えられている庭園や噴水があります。
Drachenfelsstraße 118, 53639 Königswinter, Deutschland
さらにドラッヘンブルク城の麓には、ドラゴンは爬虫類ということもあり、爬虫類博物館があります。爬虫類博物館にはいろんな爬虫類が飼育されていて、爬虫類好きな人にはおすすめです。爬虫類博物館の中に、大きなドラゴンのモニュメントがあり、びっくりするのではないでしょうか。ドラッヘンブルク城のお土産で、「竜の血のワイン」があります。この「竜の血のワイン」を飲んで、あなたもジークフリートの気分を味わってみるのもいいと思います。
ドイツのケルンとボンの挟まれている小さな町ブリュールにアウグストゥスブルク城があります。このアウグストゥスブルク城は、1723年の選帝候兼ケルン大司教だったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンが夏の期間を過ごす離宮でした。クレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンは、名門のバイエルン選帝侯ヴィッテルスバッハ家にもかかわらず、政治や聖職に興味を示さず、あまり評判の良い人ではありませんでした。あまり評判の良い人ではなかったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルン。そんなクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンの名声を唯一守っているのが、アウグストゥスブルク城なんです。アウグストゥスブルク城のすごさといえば、ロココ調の豪華絢爛な内装にあります。アウグストゥスブルク城のロココ調の内装を一言で言い表すと、絵画のような世界に入り込んだような内装と言えます。とくにすごいのが、入り口すぐにある大階段です。大階段の手すりには金色でできた細かな彫刻があり、壁にはきれいな絵画が飾られています。
日本ではまず見ることができない建造物です。さらに、アウグストゥスブルク城の建物以外にすごいのが、バロック様式で作られたアウグストゥスブルク城の庭園です。このアウグストゥスブルク城の庭園は、フランスにあるベルサイユ宮殿の庭園と遜色ないほどに似ています。
そんなアウグストゥスブルク城は、世界遺産にも登録されています。世界遺産に登録されたお城と庭園を見に行ってはいかがでしょうか。
Parkplatz, Max-Ernst-Allee, 50321 Brühl, Deutschland
https://maxernstmuseum.lvr.de/
・マックス・エルンスト博物館
マックス・エルンスト博物館は、先ほど紹介したアウグストゥスブルク城のすぐ近くにあります。
アートに興味がない人は、マックス・エルンスト博物館にコーヒーショップがあるので、コーヒーを飲むのもいいと思います。
マックス・エルンスト博物館は、20世紀のモダン・アートで有名なドイツの画家:マックス・エルンストの70年にわたる芸術活動の歴史と作品が見ることができる博物館です。
マックス・エルンストは、美術界に2つの技法を発明しています。その2つの技法は、「コラージュ」と「フロッタージュ」です。コラージュは、新聞の切り抜きや壁紙、雑誌などを切り貼りすることで作品を作る技法。フロッタージュは、木や石などの上に紙を置いて筆をこすることで模様を浮かび上がらせる技法。マックス・エルンストは、「コラージュ」と「フロッタージュ」の2つの技法で作品を描いています。
マックス・エルンストの作品を紹介します。
「セレベスの像」
遠目で見ると大きく黒いボイラーや黒い像のように見える作品。さらに首のない女のマネキンがあり、なんとも奇妙な世界観が広がっています。このようにボイラーや牙など一度は見たことがあるイメージを組み合わせることで奇妙な世界観が表現されています。
「沈黙の目」
タコや貝などの海洋生物の模様のような岩が多くある作品。私も美術館で「沈黙の目」を初めて見たときは、岩なのに生物が入っていてなんともいえない不思議な作品だと思いました。不思議なものばかりだと思うと、岩の横には女の模型があり、思考力が鍛えられる作品です。奇妙な作品を見ることができるマックス・エルンスト博物館に行くのもありだと思います。
Comesstraße 42, 50321 Brühl, Deutschland
・History of the Federal Republic of Germany
History of the Federal Republic of Germanyは、ドイツのボンにあるドイツの現代史博物館です。History of the Federal Republic of Germanyに行くだけで、ドイツの第二次世界大戦時のヒトラーの時代から東西分断時代、現在のドイツの歴史を一気に学ぶことができます。さらに、毎年約100万人もの観光客が訪れるボンの人気スポットです。History of the Federal Republic of Germanyの入場料は無料のため、非常に入りやすいと思います。History of the Federal Republic of Germanyは、4000平方メートル のスペースに7000を超す展示品があり、戦後に使われていたドイツのラジオやファッション、車などの日用品を見ることができます。History of the Federal Republic of Germanyの展示品の中でもすごいのがベルリンの壁のモニュメントです。ベルリンの壁の実際のレンガなどが置いてあります。さらに、第二次世界大戦時の展示品には、戦闘機のオブジェがあり、戦争の恐ろしさも学ぶことができます。なかでもすごい迫力があるのが、東ドイツでおこった「東ベルリン暴動」の展示です。ソ連の戦車がすごく大きく近くで見ると恐怖感が伝わってきます。History of the Federal Republic of Germanyはドイツの歴史だけでなく、実際に使われていた宇宙服やなんと月の石も展示されているんです。ドイツの歴史の博物館で月の石が見られるなんてすごいですよね。博物館見学が疲れたら、レストランとカフェもあるので、休憩もできます。ドイツの歴史を学びたいのなら、History of the Federal Republic of Germanyがおすすめです。
ドイツのデュッセルドルフにあるメディエンハーフェン。メディエンハーフェンは、もともと交易港として使われていたデュッセルドルフ港が再開発されたエリアです。メディエンハーフェンは、目を引くような変わった建物が多くあります。目を引くような変わった建物が多いことで、ドイツのメディア会社が多く集まっています。たとえば、メディエンハーフェンにある建物は、ビルなのに直線が全くないグニャグニャのビル、Gehry-Bauten(ゲーリーのビル)、ビルにいっぱいの人形がへばりついている「Flossis」や赤レンガの建物の上に乗っているガラスとコンクリートの建物「Wolkenbügel」などです。とくに、直線がないグニャグニャのビル、Gehry-Bauten(ゲーリーのビル)は、世界的に有名なカナダ出身の建築家フランク・ゲーリーが設計しています。直線がないグニャグニャなビルのGehry-Bauten(ゲーリーのビル)には、実際にビルに住んでいる人がいたり、会社のオフィスとしても使われているので驚きです。日本には絶対にないような建物が多いメディエンハーフェン、実際に自分の目で見るとこの世のものなのかと驚きを隠せないのではないでしょうか。
Am Handelshafen 21, 40221 Düsseldorf, Deutschland