【ドイツ人ネイティブ先生】ドイツ語で時間の詳しいルール⏰ ドイツ語の数
今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。
時間の言い方はいろいろあります。日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。
まず大事 必要なこと下記になります。
Nach~ (~の後に)
Vor~ (~の前に)
Viertel (15分(4分の1))
Halb (30分(半分))
ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!
今回はドイツ語で時間の言い方を勉強していきたいと思います。
時間の言い方はいろいろあります。
ネイティブのドイツ人にとっても難しく、理解が大変ですが、大事なことなので是非覚えましょう!
ドイツ語で12時間制(話し言葉)
まず、日常会話の時間は12時間制となっています。例えば、友達との待ち合わせで朝の7時なのか、夜の7時なのかを確認しながら、約束をします。19時に会おう!とは言いません。
まず大事 必要なこと下記になります。
Nach~ (~の後に)
Vor~ (~の前に)
Viertel (15分(4分の1))
Halb (30分(半分))
大体、きりの良い時間に待ち合わせをすると思いますが、日本人だと○時もしくは○時半集合が大半かと思います。
一方、ドイツは15分刻みに待ち合わせをすることが多いです。(○:00、○:15、○:30、○:45)
ここが日本人とドイツ人の感覚の違いがありますね。
ちなみに仲良のいい友達との待ち合わせだと、バスが7:02に来る場合、7:01にバス停集合!となります。
友達だと中途半端な時間帯に待ち合わせをする場合もありますが、仕事関連だと15分刻みが多いです。
ドイツには半分という考え方がありまして、○:30だと1時間の半分ですよね。ドイツ語だと次のような複雑な言い方をします。
5:30 → halbn sechs(6時まであと30分)
7:30 → halb acht(8時まであと30分)
10:30 → halb elf(11時まであと30分)
この言い方はネイティブでも間違えます。
聞いている方が間違えやすいので、メールやチャット等で再確認をすることをお勧めします。
ネイティブが間違えやすいので、日本人も間違えやすいと思いますよ。
▼Nach~ (~の後に)
7:05 fünf nach sieben (7時の5分後)
2:15 viertel nach zwei(2時の15分後)
1:03 drei nach eins (1時の3分後)
13:10 zehn nach eins (1時の10分後)
13:15 Viertel nach eins (1時の15分後)
13:20 zwanzig nach eins (1時の20分後)
▼vor~ (~の前に) 20分から29分の言い方
20分から29分の言い方は「前」の感覚でvor ~(~の前に)を使います。
順番に気を付けて使いましょう!
例えば・・・
13:20 zehn vor halb zwei (1時半の10分前)
13:25 fünf vor halb zwei (1時半の5分前)
この言い方はドイツ人でも難しいので時計通りの言い方をする人もいます。
親や祖父母等の世代はこの難しい言い方をする人もいるので、必ず文字にして再確認することをお勧めします。
▼nach 〜 (〜の後に) 31分~40分の言い方
31分~40分の言い方はnach 〜 (〜の後に) を使います。
30分になってから何分経ったかの表現になります。
7:35 fünf nach halb acht (7時半の5分後)
13:35 fünf nach halb zwei (1時半の5分後)
13:40 zehn nach halb zwei (1時半の10分後)
▼vor 〜 (〜の前に) 40分〜59分までの言い方
40分〜59分までの言い方はvor 〜 (〜の前に) を使います。
5:50 zehn vor sechs (6時の10分前)
13:40 zwanzig vor zwei (2時の20分前)
13:45 Viertel vor zwei (2時の15分前)
13:50 zehn vor zwei (2時の10分前)
13:55 fünf vor zwei (2時の5分前)
▼ドイツ語で〜時すぎ、〜時前の言い方
日本語と同じように、「〜時すぎ」、「〜時前」という表現もあります。
ドイツ語では、日常会話 (12時間制の言い方) では、1分や3分など、1〜4分の細かい数字は言わないことが多く、そのような場合は「〜時すぎ」「〜時前」 のような表現をします。
kurz (少しの間)
kurz nach (少し過ぎている)
kurz vor (少し前) = gleich
gleich (まもなく) = kurz vor
13:01〜13:04
kurz nach eins (1時すぎ)
13:26〜13:29
kurz vor halb zwei (1時半前)
gleich halb zwei (まもなく1時半)
13:31〜13:34
kurz nach halb zwei (1時半すぎ)
13:56〜13:59
kurz vor zwei (2時前)
gleich zwei (まもなく2時)
▼東・南ドイツ・オーストリアの時間に関する言い方
東ドイツ・南ドイツの一部・オーストリアでは、15分・45分を違う言い方をします。
「次の時間に向かって何分進んだか」という考え方をします。
実際の時間より先の時間を言わないといけないので、気をつけてください。
【東ドイツの場合】
13:45 drei Viertel zwei (2時に向かって15分×3 進んだ)
地方によって言い方が違います。
▼ドイツ語で午前・午後
6:00 〜 10:00 morgens/ früh(朝に)
10:00 〜 12:00 vormittags(午前に)
12:00 〜 14:00 mittags(お昼・午後に)
14:00 〜 18:00 nachmittags(午後・夕方に)
18:00 〜 22:00 abends(夜に)
22:00 〜 6:00 nachts(夜遅くに)
24:00 (0:00) Mitternacht / mitternachts (深夜0時に)
例文
Der Zug faehrt um halb sieben von hier ab.
(その列車は「7時の半分」(=6時30分)にここを出発する。)
Das Konzert beginnt um fuenf vor halb zehn.
(そのコンサートは「10時の半分の5分前」(=9時25分)に始まる。)
※halb:2分の1
Das Konzert beginnt um Viertel vor sechs.
(そのコンサートは「6時の15分前」(=5時45分)に始まる。)
※Viertel:4分の1
24時間制(書き言葉)
12時間の時間制にした方が正しいので、メールでのやり取りは24時間制になります。
今まで紹介した言い方は話し言葉でしたが、これから紹介する24時間制の表現は書き言葉です。
ちなみに、私は正式な24時間制の言い方は話し言葉でも使っています。5分前や15分前等は混乱するからです。
一方、親や祖父母世代は12時間制の言い方をするので、どちらも覚える必要があります。
また、ゲーテ(Goethe)のA1の試験で必ず出るので、このポイントは絶対に覚えた方がいいです!!!
24時間制の言い方は簡単ですよ♪
時間 + Uhr + 分 の順に数字を読むだけです!
8:15 acht Uhr fünfzehn
12:30 zwölf Uhr dreißig
17:50 siebzehn Uhr fünfzig
19:12 neunzehn Uhr zwölf
20:15 zwanzig Uhr fünfzehn
23:30 reiundzwanzig Uhr dreißig
▼ドイツ語で00分の時
9:00 neun Uhr
13:00 dreizehn Uhr
20:00 zwanzig Uhr
ドイツ語で「〜時ちょうど」と言う時は、genau, punkt, exakt を使います。
Es ist genau 8 Uhr.
Es ist punkt 8 Uhr.
Es ist exakt 8 Uhr.
24時間制(digitale Uhr)/12時間制(normale Uhr)
16:00(16.00 Uhr):vierzehn Uhr/vier (Uhr)
16:05(16.05 Uhr):vierzehn Uhr fuenf/fuenf nach vier
16:15(16.15 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundfuenfzehn/(ein) Viertel nach vier
16:25(16.25 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundzwanzig/fuenf vor halb vier
16:30(16.30 Uhr):vierzehn Uhr dreissig/halb fuenf
16:35(16.35 Uhr):vierzehn Uhr fuenfunddreissig/fuenf nach halb fuenf
16:45(16.45 Uhr):vierzehn Uhr fuenfundvierzig/(ein) Viertel vor fuenf
16:50(16.50 Uhr):vierzehn Uhr fuenfzig/zehn vor fuenf
17:00(17.00 Uhr):fuenfzehn Uhr/fuenf (Uhr)
書き方
時刻の書き方は、ほぼ日本と同じで、基本的にはコロンで区切るだけです。
なお、正式な書き方は、その後にUhrを付けます。
13:50
13:50 Uhr
24時時間制では、Uhr(時)を付けても、付けなくても大丈夫です。
一方、12時間制はUhr(時)を付けない方が自然です。
聞き方
時間の聞き方は2つの言い方があります。
Wie spät ist es? / Wie viel Uhr ist es?(何時ですか?)
Wie spät ist es? の方がよく使われるので、こちらをまず覚えましょう!
答える時は、
Es ist 〜.
と答えます。英語の It is 〜.と同じ意味になります。
なお、spät = 遅い という意味で、直訳すると「どのくらい遅いですか?」という意味ですが、「何時ですか?」という意味になります。
別れ際に言う、Bis später!(また後で)も、この spät が使われていますよ。
Wie viel Uhr ist es? は、少し堅い言い方になります。
日常会話ではあまり使わないので、聞いたときに分かるようにだけしておきましょう💡
Wie spät ist es?(何時ですか?)
Wie viel Uhr ist es? (何時ですか?)
12時間制:Es ist zwölf.(12:00です。)
24時間制:Es ist zwölf Uhr.(12:00です。)
12時間制:Es ist zwei nach halb sechs.(5:32です。)
24時間制:Es ist fünf Uhr zweiunddreißig. (5:32です。)
12時間制:Es ist Viertel vor fünf.(4:45です。)
24時間制:Es ist vier Uhr fünfundvierzig. (4:45です。)
▼ドイツ語で「〜時から〜時まで」と言う時の前置詞
von 〜(〜時から)
bis 〜(〜時まで)
von 〜 bis 〜(〜時から〜時まで)
Ich arbeite am Montag von 9 bis 17 Uhr.
Von 9 bis 17 Uhr arbeite ich am Montag.
(私は月曜日に9時から17時まで働きます。)
ドイツのお店の営業時間は本当に短いので、かならず確認するようにしてください。
ちなみに、ドイツでは店の営業が可能な時間は法律で制限されています。20時以降と日曜日・祝日は営業が禁止となっています。ガソリンスタンド・駅ビルにある店等、一部の例外はありますが、スーパーやデパートは基本的に閉まっているので、気を付けましょう!
▼ドイツ語で「だいたい」の時間の聞き方
おおよその時間を聞く時は、ungefähr をつけます。
Wie viel Uhr ungefähr ist es?(だいたい何時ですか?)
Wann ungefähr kommst du am Bahnhof an?(だいたい いつ頃に駅に着くの?)
※聞く時は gegen ではないので気をつけましょう!
「おおよその時刻」を表すには前置詞gegenを使います。
Er kommt gegen 9Uhr. (彼は9時頃に来ます)
以上のように、前置詞 gegenや「およそ」という意味の副詞 ungefährを用いると「○時頃」というおおよその時間を表すことができます。
gegen 5/ungefähr 5= 5時頃
*この場合はUhrはつけません。
質問文:ungefähr
答える時:gegen
【例文】
Wann ungefähr kommst du?(だいたい何時頃に来る?)
Ich komme gegen 8./Ich komme ungefähr 8.(8時ぐらいに行くよ!)
※gegenは質問する際には使いませんが、ungefährは質問・受け答えどちらでも使えます。
他にも「だいたい(おおよそ)」の時間の伝え方があります。
Kurz(頃)
Gleich(もうすぐ)
【例文】
Kurz vor zwei(2時ちょっと前)→「1:58」に使います。
Gleich zwei(もうすぐ2時)→「1:58」に使います。
Kurz nach zwei(2時ちょっと後)→「2:02」に使います。
ドイツ語で時間に関する単語
Stunde 時間(単位)
Minute 分
Sekunde 秒
Uhrzeigersinn 時計回り
Uhrzeiger 時計の針
Stundenzeiger 時針
Minutenzeiger 分針
Zeiger 針
Zifferblatt das 文字盤
ドイツ語で時間に関する表現
時間に関する表現をいくつかご紹介します。
Wann stehen Sie jeden Morgen auf?(毎日何時に起きますか?)
Ich stehe morgens um halb sieben auf.(朝6時半に起きます。)
Morgen Nachmittag gegen zwei?(明日の午後2時頃にする?)
Lass uns am Mittag um Viertel vor eins treffen!(お昼の1時に会おうよ。)
Wir redeten bis um vier.(私たちは4時まで話をした。)
Bis wie viel Uhr muss ich mich anmelden?
(何時までにチェックインする必要がありますか? (ホテルで))
Ab wie viel Uhr beginnt die Sitzung?(会議は何時からですか?)
Ab halb drei nachmittags beginnt die Sitzung.(午後2時半から会議です。)
Er wartete eine dreiviertel Stunde auf seinen Freund.(彼は友人を45分待ちました。)
Es ist kein Problem. Ich bin rechtzeitig.(大丈夫です。間に合います。)
Von wann bis wann sind die Arbeitszeiten?(勤務時間は何時から何時までですか?)
Wir arbeiten von morgens neun Uhr bis nachmittags um fünf.
(朝9時から午後5時までです。)
Wann gehen Sie abends schlafen?(夜は何時頃に寝ますか?)
Normalerweise schlafe ich gegen zwölf Uhr.(普段は12時頃に寝ます。)
Samstags sind die Geschäfte von 9 Uhr bis 15 Uhr öffnen.
(そのお店は土曜日は午前9時から午後3時まで営業しています。)
Ich erledigte die Arbeit in einer Stunde.(私はその仕事を1時間で片付けました。)
Ich fliege heute Nachmittag mit der Maschine um zwei Uhr.
(午後2時の便で行きます。)
Hast du Zeit, mit mir ins Kino zu gehen?(映画に行く時間ありますか?)
Die Sendung wird jeden Sonntag um 20 Uhr ausgestrahlt.
(その番組は毎週日曜日の8時から放送されます。)
Ich glaube, das Baseballspiel hat schon angefangen. – Oh! Ich habe total die Zeit vergessen.
(野球の試合がもう始まっていると思う。- あ! 時間をすっかり忘れてた。)
Wann treffen wir uns am Samstag?(土曜日は何時に会いますか?)
Welche Uhrzeit passt zu dir?(何時だと都合がいい?)
Um 10:30 Uhr wäre es für mich am besten.(10時30分が一番ちょうどいいね。)
前置詞まとめ
▼um 「いつ (時間)」
umは正確な時間を示す時に使用します。
【例文】
Ich bin heute um 8 Uhr zur Arbeit gekommen.(今日は8時に出社したよ。)
Wann treffen wir uns morgen?(明日は何時に会う?)
Um 13 Uhr 15.(午後1時15分だね。)
▼gegen「いつごろ」
gegenは「~時頃」といったおおよその時間を指して使われます。
【例文】
Gegen 18 Uhr treffen wir uns hier!(午後6時くらいに集まろう!)
Ich hole euch gegen sechs Uhr mit dem Auto ab.(六時頃車で迎えにいきます。)
Wir waren nicht vor 4 Uhr früh zu Hause.(朝の4時頃まで盛り上がりました。)
Er wird gegen vier Uhr hier sein.(彼は4時頃には戻ると思います。)
▼innerhalb 「~の時間内に」
innerhalbは「~の中に」という意味の前置詞です。
時間を指す単語とともに使えば「~の時間内に」といった意味となります。
【例文】
Bitte kommen Sie innerhalb der Öffnungszeiten.(営業時間内に来て下さい。)
Ich werde Sie in zwei Stunden anrufen und Ihnen den genauen Übergabeort nennen.
(2時間以内に電話をします。)
Wir müssen bei null anfangen, und es sind keine 24 Stunden mehr.
(24時間以内に 仕上げなきゃなければいけません。)
▼außerhalb 「~の時間外に」
außerhalbはinnerhalbとは対象的に「~の外に」という意味の前置詞です。
時間を指す単語とともに使えば「~の時間外に」といった意味となります。
【例文】
Was führt Sie außerhalb Ihrer Dienstzeit her?(勤務時間外に何故ここにいるのですuberか?)
Verlegen Sie die Kundengewinnung ggf. auf Termine außerhalb der Geschäftszeiten(必要に応じて、業務時間外に電話をします。)
Für die meisten Standorte ist es möglich, einen Mietwagen außerhalb der Öffnungszeiten zu reservieren.
(ほとんどの場所でレンタカーを営業時間外に利用することは可能です。)
▼über 「~にかけて」
überは未来の期間を予定の期間や日時を指して使われます。
【例文】
Wir fahren über das Wochenende in die Berge.
(私たちは週末にかけて山に行ってきます。)
▼für 「~の間」
fürは予定の期間や日時を指して使われます。
【例文】
Wie lange bleiben Sie in Berlin?(どのくらいの間ベルリンにいますか?)
Ich bleibe nur für zwei Tage.(たった2日間です。)
▼in + 〜時間「〜(時間)後に」
Wann beginnt der Kurs?(何時に授業始まる?)
Der Kurs beginnt in 20 Minuten.(20分後に始まるよ。)
【例文】
In einer Stunde komme ich wieder.(1時間後にまた来ます。)
Versuche es in 24 Stunden noch einmal.(24時間後にもう一度お試しください。)
いかがでしたでしょうか。
ドイツ語での時間の言い方は複雑なので、難しいかと思います。
必ず、再確認して、待ち合わせ等に送れないように気を付けましょう!
ドイツ情報のメルマガ
※gmailやyahooメール以外は届きにくいことがあります、ご了承ください。
ドイツ語で曜日 月曜日~日曜日まで
ドイツ語で曜日
それでは、早速、曜日の紹介をしていきます♪
月曜日 Montag
火曜日 Dienstag
水曜日 Mittwoch
木曜日 Donnerstag
金曜日 Freitag
土曜日 Samstag
日曜日 Sonntag
tag は「日(day)」のことで、水曜日だけ特殊なスペルになっています。
土曜日は一部地域で Sonnabend が使われていますよ。
ドイツ語で曜日のフレーズ
次は、曜日のフレーズを紹介します。是非覚えて下さい!
Am Montag habe ich Sushi gegessen. (月曜日はお寿司を食べました。)
Am Dienstag habe ich Udon gegessen.(火曜日はうどんを食べました。)
Am Mittwoch habe ich Yakiniku gegessen.(水曜日は焼き肉を食べました。)
Am Donnerstag habe ich Curryreis gegessen.(木曜日はカレーライスを食べました。)
Am Freitag habe ich Yakitori gegessen.(金曜日は焼き鳥を食べました。)
Am Samstag habe ich Eis gegessen.(土曜日はアイスクリームを食べました。)
Am Sonntag habe ich Onigiri gegessen.(日曜日はおにぎりを食べました。)
ドイツ語で曜日 月曜日~日曜日まで
今回は曜日を学んで行きましょう!
ドイツ語で曜日は Wochentag と言い、「ヴォッヘンターク」と発音します。男性名詞になります。
そして、英語で月曜日が Monday であるのと同様、全ての曜日は名詞で表されます。
曜日を覚えると、一週間の予定などについて会話できるようになりますので、是非覚えましょう!
まず、はじめにドイツ語では、曜日は全て男性名詞であるということを覚えておきましょう。
曜日ごとに性別を覚えなくていいですよ。
ドイツ語で曜日
それでは、早速、曜日の紹介をしていきます♪
月曜日 Montag
火曜日 Dienstag
水曜日 Mittwoch
木曜日 Donnerstag
金曜日 Freitag
土曜日 Samstag
日曜日 Sonntag
tag は「日(day)」のことで、水曜日だけ特殊なスペルになっています。
土曜日は一部地域で Sonnabend が使われていますよ。
ドイツ語で曜日のフレーズ
次は、曜日のフレーズを紹介します。是非覚えて下さい!
Am Montag habe ich Sushi gegessen. (月曜日はお寿司を食べました。)
Am Dienstag habe ich Udon gegessen.(火曜日はうどんを食べました。)
Am Mittwoch habe ich Yakiniku gegessen.(水曜日は焼き肉を食べました。)
Am Donnerstag habe ich Curryreis gegessen.(木曜日はカレーライスを食べました。)
Am Freitag habe ich Yakitori gegessen.(金曜日は焼き鳥を食べました。)
Am Samstag habe ich Eis gegessen.(土曜日はアイスクリームを食べました。)
Am Sonntag habe ich Onigiri gegessen.(日曜日はおにぎりを食べました。)
皆さんは1週間なにを食べましたか?
是非このフレーズを使って見て下さいね♪
他にもこんなフレーズがあります。
Welchen Tag haben wir heute?(今日は何曜日ですか?)
Heute ist Freitag.(今日は金曜日です。)
Das Museum öffnet an jedem 2. Sonntag im Monat, der Eintritt ist frei.
(この博物館は毎月第1日曜日に開館していて、入場は無料です。)
Das Konzert findet am Montag statt.(コンサートは月曜日に開催されます。)
Diese Woche regnet es ständig.(今週はずっと雨が降っています。)
Nächste Woche mache ich eine Prüfung in Mathematik.(来週に数学の試験があります。)
Heute ist Dienstag, der elfte Mai.(今日は5月11日の火曜日です。)
Auf Wiedersehen bis übernächste Woche.(また再来週に。)
Er nimmt seinen Freund zu der Party am Samstag Abend mit.
(彼は土曜日の夜に友人をパーティーに連れて行きます。)
Am zweiten Sonntag im Mai ist Muttertag.(5月の第2日曜日は母の日です。)
【単語】
der Muttertag:母の日
Freitags sind die Geschäfte von 9 Uhr bis 20 Uhr öffnen.
(そのお店は土曜日は午前9時から午後8時まで営業しています。)
Die Trauung wird am Samstag, den 7. August stattfinden.
(結婚式は8月7日の土曜日に行われます。)
Am Sonntag bin ich erst nach Mitternacht ins Bett gegangen.
(日曜日は真夜中を過ぎるまで寝ませんでした。→ 真夜中を過ぎてからやっと寝た)
【単語】
erst:時や程度などを表す語句とともに、ある地点にやっと到達したことを強調して「ほんの」「今ようやく」「やっと」
die Mitternacht:夜中の12時
ins Bett gehen:床に就く
ドイツ語の曜日 前置詞
▽「~曜日に」は am (=an dem)を用います。
月曜日に am Montag
火曜日に am Dienstag
水曜日に am Mittwoch
木曜日に am Donnerstag
金曜日に am Freitag
土曜日に am Samstag
日曜日に am Sonntag
Am Montag gehe ich ins Fitnessstudio.(私は月曜日にジムに行きます。)
Am Dienstag besuchen sie ihre Eltern.(彼らは火曜日に両親を訪ねます。)
Am Sonntag geht meine Frau in die Kirche.(私の妻は日曜日に教会へ行きます。)
ドイツ語で「次の~曜日」
▽「次の~曜日」は、am nächsten ~を用います。
次の月曜日に am nächsten Montag
次の火曜日に am nächsten Dienstag
次の水曜日に am nächsten Mittwoch
次の木曜日に am nächsten Donnerstag
次の金曜日に am nächsten Freitag
次の土曜日に am nächsten Samstag
次の日曜日に am nächsten Sonntag
Am nächsten Donnerstag kommt der President.(次の木曜日に、社長がやってきます。)
Am nächsten Freitag habe ich ein Treffen.(次の金曜日に会合があります。)
Am nächsten Mittwoch habe ich einen Termin beim Zahnarzt.
(次の水曜日に歯医者の予約があります。)
ドイツ語で「毎週~曜日に」
▽「毎週~曜日に」は、jeden ~を用います。
毎週月曜日に jeden Montag
毎週火曜日に jeden Dienstag
毎週水曜日に jeden Mittwoch
毎週木曜日に jeden Donnerstag
毎週金曜日に jeden Freitag
毎週土曜日に jeden Samstag
毎週日曜日に jeden Sonntag
Jeden Montag habe ich frei.(毎週月曜日、私は(仕事)休みです。)
Jeden Freitag macht sie Einkäufe auf dem Markt.
(毎週金曜日、彼女は市場で買い物をします。)
Jeden Mittwoch geht er zum Arzt.(毎週水曜日、彼は医者に行きます。)
ドイツ語で「毎週」
▽「毎週」とほぼ同義「習慣的·恒常的」な意味で以下の言葉もあります。
月曜日には montags
火曜日には dienstags
水曜日には mittwochs
木曜日には donnerstags
金曜日には freitags
土曜日には samstags
日曜日には sonntags
Die Zeitschrift erscheint montags.(その雑誌は月曜日に発刊されます。)
Freitags gibt es etwas Sonderangebot in diesem Laden.
(その店では、金曜には何か特価品があります。)
ドイツ語の曜日 その他
▽その他
週 die Woche
今週 diese Woche
先週 letzte Woche
来週 nächste Woche
再来週 übernächste Woche
週末 das Wochenende
毎週 jede Woche または wöchentlich
ドイツ語で曜日の略
カレンダー等で、英語の曜日表記は基本的に3文字で略されていますが、ドイツ語は2文字に略されます。
月曜日 Mo
火曜日 Di
水曜日 Mi
木曜日 Do
金曜日 Fr
土曜日 Sa
日曜日 So
ドイツ語の曜日の起源
ドイツ旅行では曜日を一度も口にすることなく観光を楽しめる自信を持っている方も少なくはないと思います。しかし、インターネットなどを通じて事前に確認をしない限り、施設が祝祭日でいきなり休業しているということもあり得ますので、曜日を知っておくことは現地での情報収集にも欠かせません。
曜日の起源を知るとより覚えやすくなるかと思うので紹介します。
曜日それぞれの名称の起源ですが、国や言語によって例外はあるものの、基本的には地球から見た天球上の7つの天体である七曜に由来します。具体的に言うと太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の計7つの天体がそれぞれの曜日の名前の起源で、日本語ではそれらがそのまま使用されていますよね。
しかし、欧米諸国の言語ではそれらの天体を司る神々の名前に因んで付けられている傾向があります。これはドイツ語を含むゲルマン系の言語でも同様ですが、使用されている呼び名が北欧神話に登場する神々という点でフランス語やイタリア語などのロマンス諸語と大きく異なります。つまり、ローマ神話で七曜を司る神である「ソル」(Sol)、「ルナ」(Luna)、「マルス」(Mars)、「メルクリウス」(Mercurius)、「ユピテル」(Jupiter)、「ヴェヌス」(Venus)、ならびに「サトゥルヌス」(Saturnus)がロマンス諸語で曜日の名称に取り入れられているのに対し、ゲルマン系言語においては、太陽と月以外は「テュール」(Tyr)、「オーディン」(Odin)、「トール」(Thor)および「フリッグ」(Frigg)などの神がそれらの名の由来になっているのです。
また、一部の曜日に関しては土曜日がヘブライ語で安息日を意味する「シャバット」(šabbāth)を語源としているなど、宗教上の理由やその他の影響で表現を若干変えているものもあり、一貫性が乱れていることに注意する必要があります。
ドイツ語圏はゲルマン系言語に数えられるため、日曜日は太陽(Sonne)の日(Tag)で、月曜日を月(Mond)の日(Tag)としており、火曜日から金曜日は北欧神話の神々に因んだ名前になっています。とはいえ、それらに用いられているのはそれぞれのドイツ語名、即ち「ツィーウ」(Ziu)、「ドーナール」(Donar)、「フリーヤ」(Frija)ですので、北欧言語とは言い方が少々異なります。さらに、水曜日は本来「オーディン」の日になる筈ですが、ドイツ語で「週の中間」を意味する「ミッテ」(Mitte)と「ヴォッへ」(Woche)を組み合わせた言葉を使います。そして、土曜日に関しても土星ではなく、キリスト教の影響で安息日を指す表現に置き換えられています。
したがって、ドイツ語圏における曜日の名称は同じゲルマン言語の流れを汲む英語に近いと言えますが、水曜日と土曜日が異なることに気を付けなくてはなりません。
(1)惑星系
Montag. これはいかにもMondayのドイツ語版ですね。
読んで字のごとく「月曜日」です。
(2)北方神話系
Dienstag. "Dien"は北方神話の軍神ティウを元にしているという点で、英語のTuesdayと同系です。
Donnerstag. Donner(ドナー)はドイツ語で「雷」。北方神話の雷神トールを元にしている点で、英語のThursdayと同系。
Freitag. ネタ元は北方神話の美の女神フリッグ。英語のFridayと同じです。
(3)ドイツ語独自の表現
Mittwoch. Woch (ヴォッホ)は「週」。Mitt は英語の"mid-"。「週の真ん中」という意味になります。
ラテン系の言語だと、上記(2)と(3)がローマ神話の惑星の神々を元にしていたそうです。
ドイツ語や英語とは、参照する神話が異なります。
実際に使ってみると···!?
曜日だけを覚えるのであれば難しくはありませんが、それらを日常生活において実際の会話で使う際に混乱が生じやすいことに注意する必要があります。ドイツ語圏で生活したことのある人なら誰しもが「言われてみれば混乱したことがある」という経験を持っていて、共感するかと思います。しかし、運よくそのような事態に遭遇しなかった方もいると考えますので、会話の中の曜日ならではの問題を詳しくご紹介しますね。
日本語では「今週の○曜日」、「先週の○曜日」、「来週の○曜日」など誰が聞いても誤解しない表現を用います。ところが、ドイツ語でそれらを表す時、「ディーセン·○○」(diesen …)、「レッツテン・○○」(letzten …)、「ネクステン・○○」(nächsten …)と言います。つまり、「今週の・先週の・来週の」ではなく、「この・この前の・次の」と、少々曖昧な言い回しをしているので、会話ではお互いが認識している曜日が異なる場合があります。
例えば、水曜日に「レッツテン·モンターク」(letzten Montag)、「この前の月曜日」と言えば、それが先週の月曜日なのか、一昨日の月曜日なのかはっきりしていません。また、同じ水曜日に「ネクステン・フライターク」(nächsten Freitag)、即ち「次の金曜日」の話をすると、「13日の金曜日」などのように文脈から確実なヒントを得ない限り、それが今週の金曜日なのか、それとも来週の金曜日を指しているのか分からないこともあります。その為、ドイツ語では「来週の金曜日ではなく明後日の金曜日だよ」と、補足を付け加えることも多いです。
実際の会話では前後の内容でそれが明らかになって、誤解することは殆どありませんが、中には「(一度限りの)この水曜日」を「水曜日(全般)」と勘違いしてしまうケースも少なくありません。その点は、指示代名詞を使用する必要がない日本語と共通していますので、よく知っている現象かと思います。普段、「火曜日は休み」などのような言葉を聞いて迷うことはないでしょうが、理論上はそれだけで「今週の火曜日のみ休み」、それとも「毎週火曜日は休み」、つまり一度限りのことか毎週のことかを指しているか不明確なため、誤解する可能性はないと言い切れません。
今回の曜日についての紹介は以上になります。いかがでしたか?
難易度は比較的低いかと思いますが、実際に使ってみると難しく感じるかもしれません。
たくさんお話して会話のズレがないか、しっかりと確認して行きましょう!