【独検・Goethe対策には新聞を!】ドイツの新聞の一覧

独検の準1級と1級は露骨に長文の読解問題が増えていて、合格するためにはいかに素早く長文を読んで理解できるかがポイントとなりやすいです。模擬試験を練習するときは、タイマーをかけてどのくらいの時間で長文を読めるのかを測っておき、それを繰り返しながらスピードを上げていく勉強方法がおすすめです。

ドイツ語の読解力を伸ばすならドイツの新聞がおすすめ

ドイツ語の読解力を伸ばすためには、ドイツ語をたくさん読む必要があります。その方法として、ドイツ語の新聞を読むのはとてもおすすめです。ドイツにはさまざまな新聞がありますが、その中でも有名な7つのドイツ新聞をご紹介していきます。Bild-Zeitung(ビルト)ビルトはドイツでもっとも売れている新聞ですが、悪い言い方をすると少し下品です。スポーツ系の記事などもありますが、芸能人が誰と付き合っているなどゴシップ系の記事も多いです。しかし、記事の内容は一般生活で使われる単語がよく登場するので、とても読みやすいです。Der Spiegel(デア・シュピーゲル)デア・シュピーゲルは発行部数がヨーロッパでもっとも多いニュース系の週刊誌で、毎週の平均販売部数は110万部。1947年から刊行している古い新聞社でもあります。Süddeutsche Zeitung(ジュートドイチェ・ツァイトゥング)ジュートドイチェ・ツァイトゥングは信頼性のある質の高い記事が多く、エリートに好まれそうな新聞です。ミュンヘンに本社のある南ドイツの新聞で、SZの略称で親しまれています。DIE ZEIT(ディー・ツァイト)ディー・ツァイトは質が高いと評判の全国新聞で、推定読者数は200万人以上。ドイツ国内でも大型メディアの1角を担う全国新聞です。長文の記事がたくさんあるので、ドイツ語の読解力を上げるにはいいチャレンジになります。Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、インテリ向けの難しい記事を取り扱っており、ドイツ人でも内容を理解するのは大変です。よく英語の世界では、読み書きをマスターした上級者は政治などの話題でも理解できるように勉強するという話がありますが、ドイツ語で同じような勉強法を検討しているならこの新聞はピッタリです。Die Welt(ディ・ヴェルト)ディ・ヴェルトはドイツの一般的な日刊新聞です。ヴェルトはドイツ語で世界という意味。日本の読売新聞と提携しているそうです。die tageszeitung; taz(ディー・ターゲスツァイトゥング)ディー・ターゲスツァイトゥングは、ドイツの全国日刊紙です。1978年から創刊されていて、ドイツ全土で入手可能です。紙の媒体以外にも「taz e-Paper」というデジタル版もあります。




こんにちはマキシーです!今回は、独検の中級者から上級者向けにドイツの新聞をご紹介していきたいと思います。




独検に合格するためにドイツ語の読解力を身に付けよう






ドイツ語の中級者から上級者は、独検でいうと3級から1級あたりのレベルです。このレベル帯の試験になると、読む課題が非常に多くなります。読解力を身に付けることで問題を解くスピードが上がりますし、結果として合格にも繋がってきます。長文を読むのに時間がかかり過ぎてしまうと、すべての問題の答えを書けないこともありますよね。そうならないためにも、読解力をしっかりと伸ばしておきたいところです。






独検の3級から1級の読む課題の割合



独検は3級から1級になるに連れて読む課題の割合が増えていきます。3級と2級は約4~5割ほど、準1級になると半分ほどの問題は長文の読解です。1級になると約7割ほどが読む課題となっているので、独検のコンセプト的にも読解力があってこそドイツ語の実力がある証といった感じです。



・独検の3級:約4割

・独検の2級:約5割

・独検の準1級:約6割

・独検の1級:約7割






とくに準1級と1級は露骨に長文の読解問題が増えていて、合格するためにはいかに素早く長文を読んで理解できるかがポイントとなりやすいです。模擬試験を練習するときは、タイマーをかけてどのくらいの時間で長文を読めるのかを測っておき、それを繰り返しながらスピードを上げていく勉強方法がおすすめです。






ドイツ語の読解力を伸ばすならドイツの新聞がおすすめ




ドイツ語の読解力を伸ばすためには、ドイツ語をたくさん読む必要があります。その方法として、ドイツ語の新聞を読むのはとてもおすすめです。

ドイツにはさまざまな新聞がありますが、その中でも有名な7つのドイツ新聞をご紹介していきます。




Bild-Zeitung(ビルト)




ビルトはドイツでもっとも売れている新聞ですが、悪い言い方をすると少し下品です。スポーツ系の記事などもありますが、芸能人が誰と付き合っているなどゴシップ系の記事も多いです。しかし、記事の内容は一般生活で使われる単語がよく登場するので、とても読みやすいです。




Der Spiegel(デア・シュピーゲル)




デア・シュピーゲルは発行部数がヨーロッパでもっとも多いニュース系の週刊誌で、毎週の平均販売部数は110万部。1947年から刊行している古い新聞社でもあります。




Süddeutsche Zeitung(ジュートドイチェ・ツァイトゥング)




ジュートドイチェ・ツァイトゥングは信頼性のある質の高い記事が多く、エリートに好まれそうな新聞です。ミュンヘンに本社のある南ドイツの新聞で、SZの略称で親しまれています。




DIE ZEIT(ディー・ツァイト)




ディー・ツァイトは質が高いと評判の全国新聞で、推定読者数は200万人以上。ドイツ国内でも大型メディアの1角を担う全国新聞です。長文の記事がたくさんあるので、ドイツ語の読解力を上げるにはいいチャレンジになります。




Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)




フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、インテリ向けの難しい記事を取り扱っており、ドイツ人でも内容を理解するのは大変です。よく英語の世界では、読み書きをマスターした上級者は政治などの話題でも理解できるように勉強するという話がありますが、ドイツ語で同じような勉強法を検討しているならこの新聞はピッタリです。




Die Welt(ディ・ヴェルト)




ディ・ヴェルトはドイツの一般的な日刊新聞です。ヴェルトはドイツ語で世界という意味。日本の読売新聞と提携しているそうです。




die tageszeitung; taz(ディー・ターゲスツァイトゥング)




ディー・ターゲスツァイトゥングは、ドイツの全国日刊紙です。1978年から創刊されていて、ドイツ全土で入手可能です。紙の媒体以外にも「taz e-Paper」というデジタル版もあります。

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ケーキ食べたい?ドイツのケーキを14種類紹介する。

ケーキの時間です!みんなー、ケーキ食べたいですか?!今日はドイツのケーキを14種類紹介していきたいと思います。

まず、日本ではお菓子としてはあまり知られていないのですが、ドイツにはマルチパン(Marzipan)があります。マジパンは砂糖で作られていてとても甘い!です。その甘いマジパンを使ったケーキもありますし、お正月になると、マジパンで作られたブタなど動物の形をしたお菓子もあります。

なぜブタなのかというと、翌年の運がよくなるといわれているからです。そういう理由からみんなお正月になるとマジパンを食べる習慣があります。

ケーキの時間です!みんなー、ケーキ食べたいですか?!今日はドイツのケーキを14種類紹介していきたいと思います。

マルチパン(Marzipan)

まず、日本ではお菓子としてはあまり知られていないのですが、ドイツにはマルチパン(Marzipan)があります。マジパンは砂糖で作られていてとても甘い!です。その甘いマジパンを使ったケーキもありますし、お正月になると、マジパンで作られたブタなど動物の形をしたお菓子もあります。

なぜブタなのかというと、翌年の運がよくなるといわれているからです。そういう理由からみんなお正月になるとマジパンを食べる習慣があります。

シュペツクォーラス(Spekulatius)

次はシュペツクォーラス(Spekulatius)です。もともとライン川周辺のお菓子として有名なクッキーです。ちょっとジンジャーやナモンが入っているので独特の風味があって、クリスマス時期や真冬になると食べられるお菓子です。

シュトレン(Stollen)

つづいては、日本でも最近人気が出てきたシュトレン(Stollen)です。シュトレンもクリスマスのお菓子です。とってもヘビーなお菓子で、ケーキの上部には砂糖が振りかけられていて、中には先ほど紹介したマジパンやレーズンなども入っているお菓子です。洋酒も入っていて長期保存もできるので、クリスマス前に少しずつ食べます。「ドイツのお菓子が食べたいな」と思ったら、最近日本でもよく売られているのでシュトレンにチャレンジしてみてください。

レープクーヘン(Lebkuchen)

レープクーヘン(Lebkuchen)はいろいろな香辛料を使っているため、風味が独特で、私は苦手なんですけど、クリスマスマーケットですごく有名なドイツのお菓子です。好みが分かれると思いますけど、機会があれば一度ドイツのクリスマスマーケットで食べてみてください。


シュネーバル(Schneeball)

最近ドイツではシュネーバル(Schneeball)というお菓子が流行っています。シュネーバルとは雪玉の意味で、大きめのボール型をしていて、そのうえにチョコレートやホワイトチョコがかかっています。オーブンで焼いているのでアツアツのお菓子ですが、これもちょっと重めのお菓子です。

ダンプフヌーデル(Dampfnudel)

ダンプフヌーデル(Dampfnudel)はオーストリアに近い南ドイツ、アルプスなどの近くのお菓子でふわっとしたやわらかいお菓子です。上にはバニラソースがかかっていて、お菓子のなかにはジャムが入っているものがあります。アルプスでスキーなどをしたあとに甘いものを食べたくなったら食べるのもいいですね。


バウムクーヘン(Baumkuchen)

バウムクーヘン(Baumkuchen)は日本でもおなじみですね。ドイツと日本のバームクーヘンの違いは、堅さです。日本のバームクーヘンはちょっとやわらかいなと感じます。ドイツのバームクーヘンはもっと硬くて、うえにチョコレートがトッピングとしてかかっていることが多いです。面白いのは、ドイツよりも日本の方がバームクーヘンの人気が高いところです。ドイツではバームクーヘンは専門店に行かないと売っていないですが、日本はどこでも売っているので、日本に来た時にとても驚いた記憶があります。

シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)

シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)は、黒い森(Schwarzwald)地域で有名なお菓子です。人気が高く、今ではドイツ全土で食べることができるんですけど、もともとは黒い森地方で作られているサクランボ酒を使ったケーキです。

こちらも結構重いです。強いサクランボ酒が入った濃厚なチョコレートのスポンジの上に生クリームが載って、サクランボが飾られています。とても重いですが、黒い森地方に行った際に本場のこのケーキを食べてみるのもおすすめです。

モーンクーヘン(Mohnkuchen)

モーンクーヘン(Mohnkuchen)は、ケシの実の粉とバターと砂糖を混ぜたフィリングを詰めたお菓子で、食べると歯が黒くなってしまうようなお菓子です。モーンクーヘンはパン屋さんでもお菓子屋さんでも買うことができますが、家庭で作られるホームメイドのお菓子です。

シュトロイゼルクーヘン(Streuselkuchen)

シュトロイゼルクーヘン(Streuselkuchen)も家庭で作られるお菓子です。誕生日やお友達が遊びに来る日にお母さんが作ってくれます。フィリングには果物が使われることが多いですが、お菓子の上には、小麦粉やバター、砂糖を混ぜたシュトロイゼルというサクサクとした生地がのっています。

アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)

アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)はドイツにいったら是非食べてほしいケーキのひとつです。こちらはいわゆるアップルパイです。パイシートのなかに煮たリンゴを包み込んでいて、上には砂糖を振りかけています。場合によってはバニラアイスと食べることもありますし、バニラソースや生クリームをかけることもあります。

本当においしいので、リンゴが好きな方には是非食べてもらいたいです。

ケーゼトルテ(Käsetorte)

ケーゼトルテ(Käsetorte)は簡単に説明するとベイクドチーズケーキですね。ケーゼトルテにはクワルク(Quarktorte)というチーズが使われています。クワルクは日本ではあまり売られていないチーズでヨーグルトに似た食感です。そのため、ケーゼトルテの食感も日本のチーズケーキとは全く違います。またドイツのケーキにはしっかり砂糖が入っているので、日本のケーキよりも甘く、コーヒーにはぴったりの味わいです。

ビーネンシュティッヒ(Bienenstich)

ビーネンシュティッヒ(Bienenstich)は、ビーネンが『蜂』を指すので「蜂に刺された!」という意味を持つお菓子です。上にははちみつがしみ込んだスライスアーモンドが載っていて、スポンジの間には濃厚なクリームがサンドしてあり、とても甘いケーキです。ドイツのパン屋さんやお菓子屋さんで購入できるポピュラーなお菓子です。


ドナウヴェレ(Donauwelle)

最後に紹介したいのがドナウヴェレ(Donauwelle)です。ドナウヴェレはドナウ川周辺が発祥のお菓子ですが、こちらもドイツ国内どこでも買うことができます。スポンジの間にはサクランボが入っていて、上にはチョコレートがトッピングされていてとてもおいしいです。

食べたことがあるドイツのお菓子はありましたか?もし食べたことがある方は感想なども聞かせてくださいね。

それではTschüss!

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ドイツ語の病院で使える基本単語と例文を覚えよう!診療科目も紹介します

ドイツ旅先や留学中や移住先で体調を崩したら、ドイツで病院にかかるということもあるかもしれません。

日本人が多く住むエリアなら日本語が通じる病院もありますが、それ以外のエリアならドイツ語で症状などを伝えなくてはいけません。体調が悪い上に慣れない地で病院に行くのは不安ですよね。

備えあれば患いなし。この記事では、ドイツ語で症状を伝える単語・フレーズや、診療科の単語をご紹介していきます。

Hallo! ドイツ語通訳で早稲田大学院卒業のマキシー(@germanintokyo)です。

ドイツ旅先や留学中や移住先で体調を崩したら、ドイツで病院にかかるということもあるかもしれません。

日本人が多く住むエリアなら日本語が通じる病院もありますが、それ以外のエリアならドイツ語で症状などを伝えなくてはいけません。体調が悪い上に慣れない地で病院に行くのは不安ですよね。

備えあれば患いなし。この記事では、ドイツ語で症状を伝える単語・フレーズや、診療科の単語をご紹介していきます。



ドイツ語の診療科目

「婦人科でおすすめの病院を知らない?」など、日本語でも日常的に「内科」「婦人科」「整形外科」などの診療科目の名称を使うことが多いですよね。まずは、ドイツ語でそれぞれの専門医 (der Facharzt)を覚えていきましょう。

1. ホームドクター (der Hausarzt)

ドイツの公的保険では、ホームドクター制度が設けられています。ドイツに移住した場合には、早めにホームドクターを探しておくことが望ましいです。

2. 内科 (die innere Medizin)

3. 整形外科 (die Orthopädie)

4. 歯科 (die Zahnarzt)

5. 眼科 (der Augenarzt)

6. 産婦人科・婦人科 (die Frauenarzt)

7. 皮膚科 (der Dermatologie)

8. 耳鼻科 (der Nasen-Ohren-Arzt)

9. 精神科 (der Psychiater)

病院で使える!症状を使えるドイツ語例文集

ここからは、実際に病院で使えるドイツ語のフレーズを13個ご紹介します。何度も繰り返し発音して、口に馴染ませていきましょう。

1. 熱があります。

Ich habe Fieber. 

das Fieber : 熱、発熱

2. 咳が出ます。

Ich habe Husten. 

der Husten : 咳 

3. 花粉症です。

Ich habe Heuschnupfen. 

der Heuschnupfen : 花粉症

4. 吐き気がします。

  • Mir ist übel. (直訳:私は気分が悪い)

  • Ich muss mich übergeben. (直訳:私は吐かなければなりません)

übel : 嫌な、不快な

5. 腕 / 脚を骨折しました。

(腕) Ich habe meinen Arm / (複数 : meine Arme) gebrochen.

(脚) Ich habe mein Bein / (複数 : meine Beine) gebrochen.

6. 鬱っぽいです。

Ich bin deprimiert. 

deprimiert sein : 意気消沈した

7. 腰が痛いです。

Ich habe Hüftschmerzen. 

die Hüfte : 腰 

8. お腹が痛いです。

Ich habe Bauchschmerzen. 

der Bauch : 腹、腹部、胃腸 

9. 喘息持ちです。

Ich habe Asthma. 

das Asthma : 喘息

10. 糖尿病を患っています。

Ich habe Diabetes. 

die Diabetes (複数形なし): 糖尿病

11. 卵アレルギーがあります。

Ich bin allergisch gegen (Eier). 

他のアレルギーの場合は、()内を変えて同様にアレルギーを表現することができます。

12. お大事に。

Pass auf dich auf ! Passen Sie auf sich auf !

“Pass auf dich auf !„ は 「気をつけてね(元気でね)」という意味です。“Pass auf „ だけだと、英語で言う “Watch out !„ “Be careful !“ の意味になります。

13. ( 「お大事に」に対する返事) ありがとう。大事にするね。

Dankeschön. Ich werde aufpassen.

いかがでしたか?

病気やケガはいつ起こるか分かりません。とっさの時にもすぐに使えるように練習しておくと安心ですね。マキシー先生のオンラインサロンでは、ドイツ語の病気をテーマにした動画もアップされています。オンラインサロンでは、動画リクエストもできるシステムです。更に「こんな表現も知りたい」という疑問があったら、ぜひリクエストしてくださいね。

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独検5級に挑戦するべき?独検4級からチャレンジするべき⁉️

独検の5級は受けるべき?これから初めて独検の試験を受けるかたは、5級にチャレンジすべきかどうかで悩むことがあると思います。というのも、独検5級は毎年の合格率が約90%を誇るほど、非常に合格しやすいレベルとなっているため、5級を飛ばして4級を受けるのもアリなのではとなってくるわけです。まずは、独検の5級と4級の難易度を見ていきましょう。

こんにちはマキシーです!今回は、独検の5級を受けるべきか、それとも独検4級から挑戦すべきか、これらの内容についてご紹介していきます。


独検の5級は受けるべき?

これから初めて独検の試験を受けるかたは、5級にチャレンジすべきかどうかで悩むことがあると思います。というのも、独検5級は毎年の合格率が約90%を誇るほど、非常に合格しやすいレベルとなっているため、5級を飛ばして4級を受けるのもアリなのではとなってくるわけです。

まずは、独検の5級と4級の難易度を見ていきましょう。




独検5級の難易度

独検5級は筆記試験が40分と聞き取り試験が約20分です。試験で使われる単語は550語、ドイツ語の授業を約30時間以上受けていると合格できるレベルだと言われています。

1つの目安となるのはドイツ語の勉強時間が約30時間という点ですが、すでにこの時間以上は勉強しているというかたなら独検4級に合格できる可能性は十分にあります。また、単語の数も独検の中でもっとも少ないので、本当に独検5級は簡単です。

独検4級の難易度


独検4級は筆記試験が60分と聞き取り試験が約25分です。試験で使われるドイツ語の数は1,000語、ドイツ語を約60時間以上受講していると合格できるレベルだと言われています。

目安となる勉強時間も単語の数も独検5級の約2倍です。たとえば、すでに30時間以上は勉強しているという場合は、60時間以上までそのまま勉強し続けると独検4級に合格できる可能性が高くなります。また、単語も550語は覚えているならあと450語を頑張って暗記して合計1000語をマスターしておくのがいいでしょう。






迷ったときは検定料に余裕があるかどうかで決めるのがおすすめ

私の感想は、独検5級はとても簡単なので、資格をGETできる可能性が高いという意味では、独検5級を受けるほうがいいと思います。やっぱり資格を取れると素直に嬉しいですよね。しかし、結局は独検4級に合格すれば上位レベルである4級のほうが印象がいいため、4級に合格できる実力があるなら5級を飛ばすのもアリです。どちらにすべきか迷うときは、独検5級の検定料を節約したいかどうかで決めるのもいいと思います。

独検5級の検定料

独検5級の検定料は単願で4,500円(税込)、5級と4級の併願で9,000円(税込)です。もし、独検5級を飛ばすのであれば4,500円の検定料を節約できますし、4級に合格すれば5級を受ける手間を省けるのがメリットです。

一般的には独検に初めてチャレンジするかたは5級からスタートするのがセオリーなので、独検5級を受けることに対してはとくにデメリットはありません。あっさりと4級も合格できると5級を受けなければよかったと思うかもしれませんが、段階的にレベルを上げていくのは普通なことです。

独検4級の検定料

独検4級の検定料は単願で5,500円(税込)、5級と4級の併願で9,000円(税込)です、ちなみに4級と3級の併願は12,000円(税込)です。


独検5級を飛ばして4級を受ける場合、もし4級の試験に落ちてしまうと5級を受けておけばよかったと後悔することがデメリットです。せっかく試験を受けたのに何も成果を得られないのは残念ですよね。一方、もし合格できれば独検5級の検定料を節約して手間も省けてメリットは満載です。

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