ケーキ食べたい?ドイツのケーキを14種類紹介する。
ケーキの時間です!みんなー、ケーキ食べたいですか?!今日はドイツのケーキを14種類紹介していきたいと思います。
まず、日本ではお菓子としてはあまり知られていないのですが、ドイツにはマルチパン(Marzipan)があります。マジパンは砂糖で作られていてとても甘い!です。その甘いマジパンを使ったケーキもありますし、お正月になると、マジパンで作られたブタなど動物の形をしたお菓子もあります。
なぜブタなのかというと、翌年の運がよくなるといわれているからです。そういう理由からみんなお正月になるとマジパンを食べる習慣があります。
ケーキの時間です!みんなー、ケーキ食べたいですか?!今日はドイツのケーキを14種類紹介していきたいと思います。
マルチパン(Marzipan)
まず、日本ではお菓子としてはあまり知られていないのですが、ドイツにはマルチパン(Marzipan)があります。マジパンは砂糖で作られていてとても甘い!です。その甘いマジパンを使ったケーキもありますし、お正月になると、マジパンで作られたブタなど動物の形をしたお菓子もあります。
なぜブタなのかというと、翌年の運がよくなるといわれているからです。そういう理由からみんなお正月になるとマジパンを食べる習慣があります。
シュペツクォーラス(Spekulatius)
次はシュペツクォーラス(Spekulatius)です。もともとライン川周辺のお菓子として有名なクッキーです。ちょっとジンジャーやナモンが入っているので独特の風味があって、クリスマス時期や真冬になると食べられるお菓子です。
シュトレン(Stollen)
つづいては、日本でも最近人気が出てきたシュトレン(Stollen)です。シュトレンもクリスマスのお菓子です。とってもヘビーなお菓子で、ケーキの上部には砂糖が振りかけられていて、中には先ほど紹介したマジパンやレーズンなども入っているお菓子です。洋酒も入っていて長期保存もできるので、クリスマス前に少しずつ食べます。「ドイツのお菓子が食べたいな」と思ったら、最近日本でもよく売られているのでシュトレンにチャレンジしてみてください。
レープクーヘン(Lebkuchen)
レープクーヘン(Lebkuchen)はいろいろな香辛料を使っているため、風味が独特で、私は苦手なんですけど、クリスマスマーケットですごく有名なドイツのお菓子です。好みが分かれると思いますけど、機会があれば一度ドイツのクリスマスマーケットで食べてみてください。
シュネーバル(Schneeball)
最近ドイツではシュネーバル(Schneeball)というお菓子が流行っています。シュネーバルとは雪玉の意味で、大きめのボール型をしていて、そのうえにチョコレートやホワイトチョコがかかっています。オーブンで焼いているのでアツアツのお菓子ですが、これもちょっと重めのお菓子です。
ダンプフヌーデル(Dampfnudel)
ダンプフヌーデル(Dampfnudel)はオーストリアに近い南ドイツ、アルプスなどの近くのお菓子でふわっとしたやわらかいお菓子です。上にはバニラソースがかかっていて、お菓子のなかにはジャムが入っているものがあります。アルプスでスキーなどをしたあとに甘いものを食べたくなったら食べるのもいいですね。
バウムクーヘン(Baumkuchen)
バウムクーヘン(Baumkuchen)は日本でもおなじみですね。ドイツと日本のバームクーヘンの違いは、堅さです。日本のバームクーヘンはちょっとやわらかいなと感じます。ドイツのバームクーヘンはもっと硬くて、うえにチョコレートがトッピングとしてかかっていることが多いです。面白いのは、ドイツよりも日本の方がバームクーヘンの人気が高いところです。ドイツではバームクーヘンは専門店に行かないと売っていないですが、日本はどこでも売っているので、日本に来た時にとても驚いた記憶があります。
シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)
シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)は、黒い森(Schwarzwald)地域で有名なお菓子です。人気が高く、今ではドイツ全土で食べることができるんですけど、もともとは黒い森地方で作られているサクランボ酒を使ったケーキです。
こちらも結構重いです。強いサクランボ酒が入った濃厚なチョコレートのスポンジの上に生クリームが載って、サクランボが飾られています。とても重いですが、黒い森地方に行った際に本場のこのケーキを食べてみるのもおすすめです。
モーンクーヘン(Mohnkuchen)
モーンクーヘン(Mohnkuchen)は、ケシの実の粉とバターと砂糖を混ぜたフィリングを詰めたお菓子で、食べると歯が黒くなってしまうようなお菓子です。モーンクーヘンはパン屋さんでもお菓子屋さんでも買うことができますが、家庭で作られるホームメイドのお菓子です。
シュトロイゼルクーヘン(Streuselkuchen)
シュトロイゼルクーヘン(Streuselkuchen)も家庭で作られるお菓子です。誕生日やお友達が遊びに来る日にお母さんが作ってくれます。フィリングには果物が使われることが多いですが、お菓子の上には、小麦粉やバター、砂糖を混ぜたシュトロイゼルというサクサクとした生地がのっています。
アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)
アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)はドイツにいったら是非食べてほしいケーキのひとつです。こちらはいわゆるアップルパイです。パイシートのなかに煮たリンゴを包み込んでいて、上には砂糖を振りかけています。場合によってはバニラアイスと食べることもありますし、バニラソースや生クリームをかけることもあります。
本当においしいので、リンゴが好きな方には是非食べてもらいたいです。
ケーゼトルテ(Käsetorte)
ケーゼトルテ(Käsetorte)は簡単に説明するとベイクドチーズケーキですね。ケーゼトルテにはクワルク(Quarktorte)というチーズが使われています。クワルクは日本ではあまり売られていないチーズでヨーグルトに似た食感です。そのため、ケーゼトルテの食感も日本のチーズケーキとは全く違います。またドイツのケーキにはしっかり砂糖が入っているので、日本のケーキよりも甘く、コーヒーにはぴったりの味わいです。
ビーネンシュティッヒ(Bienenstich)
ビーネンシュティッヒ(Bienenstich)は、ビーネンが『蜂』を指すので「蜂に刺された!」という意味を持つお菓子です。上にははちみつがしみ込んだスライスアーモンドが載っていて、スポンジの間には濃厚なクリームがサンドしてあり、とても甘いケーキです。ドイツのパン屋さんやお菓子屋さんで購入できるポピュラーなお菓子です。
ドナウヴェレ(Donauwelle)
最後に紹介したいのがドナウヴェレ(Donauwelle)です。ドナウヴェレはドナウ川周辺が発祥のお菓子ですが、こちらもドイツ国内どこでも買うことができます。スポンジの間にはサクランボが入っていて、上にはチョコレートがトッピングされていてとてもおいしいです。
食べたことがあるドイツのお菓子はありましたか?もし食べたことがある方は感想なども聞かせてくださいね。
それではTschüss!

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ドイツ語の病院で使える基本単語と例文を覚えよう!診療科目も紹介します
ドイツ旅先や留学中や移住先で体調を崩したら、ドイツで病院にかかるということもあるかもしれません。
日本人が多く住むエリアなら日本語が通じる病院もありますが、それ以外のエリアならドイツ語で症状などを伝えなくてはいけません。体調が悪い上に慣れない地で病院に行くのは不安ですよね。
備えあれば患いなし。この記事では、ドイツ語で症状を伝える単語・フレーズや、診療科の単語をご紹介していきます。
Hallo! ドイツ語通訳で早稲田大学院卒業のマキシー(@germanintokyo)です。
ドイツ旅先や留学中や移住先で体調を崩したら、ドイツで病院にかかるということもあるかもしれません。
日本人が多く住むエリアなら日本語が通じる病院もありますが、それ以外のエリアならドイツ語で症状などを伝えなくてはいけません。体調が悪い上に慣れない地で病院に行くのは不安ですよね。
備えあれば患いなし。この記事では、ドイツ語で症状を伝える単語・フレーズや、診療科の単語をご紹介していきます。
ドイツ語の診療科目
「婦人科でおすすめの病院を知らない?」など、日本語でも日常的に「内科」「婦人科」「整形外科」などの診療科目の名称を使うことが多いですよね。まずは、ドイツ語でそれぞれの専門医 (der Facharzt)を覚えていきましょう。
1. ホームドクター (der Hausarzt)
ドイツの公的保険では、ホームドクター制度が設けられています。ドイツに移住した場合には、早めにホームドクターを探しておくことが望ましいです。
2. 内科 (die innere Medizin)
3. 整形外科 (die Orthopädie)
4. 歯科 (die Zahnarzt)
5. 眼科 (der Augenarzt)
6. 産婦人科・婦人科 (die Frauenarzt)
7. 皮膚科 (der Dermatologie)
8. 耳鼻科 (der Nasen-Ohren-Arzt)
9. 精神科 (der Psychiater)
病院で使える!症状を使えるドイツ語例文集
ここからは、実際に病院で使えるドイツ語のフレーズを13個ご紹介します。何度も繰り返し発音して、口に馴染ませていきましょう。
1. 熱があります。
Ich habe Fieber.
das Fieber : 熱、発熱
2. 咳が出ます。
Ich habe Husten.
der Husten : 咳
3. 花粉症です。
Ich habe Heuschnupfen.
der Heuschnupfen : 花粉症
4. 吐き気がします。
Mir ist übel. (直訳:私は気分が悪い)
Ich muss mich übergeben. (直訳:私は吐かなければなりません)
übel : 嫌な、不快な
5. 腕 / 脚を骨折しました。
(腕) Ich habe meinen Arm / (複数 : meine Arme) gebrochen.
(脚) Ich habe mein Bein / (複数 : meine Beine) gebrochen.
6. 鬱っぽいです。
Ich bin deprimiert.
deprimiert sein : 意気消沈した
7. 腰が痛いです。
Ich habe Hüftschmerzen.
die Hüfte : 腰
8. お腹が痛いです。
Ich habe Bauchschmerzen.
der Bauch : 腹、腹部、胃腸
9. 喘息持ちです。
Ich habe Asthma.
das Asthma : 喘息
10. 糖尿病を患っています。
Ich habe Diabetes.
die Diabetes (複数形なし): 糖尿病
11. 卵アレルギーがあります。
Ich bin allergisch gegen (Eier).
他のアレルギーの場合は、()内を変えて同様にアレルギーを表現することができます。
12. お大事に。
Pass auf dich auf ! Passen Sie auf sich auf !
“Pass auf dich auf !„ は 「気をつけてね(元気でね)」という意味です。“Pass auf „ だけだと、英語で言う “Watch out !„ “Be careful !“ の意味になります。
13. ( 「お大事に」に対する返事) ありがとう。大事にするね。
Dankeschön. Ich werde aufpassen.
いかがでしたか?
病気やケガはいつ起こるか分かりません。とっさの時にもすぐに使えるように練習しておくと安心ですね。マキシー先生のオンラインサロンでは、ドイツ語の病気をテーマにした動画もアップされています。オンラインサロンでは、動画リクエストもできるシステムです。更に「こんな表現も知りたい」という疑問があったら、ぜひリクエストしてくださいね。

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独検5級に挑戦するべき?独検4級からチャレンジするべき⁉️
独検の5級は受けるべき?これから初めて独検の試験を受けるかたは、5級にチャレンジすべきかどうかで悩むことがあると思います。というのも、独検5級は毎年の合格率が約90%を誇るほど、非常に合格しやすいレベルとなっているため、5級を飛ばして4級を受けるのもアリなのではとなってくるわけです。まずは、独検の5級と4級の難易度を見ていきましょう。
こんにちはマキシーです!今回は、独検の5級を受けるべきか、それとも独検4級から挑戦すべきか、これらの内容についてご紹介していきます。
独検の5級は受けるべき?
これから初めて独検の試験を受けるかたは、5級にチャレンジすべきかどうかで悩むことがあると思います。というのも、独検5級は毎年の合格率が約90%を誇るほど、非常に合格しやすいレベルとなっているため、5級を飛ばして4級を受けるのもアリなのではとなってくるわけです。
まずは、独検の5級と4級の難易度を見ていきましょう。
独検5級の難易度
独検5級は筆記試験が40分と聞き取り試験が約20分です。試験で使われる単語は550語、ドイツ語の授業を約30時間以上受けていると合格できるレベルだと言われています。
1つの目安となるのはドイツ語の勉強時間が約30時間という点ですが、すでにこの時間以上は勉強しているというかたなら独検4級に合格できる可能性は十分にあります。また、単語の数も独検の中でもっとも少ないので、本当に独検5級は簡単です。
独検4級の難易度
独検4級は筆記試験が60分と聞き取り試験が約25分です。試験で使われるドイツ語の数は1,000語、ドイツ語を約60時間以上受講していると合格できるレベルだと言われています。
目安となる勉強時間も単語の数も独検5級の約2倍です。たとえば、すでに30時間以上は勉強しているという場合は、60時間以上までそのまま勉強し続けると独検4級に合格できる可能性が高くなります。また、単語も550語は覚えているならあと450語を頑張って暗記して合計1000語をマスターしておくのがいいでしょう。
迷ったときは検定料に余裕があるかどうかで決めるのがおすすめ
私の感想は、独検5級はとても簡単なので、資格をGETできる可能性が高いという意味では、独検5級を受けるほうがいいと思います。やっぱり資格を取れると素直に嬉しいですよね。しかし、結局は独検4級に合格すれば上位レベルである4級のほうが印象がいいため、4級に合格できる実力があるなら5級を飛ばすのもアリです。どちらにすべきか迷うときは、独検5級の検定料を節約したいかどうかで決めるのもいいと思います。
独検5級の検定料
独検5級の検定料は単願で4,500円(税込)、5級と4級の併願で9,000円(税込)です。もし、独検5級を飛ばすのであれば4,500円の検定料を節約できますし、4級に合格すれば5級を受ける手間を省けるのがメリットです。
一般的には独検に初めてチャレンジするかたは5級からスタートするのがセオリーなので、独検5級を受けることに対してはとくにデメリットはありません。あっさりと4級も合格できると5級を受けなければよかったと思うかもしれませんが、段階的にレベルを上げていくのは普通なことです。
独検4級の検定料
独検4級の検定料は単願で5,500円(税込)、5級と4級の併願で9,000円(税込)です、ちなみに4級と3級の併願は12,000円(税込)です。
独検5級を飛ばして4級を受ける場合、もし4級の試験に落ちてしまうと5級を受けておけばよかったと後悔することがデメリットです。せっかく試験を受けたのに何も成果を得られないのは残念ですよね。一方、もし合格できれば独検5級の検定料を節約して手間も省けてメリットは満載です。

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独検の合格率‼️独検に合格したいけど、心配だよ。
独検は5級から1級まで6つのレベルがありますが、各レベルの合格率は独検の公式サイトに掲載されています。毎年、夏期と冬期で試験が2回(1級と準1級は年1回)実施されますが、それぞれのデータがしっかり更新されているため、独検の合格率を知りたいときは独検のデータを閲覧するのが便利です。
ここでは、2019年の夏期の合格率を1つの目安としてご紹介していきます。
こんにちはマキシーです!今回は、独検の合格率についてご紹介していきます。
独検の各レベルの合格率
独検は5級から1級まで6つのレベルがありますが、各レベルの合格率は独検の公式サイトに掲載されています。毎年、夏期と冬期で試験が2回(1級と準1級は年1回)実施されますが、それぞれのデータがしっかり更新されているため、独検の合格率を知りたいときは独検のデータを閲覧するのが便利です。
ここでは、2019年の夏期の合格率を1つの目安としてご紹介していきます。
独検 年度別結果比較:https://www.dokken.or.jp/about/data.html
独検5級の合格率は98.49%
2019年度の夏期において、5級の合格率は98.49%です。
出願者数:748人
受験者数:663人
合格者数:653人
合格率:98.49%
5級はほぼ100%に近い驚異的な合格率となっているので、まだ独検の試験に合格したことがないかたは5級からスタートするのがおすすめです。
ほかのレベルもそうなのですが、出願者数に対して受験者数が減っている傾向があり、当日に風邪や寝坊など何かしらの理由で試験を受けられなかった人が一定数いることがわかります。私もそのような経験をしたことがあるのですが、試験料を支払っているのに試験を受けられないのはとても勿体ないです。みなさんも、試験の当日は遅刻しないように気を付けてくださいね。
独検4級の合格率は78.81%
2019年度の夏期において、4級の合格率は78.81%です。
出願者数:1,411人
受験者数:1,222人
合格者数:963人
合格率:78.81%
1つレベルが上がるだけで約20%も合格率が下がっているので、5級に比べて4級は難易度が高くなっていることが分かります。2004年~2021年の期間で、4級の過去最高の合格率は83.41%、過去最低の合格率は54.31%です。平均すると大体70%くらいです。
独検3級の合格率は51.62%
2019年度の夏期において、3級の合格率は51.62%です。
出願者数:1,515人
受験者数:1,325人
合格者数:684人
合格率:51.62%
4級に比べると3級の合格率は約20%ほど下がっています。2004年以降において、3級の過去最高の合格率は64.03%、過去最低の合格率は46.71%です。平均すると、大体50~55%くらいです。
独検2級の合格率は43.30%
2019年度の夏期において、2級の合格率は43.30%です。
出願者数:980人
受験者数:866人
合格者数:375人
合格率:43.30%
3級に比べると約10%ほどの合格率の低下に留まっています。みなさんも2級はかなり難易度が高いイメージを持っていると思いますが、意外と合格率は高いですよね。受験者の2人に1人は合格する数字なので、やれば出来るというモチベーションの向上に繋がりそうです。2008年以降において、2級の過去最高の合格率は65.03%、過去最低の合格率は36.04%。上と下でかなり差がありますが、平均すると40後半くらいの合格率です。
独検準1級の合格率は29.18%
2019年度の準1級の合格率は29.18%です。
出願者数:612人
受験者数:538人
合格者数:157人
合格率:29.18%
2級の合格率と比較すると約15%ほどの低下です。準1級からはドイツ人の私でも試験が難しいと思うくらいのレベルですが、それでも合格率は約30%と思ったよりも高いです。試験が難しいことは分かっているため、かなり入念に準備して試験に挑むかたが多いのかもしれません。1995年以降、準1級の過去最高の合格率は31.36%、過去最低の合格率は11.76%です。
準1級は1995年から2007年までは2級のレベルだったようで、過去最低の合格率の11.76%は1995年のときです。当時は、今ほど日本でドイツ語が身近なものではなく、ドイツ語を学べる教室なども少なかったと思うので、そのような環境も影響していそうです。時代的にはようやくパソコンやネットが身近なアイテムになってきたころで、大学などでドイツ語を学んでいる人でなければドイツ語に触れる機会さえなかった、と私の日本人の友人はおっしゃっていました。今みたいにYouTubeやWebなどのツールが身近ではなかったため、普段の生活では映画くらいしかドイツ語に触れる機会がなかったのかもしれませんね。
ただし、1995年の出願者数は2,162人と過去最高に多く、当時から独検の知名度は高かったことが分かります。独検準1級の出願者数は年々低下しており、2020年は過去最低の434人になっています。独検全体の受験者数は低下気味ではあるものの、準1級だけは異常に受験者数が減っているのが印象的です。もしかすると、準1級を飛ばして1級にチャレンジしている人が多いのかもしれません。
独検1級の合格率は20.55%
2019年度の1級の合格率は20.55%です。
出願者数:246人
受験者数:219人
合格者数:45人
合格率:20.55%
準1級と比較してもそこまで合格率に差がないのが驚きでした。1995年以降、過去最高の合格率は2019年の20.55%、過去最低の合格率は1998年の7.03%です。10人中2人くらいが合格するといった感じですが、合格率だけを見ると準1級も1級もそこまで変わらないので、過去問に手応えがあるなら準1級を飛ばして1級にチャレンジするのは有りかもしれません。

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独検のために必要な勉強時間とは?どのぐらいドイツ語を勉強すれば、独検に受験するべき?
独検のために必要な勉強時間とは?どのぐらいドイツ語を勉強すれば、独検に受験するべき?
こんにちはマキシーです!今回は、独検に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要なのかという質問を頂いたので、それについてご紹介してきたいと思います。独検ドイツ語技能検定試験の各レベルの勉強時間
独検は5級から1級まで合計6つのレベルがあります。それぞれのレベルに合格するために必要な勉強時間は、独検のオフィシャルサイトで目安となる時間が掲載されているため、その時間を参考にしながら勉強の計画を立てていくのがおすすめです。
独検のために必要な勉強時間とは?どのぐらいドイツ語を勉強すれば、独検に受験するべき?
こんにちはマキシーです!今回は、独検に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要なのかという質問を頂いたので、それについてご紹介してきたいと思います。
独検ドイツ語技能検定試験の各レベルの勉強時間
独検は5級から1級まで合計6つのレベルがあります。それぞれのレベルに合格するために必要な勉強時間は、独検のオフィシャルサイトで目安となる時間が掲載されているため、その時間を参考にしながら勉強の計画を立てていくのがおすすめです。
ドイツ語技能検定試験 独検 5級 Elementarstufe
5級は独検でもっとも優しいレベルの試験で、筆記試験40分と聞き取り試験約20分の構成です。5級に合格するために必要な勉強時間は、90分の授業を20回以上です。合計で約30時間以上はドイツ語の勉強をしなければ合格するのが難しいといわれています。
1日の勉強時間が3時間の場合、日数は合計で10日です。勉強したことをしっかり吸収するために反復することも想定して、目安となる30時間の2倍の60時間を勉強するとしても20日です。時間だけを見ると心が折れそうなほどのインパクトを感じますが、日数で見ると意外と短いので、よし頑張ろうという前向きな気持ちになりやすいと思います。
ドイツ語技能検定試験 4級 Anfängerstufe
4級は筆記試験が60分、聞き取り試験が約25分の構成です。4級に合格するために必要な勉強時間は、90分の授業を40回以上です。合計で約60時間はドイツ語の勉強が必要とされています。
5級の30時間に対して4級は60時間、約2倍ほどの勉強時間が必要となっています。ちなみに試験で使われる単語の数も5級が約550語なのに対して4級は約1,000語、こちらも約2倍です。すでに5級を合格しているかたは、5級に合格するために勉強した時間の約2倍ほどを目安に頑張ってみてください。
ドイツ語技能検定試験 3級 Grundstufe
3級は筆記試験60分、聞き取り試験は約30分の構成です。3級に合格するために必要な勉強時間は、90分の授業を約80回以上です。合計で約120時間ほどの勉強が必要となっています。
4級は60時間以上でしたが、3級は2倍の120時間以上です。ローペースで勉強する場合なら半年ほど継続して勉強する必要がありますし、ハイペースで勉強する場合でも2~3ヶ月は勉強し続ける必要があるでしょう。
ドイツ語技能検定試験 2級 Mittelstufe
2級は筆記試験が80分、聞き取り試験が約30分の構成です。2級に合格するために必要な勉強時間は、90分の授業を120回以上です。合計で約180時間以上の勉強が必要となっています。
3級は120時間以上の勉強が必要で、試験で使われる単語の数は約2,000語。2級は180時間以上の勉強が必要で、試験で使われる単語の数は約3,000語。2倍まではいかないにしても、約1.5倍くらいの難易度と勉強時間が必要といった感じです。
ドイツ語技能検定試験 準1級 Oberstufe
準1級からは独検のオフィシャルサイトに目安となる勉強時間が記載されていませんが、私がサンプル問題をやってみた感想では2級の約1.5倍くらいの勉強時間が必要かなと思いました。ドイツ人の私でも準1級は難しかったですね。また、準1級からは試験構成が一次試験と二次試験の二部構成となっています。
2級は試験で使われる単語の数が約3,000語でしたが、準1級は約5,000語です。単語を覚えるだけでも時間がかかるため、2級にかけた時間の1.5倍から2倍ほどを想定しておきたいところです。
ドイツ語技能検定試験 1級 Höchststufe
1級は一次試験と二次試験の構成となっていて、独検の中でもっとも難しいです。合格する人がほとんどいないほどの難易度なので、合格できる人は本当に凄いです。1級は試験で使われる単語の数も制限がないため、合格するために必要な勉強時間を考える基準がないことも難易度を高めています。
ドイツ語技能検定試験は勉強すべき内容をまとめていくと、勉強時間もおおよそは把握できる
実際のところ、独検は5級から順番に合格しながら自分のドイツ語力を高めていくのがセオリーとなっているので、準1級を合格した上で1級のサンプル問題にチャレンジして自分の実力がどのくらい通用するのかを探ってみるのがいいでしょう。そうすると、自分に何が足りないのかが見えてくるので、その情報から勉強すべき内容をまとめていくと勉強時間もおおよそは把握できるのではないかと思います。
この舞台に立っている人は、毎日の努力を積み重ねて何年もかかったはずです。だからこそ、その集大成としてドイツ語マスターの称号を勝ち取ってほしいと思います。

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ドイツ語が話せるようになりたい!英語も!日本語も!
みなさんこんにちは!マキシーです!今回は、海外でドイツ語や英語などの外国語を話すときに困ったときの対処方法をご紹介していきたいと思います。
自分の言いたい事を一文字で考えてみる!
みなさんは海外でドイツ語や英語などの外国語を話すとき、文法に沿って綺麗な言い回しを考えることが多いのではないでしょうか?
たとえば、バスがどこにあるのかを尋ねたいとき、「すみません。私はバスを探しているのですが、バスはどこに行けばありますか?」というような言い回しをしようとすることが多いと思います。
この言い方は何も間違ってはいませんが、まだ外国語に慣れていない状態だと頭が混乱しがちです。レベルによってはスッとこのような言い方ができないこともありますよね。そんなときにおすすめなのが、自分の言いたい事を一文字あるいは短文で表現する方法です。
たとえば、「すみません。私はバスを探しているのですが、バスはどこに行けばありますか?」をそのまま英語にすると「Excuse me, I’m looking for a bus there」と長い文章になりますが、これは「Sorry bus」という言い方でも相手に目的を伝えることができます。
自分の言いたいことをどのような単語であれば伝えることができるのか、なかなか思い通りに会話ができないときは1文字や短文で伝えることを考えてみてください。
スマホの翻訳アプリやWeb検索をフル活用する!
これはもう外国語が苦手な人にとっては常套手段として確立されている方法で、すでにみなさんも実践しているかたが多いでしょう。
スマホの翻訳アプリやWeb検索を使う方法です。
スマホの翻訳アプリはさまざまなタイプがありますが、使い方はどれも簡単です。相手に言いたいことを日本語で入力して変換ボタンを押すだけです。アプリによっては複数の言語に対応しているタイプもありますし、行先の国で使われている言語に対応したアプリをダウンロードしておくといいですね。
Web検索は、相手に言いたいことをWebで検索して、相手が読める言語でWebページを表示すれば、あとはその画面を相手に見せるだけでコミュニケーションを取ることができます。国内外でもスタンダードなブラウザはGoogleなので、スマホでGoogleのホームページをサッと表示できるようにカスタマイズしておくと便利ですよ。
ちなみにスマホでGoogleの言語設定をしたいときは、GoogleアプリあるいはGoogleブラウザを開いて「設定」から地域の設定や検索結果の言語設定をおこなえるので、こちらも合わせて準備しておきましょう。
絵を書いたり写真を
見せて伝える!
もし、スマホを家やホテルに忘れてしまったときはどうすればいいのか···。そのようなときは、絵を書いたり写真を見せて伝えるという方法もあります。
といっても、絵を描く道具がなかったり、写真をスマホに保存していると見せることができなかったりと、なかなか実践できないこともよくあります。
そのため、最初にご紹介した一文字作戦をジェスチャーを交えながら実践してみると、困りごとを解決しやすいかと思います。
こう考えると、海外でもスマホの貢献度って非常に高いですよね。何よりも、スマホを忘れないように気を付けたいところです。また、今はスマホやパソコンに頼ることが多いものの、故障してしまったときに困るのも事実であり、海外に行くときは英和辞典など単語を探せる辞書を旅のお供に一冊は持っていくほうがいいかもしれませんね。
何度やっても通じないときは
繰り返す!
相手に自分の言いたい事を伝えようとしても、やっぱり伝わらないこともあります。そのようなときは、自分の言いたい事を絶対に伝えたいなら、もう繰り返すしかありません。
一文字で伝えられる単語を探したり写真を見せるなど、あらゆる手段を尽くしてコミュニケーションを繰り返してみましょう。
