【オーストリア政府公認 ドイツ語検定試験(ÖSD)】オーストリアに留学したかったらどんな試験・資格が必要か

こんにちは、マキシーです。

今日のテーマは「オーストリアに留学したかったらどんな試験・資格が必要か」です。以前「ドイツに留学したかったらどんな資格が必要か」について説明していますので、詳しく知りたい方はこののリンクを参照してください。


オーストリア留学のおすすめの資格とは【オーストリア政府公認のドイツ語検定試験(ÖSD)】

さて、今回は、オーストリアがテーマです。オーストリアも公用語はドイツ語なのでドイツ語の資格が必要となりますが、ドイツでの検定とは別に、オーストリアにはオーストリア政府公認のドイツ語検定試験(ÖSD)があります。

オーストリア政府公認のドイツ語検定試験(ÖSD)のレベル分け(A1〜C2)

このÖSDのレベル分けなのですが、A1・A2・B1・B2・C1・C2に分かれています。ヨーロッパではこういったレベル分けが多くされていて、A1が一番簡単で、C2が一番難しいレベルになります。

この試験は少しユニークで、A1とA2は14歳以上でないと受験することができない、B1・B2は16歳以上でないと試験をを受けることができない、という年齢による制限があります。若い人たちで資格取得を目指している人には残念な決まりですね。

オーストリアの在留許可に必要になる試験【ドイツ語検定試験(ÖSD)A1】

内容としては、A1は本当に簡単な試験なのですが、オーストリアの在留許可に必要になる試験です。A1とA2はオーストリアに住みたいと思っているのなら取っておきましょう。

ドイツ語を使用する国に住むのであれば、少なくてもA1とA2の資格がないと、生活が厳しいです。もちろん辞書などを活用しながら生活ができるけど、その国での日常的な暮らしを送るには厳しいかもしれません。ちょっとでもオーストラリアやドイツでドイツ語を使って会話したかったら、まずはA1とA2の取得を目指してみてください。


オーストリア国内の大学の入学条件【ドイツ語検定試験(ÖSD)B2】

つぎにB2の資格取得が、オーストリア国内の大学の入学条件になっている場合があります。

ただし、進学する学科によってレベルが変わってきます。音楽で留学する場合は、音楽の才能の方を重視しているので、ドイツ語に関してそこまでレベルは高くなくても入学が可能となることもあるようです。音楽に関しては、ドイツ語検定がB1レベルでも合格する場合もあります。



でも、条件は各大学によって異なるので、各自で入学要綱をしっかり調べる必要があります。

どうでしょうか?オーストリアへの留学に必要なドイツ語レベルの参考になりましたか?

ぜひ資格を取得して、オーストリアでの生活を楽しみましょう!

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Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

日本語能力試験1級 TOEIC 890

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