ドイツ料理・簡単なレシピで「Currywurst・カリーヴルスト(カレーソーセージ)」 

ドイツ料理を作ってみよう! 

簡単なレシピで「Currywurst・カリーヴルスト(カレーソーセージ)」 

 

ドイツ料理 カリーヴルストの作り方を是非覚えて下さい!簡単でとっても美味しいですよ♪ 

 

【材料】 

ソーセージ「Johnsonville(ジョンソンヴィル)」がオススメ!(アマゾンで買えるよ) 

ウスターソース 

カレーパウダー 

トマトケチャップ 

油 

冷凍のフライドポテト(付け合わせ) 

 

 

【作り方】 

  1. 調味料を合わせていきます 

ケチャップ 大さじ2(大体) 

ウスターソース 大さじ1(大体) 

カレーパウダー 少量 (小さじ1~2)(大体) 

混ぜたらソース完成! 

 

  1. ソーセージを切ります 

お好みの大きさでOK 

 

  1. 大さじ1程度のカレーパウダーをフライパンで炒めます 

 

  1. 3に切ったソーセージを入れて炒め、1のソースも入れて絡めます 

 

  1. ソーセージの隣で付け合わせ用の冷凍フライドポテトを炒め、塩を入れます 

 

完成!! 

 

 

完成したカリーヴルストに更にカレーパウダーをかけるとより美味しいよ。 

 

 

胸を張ってドイツ料理です!って言えるほどのカリーヴルストを再現できました。 

日本でドイツ料理が作れちゃいます♪ 

是非簡単なので作ってみ下さい!! 

 

 

ドイツのソーセージ 

ドイツの国民食といえば、ソーセージ!ビールとの組み合わせも最高!!ドイツ人は国民一人当たりで、年間平均約30キロも食べているというデータもあります。また、ドイツで親しまれるソーセージの種類は、なんと1500種類!ドイツ国内の各都市に、サイズや味、調理法が異なるご当地ソーセージがあるとされています。 

 

 

ドイツのソーセージの歴史 

ソーセージは最も古い保存食の一つとも言われており、約3,000年前、古代エジプト時代からあったことが壁画から分かっています。古代エジプト時代、ソーセージは主に焼いて食べられていましたが、その後のローマ時代には茹でて食べる調理法も増えていたようです。 

そんなソーセージが、ドイツで発展した理由は、ドイツを含むヨーロッパ北部は土地がやせており、天候にも恵まれないことが大きく影響しています。このような環境下では、牛はミルクやチーズを得るため長く生かされ、食肉としてはあまり消費されません。代わりに、生育が早く雑草などもよく食べる豚が、食肉用の家畜として利用されていましたが、ドイツの冬は長く厳しく、豚のエサとなる雑草の確保もままなりません。そのため、冬が到来する前に豚を処理し、食材として長期保存できるようにソーセージ作りが発展しました。豊富な種類や味付けのソーセージが生まれた背景としては、後にドイツへさまざまなスパイスが持ち込まれたこと、牛肉や羊肉も使われるようになってきたことなどが影響しています。なお、同じくドイツの有名な保存食としては、ザワークラウト(乳酸発酵させたキャベツ)などがあります。 

 

 

ドイツのソーセージの種類 

生産方法により主に3種類に分類されます。 

 

生ソーセージ(Rohwurst / ロー・ヴルスト) 

生ソーセージは約500種類あり、生の牛肉、豚肉、羊肉などで作られます。メットヴルスト(Mettwurst)と呼ばれるスプレッドタイプは、パンに塗って食べるのが一般的。日本人からはネギトロのようだと表現されることもあります。 

 

茹で(加熱)ソーセージ(Brühwurst / ブリュー・ヴルスト) 

ソーセージの中では一番種類が豊富で約800種類にものぼります。生肉(牛肉、仔牛肉、豚肉など)を細かくカッターで刻んで腸詰めにした後、70~80度の熱湯で茹でたものです。フランクフルター・ヴルスト(Frankfurter Wurst)、ミュンヘンの白ソーセージであるヴァイス・ヴルスト(Weißwurst)が代表的。 

 

調理ソーセージ(Kochwurst / コッホ・ヴルスト) 

"Koch"とは、ドイツ語で「料理をする」という意味で、調理ソーセージは、約350種類あります。すでに茹でるなどの加熱処理を施した肉に、内臓、皮、血などを混合し、スパイスを加えたものを腸詰めにします。調理ソーセージはレバーヴルスト(Leberwurst)やブルートヴルスト(Bratwurst)などが代表的です。 

 

 

以上のように、ドイツにはたくさんの種類のソーセージが並んでいてびっくりしますよ。あまりに種類が多すぎて、ドイツを訪れた時、どのソーセージにしようか迷うと思います。 

そんな人の為にオススメのソーセージをご紹介します!  

 

 

ヴァイスヴルスト 

ヴァイスヴルストは、南ドイツ・バイエルン州ミュンヘン名物の白ソーセージ。ぷるんとした見た目で、仔牛肉が使われているため、やわらかくてふわっとした食感が特徴です。一般的にはパセリなどの香草と混ぜて作られ、プレッツェルと呼ばれるドイツのパンと食べるのが、バイエルンの伝統的な食べ方です。 

ヴァイスヴルストを食べるときは忘れずに皮をむいて、中身だけ食べましょう。皮のむき方は、皿の上でソーセージへ縦に一本線を入れるようにナイフを入れた後、皮を左右にひっぱると簡単に剥くことができます。 

そしてマスタードですが、ヴァイスヴルストはSüßer Senf(ズューサー・ゼンフ)という甘いマスタードを付けて食べるのがバイエルン流。この甘いマスタードは日本ではなかなか手に入らないので、お土産として買うのもおすすめです。 

 

 

ブラートヴルスト 

ブラートヴルストの「Brat」の意味は、もともとは最古のドイツ語とされる、古高ドイツ語のBrät(細かく刻んだ肉)から派生したと言われていますが、現在は「ローストする」という意味のBratenから、グリルするソーセージの呼び方になっています。 

ブラートヴルストだけでも約40種類あるドイツの代表的ソーセージで、ドイツ国内の各地域にそれぞれの製法で作られるブラートヴルストがあります。ニュルンベルクの小ぶりなニュルンベルガー・ヴルスト(Nürnberger Rostbratwurst)や、フランケンワインを使ったヴュルツブルクのヴュルツブルガーヴルスト(Würzburger Wurst) が有名です。 

パンや豆と一緒に食べたり、ケチャップをかけたりして食べられています。庶民的でシンプルな味なので、ビールのおつまみにもぴったりです。 

 

 

フランクフルター・ヴルスト 

日本人にも親しみのあるフランクフルト。ドイツではフランクフルター・ヴルスト(Frankfurter Würstchen)と呼ばれ、長い歴史を持つソーセージなんです。 

日本では、屋台で串に刺して売られているものや、パンにはさんで食べるフランクフルトとしてお馴染みのフランクフルター・ヴルスト。単純に「フランクフルター」と呼ばれることもあります。その名の通り、13世紀にドイツ・フランクフルトで発祥し、現在はドイツ各地に広まりました。茹でソーセージの一種で、豚肉のみが使われます。 

やわらかく、ジューシーな味わいが特徴のフランクフルター・ヴルストは、熱湯で8分茹でて食べるのがベスト。熱すぎない80度の熱湯で茹でるのが理想的です。マスタードやポテトサラダ、ザウアークラウト(酢漬けキャベツ)を添えて食べましょう。 

 

レーゲンスブルガー 

世界遺産都市として指名されたレーゲンスブルクの有名なソーセージこと、レーゲンスブルガー (Regensburger)。レーゲンスブルクには、世界最古のソーセージ専門店もあるんです! 

レーゲンスブルクには、その土地の名の付いた伝統的なボイルソーセージ「レーゲンスブルガー」があります。レーゲンスブルガーは、19世紀後半に生まれました。ダイス状(角切り)の豚肉と香草が練りこまれ、歯ごたえのある豚腸ケーシング(ソーセージを包む膜の腸詰め)が特徴。 

レーゲンスブルガーは冷たいまま食べても良いですし、シンプルに焼いて、またはポトフなど茹でて調理するも良しなソーセージです。 

伝統的なレーゲンスブルガーの食べ方があります。Semmel(ゼンメル)という小さく丸いパンに、レーゲンスブルガーを縦半分に切って焼いたものをピクルスやマスタードと一緒にサンドする食べ方。 この食べ方は1954年ごろからの伝統なのだそう。現地では3ユーロ程度で食べられるので、ぜひ試してみてください。 

また、チェコ・プラハにある有名なカレル橋のモデルにもなった、ドナウ川に架かるドイツ最古の石橋「Steinerne Brücke(シュタイネルネ・ブリュッケ)」近くには、これを建設する作業員のために建てられた、世界最古のソーセージ専門店である、「Historiche Wurstküche(ヒストーリッシェ・ヴルストキュッヘ)もあります。なんと11世紀頃からあるという、老舗中の老舗がありますよ! 

 

 

ニュルンベルガー・ヴルスト 

小ぶりな形が特徴のニュルンベルガー・ヴルスト(Nürnberger Wurst)です。 

ニュルンベルクには、ご当地ソーセージとして、ニュルンベルガー・ヴルストがあります。ニュルンベルガー・ヴルストはドイツでも一番小さい部類に入るソーセージで、約7~9cm、直径約1.5cm、ハーブやスパイスの香りが特徴です。 

ニュルンベルクでは、ザウアークラウトとポテトサラダと食べるのが昔ながらの食べ方です。また、バイエルンの西洋わさび(Meerrettich / メーアレッティヒ)と食べるのが定番。このほか、ザウアー・ツィップフェル(Saure Zipfel)という、ニュルンベルガーを茹でて玉ねぎとお酢をかけるだけのシンプルな料理も人気です。脂っこい食べ方に飽きてしまったときに、試して下さい。 

 

 

 

メットヴルスト 

パンによく合う、ドイツ名物・生豚肉ソーセージ「メットヴルスト(Mettwurst)」です。 

「生ソーセージ」でもご紹介したメットヴルストは、「塗るソーセージ」です。豚ひき肉の生ペーストで、サラミなどの非加熱食肉製品に含まれます。豚肉を生で食べるなんて、日本人にとっては驚きですよね。 

メットヴルストはドイツのスーパーで手に入りますが、精肉店で新鮮なものを買うのが安心です。ドイツではスライスパンなどにバターを塗り、メットヴルストをペースト状に広げて、お好みで刻んだ玉ねぎと黒コショウをかけていただきます。メットヴルストは見た目もさることながら、食感もネギトロそっくり。そのため、ドイツ在住日本人の中には、メットヴルストでネギトロ丼を作る方もいるようですよ。 

 

 

以上、ドイツのソーセージの一部をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 

ドイツに行った際は是非、ソーセージを堪能してみて下さい♪ 

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Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

日本語能力試験1級 TOEIC 890

https://www.german-interpretation.com
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