◆ドイツ語で「すいません」「ごめんなさい」はどう言うの?〜日常会話で使えるフレーズを紹介!
今回はドイツ語の日常会話でよく使われるフレーズをいくつかご紹介します。今回のテーマは謝罪のあいさつ「すいません」「ごめんなさい」です。日本語でも同じですが、色々な場面や状況によって謝罪の仕方や複数の表現があるので、ぜひ使い分けができるようにしましょう。
ドイツ人は普段からよく、挨拶をします。友人・知人だけではなくスーパーマーケットの店員さんが会計の後に「こんにちは」「さようなら」と話しかけてくれることが多いです。都度、しっかり応答したいですよね?コミュニケーションの機会が増えると、謝罪をすること、場面もでてくることでしょう。そんな時にしっかり「すいません」「ごめんなさい」といえると、コミュニケーションがより密になります。ぜひマスターしてください。
現地で上手にドイツ語のフレーズを使えるようになってコミュニケーションできるとドイツ旅行やドイツでの滞在がより充実したものになることでしょう!!
◆ドイツ語の「すみません」「ごめんなさい」の表現
ごめんなさい
1:Entschuldigung.(エントシュルディグング)
2:Es tut mir Leid. (エス トゥート ミアライド)
一つ目の表現のほうが、自分に非がある場合に使う表現です。ただし自分に非がないのに、この表現を使ってしまうと、たとえ何もしていなくても自分の非を認めたことになりますので、使う場面は気を付けたほうがよいでしょう。自分に非がない場合で軽く「すみません」と言いたい場合は、2つ目の表現を使うほうが無難です。
◆ドイツ語の「すいません」「ごめんなさい」表現 7選!
具体的な会話の中で使用するドイツ語の「すいません」「ごめんなさい」のフレーズを以下、ご紹介します。
1:Entschuldigung, dass ich gelogen habe.
(嘘をついてごめんなさい)
2:Entschuldigung, ist der Platz noch frei?
(すみません、こちらの席は空いていますか?)
3: Verzeihung, darf ich Sie etwas fragen?
(すみません、質問させていただいてもよろしいですか?)
4: Es tut mir leid, dass ich unser Treffen vergessen habe.
(打ち合わせを失念してしまい、申し訳ありません)
5: Bitte entschuldigen Sie mich, ich muss kurz telefonieren.
(電話をしなければなりませんので、失礼いたします)
6: Ich habe einen Fehler gemacht. Bitte verzeih mir!
(間違えました。お許しください)
7: Sorry, ich muss los!
(ごめん、行かなきゃ!)
ドイツ語の「すいません」「ごめんなさい」のなかでおそらく、一番使用頻度が高い表現は、「Entschuldigung」( すみません、ごめんなさい)でしょう。話し言葉では「Tschuldigung」も多く使われますが、ビジネスの場面では使用しない方が無難です。また、英語の「Sorry」もカジュアルな謝り方として、使われる機会が増えてきました。
謝る時だけではなく、声をかける時や質問をする時(英語のexcuse)も「Entschuldigung」(英語で言うexcuse)を使用します。この場合、代わりに「Verzeihung」(すみません)と言っても問題ありません。また「Bitte entschuldigen Sie mich」(失礼します)は、ミーティングを抜ける時など、ビジネスの場面でよく使う丁寧な表現です。
謝罪するだけではなく、自分の行いを悔やんでいることを相手に伝える表現方法もあります。そんなときは、「Es tut mir leid」(ごめんなさい)やカジュアルな「Tut mir leid」と表現しましょう。許しを請う場合は、「Ich bitte um Verzeihung」や「Bitte verzeih mir」(どちらも、許してください)などの言い方があり、いずれもフォーマルな場面で使えます。本当に悪いことをしてしまったなぁ……と思った時に使うのが一般的です。
逆に謝られた時には、「Kein Problem」(問題ないよ)や「Mach dir keine Sorgen」(心配しないで)と返答します。「Ich nehme Ihre Entschuldigung an」(あなたの謝罪を受け入れます)とすると、より丁寧な言い方です。
◆ドイツ語の「すいません」「ごめんなさい」の基本フレーズ集!
①:ドイツ語で「ごめんなさい」の表現
1:Es tut mir leid.(エス トゥット ミア ライト)
相手に対して、迷惑をかけてしまったことに対して、しっかり、丁寧に謝罪、謝りたいときによく使われる表現です。自分は悪くない、偶然アクシデントが起こってしまったこと、という場合は「すみません」のフレーズを使いましょう。
「ごめんなさい」という意味でよく使われますが、本来の意味は「心苦しい」というニュアンスを含んでいる表現です。
お悔やみの言葉としても使用できます。友人のペットが亡くなってしまったと聞いたとき、
「Es tut mir leid.」といえば、「私も悲しい、心が痛ましい」とコメントできます。
2:Das ist mein Fehler.(ダス イスト マイン フェーラー)
「自分のミスです」と伝えることができる表現で、1:Es tut mir leid.(エス トゥット ミア ライト)と併せて使うことも多く、ビジネスシーンにおいて、よく聞かれるフレーズです。自分のミスを認めることになるので、それに対して責任をもって対処するという内容も含んでいます。
②:ドイツ語で「すいません」の表現
3: Entschuldigung.(エンチュルディグング)
ちょっとしたいろんな場面で使える便利なフレーズです。日本語で言うと「すみません」「失礼します」という意味になり、例えば、電車の中で、不意に他人の足を踏んでしまったなどのアクシデントに使います。少し長いフレーズで言いにくいかもしれませんが、日常ではとても、よく使う表現なので、ぜひ覚えておきましょう。日常で使用する機会がたくさんあります。
また、誰かに「すみません!」と声をかけるときにもこの単語が使えます。発音するときは、「チュ」の部分にアクセントがあり、そこの部分を強調て発音しましょう。
4:Sorry.(ソーリー)
英単語ですが、カジュアルに「ごめん」と言いたいときによく、使用されます。。友達や家族に対して、「あっ! ごめん」と言うときには簡単で便利です。ただし「Entschuldigung」よりもフランクな表現となるので、少し、軽々しく聞こえてしまうかもしれません。本当に親しい人や友人関係以外には、むやみやたらには使わないほうが無難です。
5:Verzeihung.(フェアツァイウング)
同じく「すみません」という意味ですが、少し古風なニュアンスです。ご年配の方、お年寄りがよく使う表現で、とくに誰かの目の前を横切るときに「失敬。」という意味で使われることがあります。
③:ドイツ語で「お許しください」の表現
6:Entschuldigen Sie mich, bitte.(エンチュルディグング ズィー ミッヒ ビッテ)
「entschuldigen」という動詞には、「(何かの)罪を取り除く」という意味があります。
重大・重要な間違え、ミスをしてしまったときや、誰かをとても怒らせてしまったとき、
その責任が自分にあるときなどの場合はにはこのフレーズを使用します。
めったに使う機会はないかもしれませんが、もし自分が被害を受けた時などに相手がこのフレーズを使用していたら、真剣に謝罪しているのだなと受け止め、理解をしましょう。
今回はドイツ語で「すいません」「ごめんなさい」の表現と、合わせて使える基本的な日常会話のフレーズを紹介しました。どの表現も日常会話で頻繁に使う表現です。ぜひ、覚えてドンドン使ってみましょう。