日本人男性がドイツ人女性にモテるには?ドイツでの好まれる恰好とは?

■第一印象とは実際にどういうものなのか?

今回は日本とドイツの第一印象をテーマに、ドイツ人と日本人の両親を持つエッセイストのゲスト、サンドラ・ヘフェリンさんのお話を聞いていく回となっています!

また、Maxieさんの動画のコメントからドイツ人女性にはどうすればモテるの…?と言った疑問にも答えてくれています。

Maxie「さて、今日のテーマは何でしょう?」

サンドラ「第一印象です。これはどの国でも共通なんですけど、第一印象はとても重要で、今回では服装や、所作など日本とドイツで良い印象を与える違いをお伝えしていきたいと思います。」

○日本での良いマナーとは?

サンドラ「日本では座り方、がやっぱり大切なのかなと思います。私もかしこまった場所で足を組んでしまったり、そうすると日本では第一印象の前にお行儀のあまり良くない、足癖の悪い人という印象を持たれがちだったりします。」

Maxie「日本だと女性はスカートを履いている女性が多いような気がします。というのも日本には制服があるからだと思いますね。スカートを履いていると足を組んだら見えてしまう、という注意から座り方に気を付けているのだと思っていました。」

確かに日本では座り方に重きを置いている場面も多々あります。例えば、かしこまった場面、面接であったり、初対面の人との会話であったり、お客様に対する時であったりと考えてみると結構多いですよね。膝をそろえて両手は膝の上に置く。そして背筋をピンと伸ばして椅子の背もたれには背中を付けない等…様々なルールが常識としてあります。しかしもちろん家族や友達と話したりする場面では足を組んだり、好きな様にしているので常にかしこまった仕草をしているわけではありません。

○ドイツでの好まれる恰好とは?

サンドラ「逆にドイツ、まぁヨーロッパとかアメリカもそうなんですけど、学校に制服というものはありませんよね。それに加えてドイツ人女性はあまりスカートを履いていないような気がします。ユニセックスで男性も女性も同じ様な色であったり、恰好を好んでいるような印象を受けますね。」

Maxie「でも、ドイツ人の男性なんですけど、日本に行った時に日本人の女の人はスカートを履いていて可愛い!と思ったそうなんです。だから中には日本人女性の可愛らしい恰好、淡い色の洋服を着たり、ふわりとしたスカートを履いたりと言った服装は好まれる事もありますね。」

サンドラ「なるほど。でもドイツの地域にもよるんですけど、例えば女性らしい洋服、ピンクでふりふりのブラウスを着てスカートを履いていたりするとあまり良く思われない事も少しあるかもしれませんね。」

Maxie「あぁー、私の友達で久しぶりに彼氏と会える!ってなって嬉しくて少しだけ化粧をして行った人がいるんですけど、そうしたら彼氏に化粧、ちょっと嫌だと言われてしまったそうなんです…」

なんとドイツではふりふりとした洋服やスカートを履いているとあまり良く思われない事もあるそうです。全員が全員悪いと思っているわけではありませんが、好まれてはいない様です。それは男性、女性関わらず、シンプルで動きやすい恰好の方が好まれているという事なのでしょう。また、ドイツ人女性はあまり化粧をする事が無く、ありのままの自分で外出する事も多いみたいですね。しかし服装に関してドイツと日本で異なる点は露出にある様です。日本ではあまり胸元が開いている洋服を着ている女性は少ないと思います。また、ニュースキャスターやアナウンサーもしっかりとシャツを着てボタンをしめていますよね。逆にドイツでは結構ブイ字に開いた洋服を着る人が多くいます。

Maxie「やっぱり人に好かれたい、モテたいと思ったらその人の好む格好をした方が良いという事ですね。」

サンドラ「あ!でもそのことで面白い事があって…私が昔、日本にいて日本に住んでいるドイツ人の人とお付き合いしていたんだけれどそうすると、同じ日本に住んでいる他の外国人の男性にはモテたんだけど、日本人の男性にはモテなかったの。でも今度は日本人の男性と付き合って、やっぱりその人の好みにファッションとか身だしなみを整えたんだけれど、すると日本の人にはモテたんだけど、外国の人にはモテなくなったの。だからやっぱり国のファッションや身だしなみの好みってあるんだなと思いましたね。」

○日本人男性がドイツ人女性にモテるには?

Maxie「私の動画結構日本人男性が見てくれているんですけど、コメントでどうしたらドイツ人女性にモテますか?って。」

サンドラ「あぁー…今だとオンライン、ネットとかも利用できると思うけれど、やっぱり現地に行って、ドイツの大学って結構日本語コースがあるからそこに通っている人と知り合いになる方が現実的なのかなと思いますね。国も違いますし、少し難しい問題ではありますが…」

○日本で重宝されている名刺について

サンドラ「後は…名刺!日本では社会人は皆持ってると思うけどビジネスでは重要ですよね。もらって直ぐにぺってそこに置いたりとか、雑にしまったりとかすると良い印象は与えないから、もらった名刺は丁寧に保管しておくことが大切ですね。」

Maxie「確かに、ビジネスの第一印象として大切ですね。ドイツでは握手の強さが重要なのかなと思います。握手が力強いと自分は裏切らないぞ!という感じですかね。ドイツではビジネスであまり名刺は使いませんね。」

日本ではビジネスの顔と言われる名刺。渡し方から貰い方まで、覚えさせられる程日本では重要ですね。名刺入れまで販売されている程には…ですがドイツではビジネスの場であっても名刺が使われることはあまりないようです。代わりに握手を交わす時にその強さで相手の信頼度等を図っているそうです。力強く握手をしてくれる人なら頼りになりそう…!と言った感じだそうです。

サンドラ「今まで第一印象は大事と言ってきたけれど私自身正直そこまで重要だとは思っていなくて。というのも一度きりの関係なら第一印象は大切だと思うけど、ずっと付き合っていく人なら何回も会っていく内にあ、この人こんないい所があったんだ。と発見できる方が好きですね。逆に第一印象が良すぎると後に少しがっかりしてしまう事も…」

Maxie「確かに…長い関係を築く。いいですね。では最後に。本のご紹介です!」

サンドラ「はい。私の著書『なぜ外国人女性は前髪を作らないのか』にはいろいろな女性の生き方とか書いていますので是非是非手に取って読んでみて下さい!」

ドイツ情報のメルマガ

※gmailやyahooメール以外は届きにくいことがあります、ご了承ください。

Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

日本語能力試験1級 TOEIC 890

https://www.german-interpretation.com
Previous
Previous

【ドイツ教育編】ヒトラー、ナチス、歴史教育そんなにも…?州ごとに教育レベルが違うって本当?

Next
Next

ドイツの政治体制は一体どのようになっているのか?