■概要
・日本人が過ごしやすいデュッセルドルフの紹介
・なぜデュッセルドルフは日本人が過ごしやすい環境なの
・デュッセルドルフに来るなら、ここがおすすめ
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■日本人が過ごしやすいデュッセルドルフの紹介
みなさん、ドイツで日本人が多いところはどこだと思いますか。すぐに思いつくのは、ドイツの首都:ベルリンではないでしょうか。しかし、なんとベルリンではないんです。では、ベルリンではなく、日本人が多いところはどこでしょうか。それが、デュッセルドルフです。さらに、デュッセルドルフは、日本人にとってとても生活しやすい都市なんです。デュッセルドルフには、日本の企業や日本のスーパー、ラーメン屋、蕎麦屋、居酒屋、さらに神社やお寺もあります。
今回のブログ、日本人にとって過ごしやすい環境があるドイツの都市:デュッセルドルフを紹介していきます。なんでデュッセルドルフは日本人が過ごしやすい環境ができているのでしょうか。3つの根拠をまとめていきます。
■なぜデュッセルドルフは日本人が過ごしやすい環境なのか
・ドイツの東西分断の影響
まず、デュッセルドルフという都市が発展した理由を話していきます。デュッセルドルフの発展の理由には、ドイツを襲った東西分断があります。第二次世界大戦後、東西に分断されたドイツ。分断される前のドイツの貿易の拠点は東ドイツ寄りのハンブルクでした。なぜなら、首都:ベルリンに近かったからです。しかし、東西に分断されたことで、西ドイツにとってハンブルクは、ドイツの貿易の拠点として意味をなくします。その結果、西ドイツの貿易の拠点として選ばれたのが、ライン川を経由するデュッセルドルフでした。理由としては、ヨーロッパ最大の工業地帯であるルール工業地帯がデュッセルドルフの近くにあったことと、西ドイツの首都:ボンから近いことがあげられます。
・第二次世界大戦後の日本とドイツの利害一致
先ほど、書きましたが、ドイツの貿易の拠点は、もともとはハンブルクであり、東ドイツでした。そして、ドイツの重工業は、東ドイツから発展していて、西ドイツの重工業は遅れていました。重工業の早急な発展が必要だった西ドイツ。そこに登場するのが日本です。当時、日本は、復興と高度経済成長の時期であり、鋼材と建材の確保が必要でした。重工業を早急に発展させたい西ドイツと復興したい日本の利害が一致。日本は、西ドイツにルール工業地帯の形成に協力します。1951年からデュッセルドルフに日本人のビジネスマン第1号が出てきます。その後、少しずつ日本企業が増えていき、デュッセルドルフは、「ルール工業地帯の仕事机」と呼ばれるほど発展していきました。そして、西ドイツは、ルール工業地帯がヨーロッパの最大の工業地帯と呼ばれるほどの形成に成功します。
・デュッセルドルフは、日本企業のヨーロッパ本部
デュッセルドルフには、日本企業が500社以上もあります。デュッセルドルフにある日本企業は、主に大倉商事、三菱商事、東京銀行、富士フィルムなどです。では、なんでデュッセルドルフに日本企業が500社以上あるのでしょうか。それは、デュッセルドルフのヨーロッパのアクセスの良さにあります。車でオランダやベルギーに2時間半、フランスのパリでは4時間半で行くことができるほどアクセスが良いデュッセルドルフ。このデュッセルドルフのアクセスの良さを利用して、多くの日本企業は、このデュッセルドルフにヨーロッパ本部を置いています。ヨーロッパ本部があるデュッセルドルフに、多くの日本企業の駐在員がデュッセルドルフに訪れています。その数、なんと駐在員とその家族を合わせて5000人以上。そのため、多くの日本人がいるため、日本人のためのサービスが発展していきました。さらに、日本人学校、日本人幼稚園、日本総領事館などもあります。
■デュッセルドルフに来るなら、ここがおすすめ
・インマーマン通り
インマーマン通りは、デュッセルドルフの中心にある通りです。さらに、インマーマン通りは、「日本のビジネス街」と呼ばれるほど、デュッセルドルフにある日本企業が多くあります。日本企業が多いことで、インマーマン通りには、日本企業以外に、日本のスーパーやラーメン屋、居酒屋、焼き鳥屋、おにぎり屋など立ち並んでいます。なかでも、インマーマン通りで一番有名なお店が、ラーメン屋:匠です。
ラーメン屋:匠は、ヨーロッパで一番美味しいラーメン屋と呼ばれています。
ラーメン屋:匠に訪れている人は、デュッセルドルフに住んでいる日本人だけでなく、ヨーロッパ各地に住んでいる日本人やドイツ人、アジア人が多く訪れているそうです。
・メディエンハーフェン
ラインタワーの西側近くにあるメディエンハーフェン。メディエンハーフェンは、昔交易港として使われていたデュッセルドルフ港が再開発された非常にユニークなエリアです。とくに、メディエンハーフェンで目を引く建物があります。それが、ビルなのに直線が全くないグニャグニャのビル、Gehry-Bauten(ゲーリーのビル)です。Gehry-Bauten(ゲーリーのビル)は、世界的なカナダ出身の建築家フランク・ゲーリーが設計した建物です。しかも、Gehry-Bauten(ゲーリーのビル)は、会社のオフィスとして使われたり、実際に住んでいる人もいます。
日本では、まず見られないビルなので、実際に行ってみると、驚きを隠せないと思います。ほかにも、ビルにいっぱいの人形がへばりついている「Flossis」や赤レンガの建物の上に乗っているガラスとコンクリートの建物「Wolkenbügel」など。メディエンハーフェンは、自分の目を疑ってしまうほどのユニークな建物が多いエリアです。
ラインタワーに立ち寄ったら、ぜひメディエンハーフェンも訪れてみてください。
・ラインタワー
デュッセルドルフのシンボルであるラインタワー。ライン川沿いに立っているラインタワーは、240mの高さがありデュッセルドルフの中で一番高いタワーです。ラインタワー内部では、1時間に1周する回転展望レストランがあり、デュッセルドルフ中を見ながら、食事を楽しむことができます。さらに、天気が良いと、展望台からライン川流域の郊外やケルンを眺めることができます。また、展望台部分の窓ガラスは斜めの状態になっていて、ラインタワーの外の真下が見ることができ、非常にスリル満点です。デュッセルドルフに来たら、一度は行きたいスポットです。
・ケーニヒスアレー
ドイツ語で「王様の小道(キングズ・アベニュー)」を意味するケーニヒスアレー。ケーニヒスアレーは、デュッセルドルフでも有名で観光客からも人気なマロニエの並木道です。地元のデュッセルドルフ市民から“ケー(Koe)”と呼ばれ、親しまれています。また、ケーニヒスアレーは、800メートルの長さの小道で、日本では見られないケーニヒスアレーの景色を見ながら、散歩するのも、すごく気持ちが良さそうです。ケーニヒスアレーにあるマロニエの並木道の横にある2本の通りでは、「世界で最も美しいショッピングストリート」と呼ばれています。「世界で最も美しいショッピングストリート」と呼ばれるだけあって、高級ブティックやブランドジュエリー屋が多く立ち並ぶケーニヒスアレー。レストランやカフェもあるので、ゆったりカフェでお茶しながら、ケーニヒスアレーの景色を堪能するのもいいですね。
・聖ランベルトゥス教会
聖ランベルトゥス教会は、フライン川のほとりにある13世紀に建てられたデュッセルドルフにある1番古い教会です。聖ランベルトゥス教会の建物構造は、中廊が側廊より高いバジリカ様式になっています。1番古い教会で、第一印象は、漫画やアニメに出てきそうな教会です。この聖ランベルトゥス教会のステンドグラスは、一般的な教会のステンドグラスとは違います。一般的な教会のステンドグラスは、カラフルなものが一般的です。しかし、聖ランベルトゥス教会のステンドグラスは、黒・白・灰色などのモノトーンの色を使って作られているんです。さらに、大きく立派なパイプオルガンや聖母子像とピエタ像などがあり、13世紀にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるのではないでしょうか。一度本格的な教会を見てみたい人は、非常におすすめです。
・デュッセルドルフ映画博物館
映画好きの人なら絶対に行ってほしいデュッセルドルフ映画博物館。このデュッセルドルフ映画博物館は、映画と映画の歴史が見ることができる博物館です。デュッセルドルフ映画博物館は、ドイツに初めての映画博物館で、開館以来300万人以上の来場者が訪れている人気の博物館です。このデュッセルドルフ映画博物館のすごいところは、映画で使われた小道具や衣装の展示です。なんと、あの「スターウォーズ」のダースベーダーのマスクや「エイリアン」の映画で使用されたエイリアンの模型などがあります。だれもが名前を知っている有名な映画の小道具の迫力は圧倒的なものがあります。あの有名な映画の実際に使われていた小道具たちを見られるのは、なかなか体験できるものではありません。さらに、ディズニー作品の原画などもあり、アニメファンやディズニーファンにもデュッセルドルフ映画博物館はおすすめです。