German in Tokyo

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ドイツ語習得への近道!会話相手は誰?会話は相手によって変わる!

マキシ「こんにちは!マキシです!今日はドイツ語レッスンではなく、語学レッスンにしたいと思います。」


■実は深い関係がある語学

マキシ「ドイツ語が難しいと感じている日本人は多いかもしれません。最初は英語を勉強しようと、考えている方も多いでしょう。しかし世界中の言葉は、どこかで繋がっているんです」

ドイツ語ではなく英語のお話。アメリカの外務員局(FSI)達が、外国語を身につけるのにどのぐらい時間がかかったのかを調べたデーターがございます。

調査対象は、語学に長けた母国語が英語の超エリート達。

英語ネイティブスピーカーにとって、もっとも身につきやすかった言語はオランダ語・フランス語・イタリア語などでした。575時間~600時間の勉強で身についたようです。ドイツ語を身につけるには少し時間がかかったものの、750時間の勉強でマスター。

オランダ語を身に着けた人が、フランス語を勉強したとすると上達は早いです。どんな語学でも、勉強方法は同じです。

ちなみに、英語ネイティブスピーカーが日本語習得にかかった時間は、2200時間。ひらがなだけでも50個。「ゐ(い)」「ゑ(え)」「ヱ(え)」などの変体仮名も入れると、大変なことになります。


■話す時は必ず相手がいる!

英語でもドイツ語でも、話す時は必ず相手がいます。「話している相手は誰か?」を頭に入れなければいけません。

  • 自分と友達

  • 自分と知らない人

  • 自分とグループ(1 対 大人数)

  • クラス 対 クラス(相手は1人)

母国語以外の言語で話すのは大変です!なぜなら、会話する相手が「誰」かによって難易度が劇的に変わるから!




■会話相手が友達だった場合

どの言語であっても「誰」が、話し相手になっているかを考える必要があります。

話す相手が「友達」としましょう。心を許した友達ならば、以心伝心。何も言わなくても、伝わることもあります。お話が猛烈に苦手だとしても、友達なら通じる可能性は大!

母国語以外の言葉で交わすのは、どこの国の言葉でも難しい!でも友達同士だったら、大丈夫!





■知らない人(初対面)の人と会話する時

マキシ「友達と話すだけで日常生活を送るのは難しいです。どうしても知らない人と話さなきゃならない場面も出てきます」

「知らない人」とは、誰を指すのでしょうか?店員・通行人・たまたま同じ電車に乗った人達など。あげるときりがありません。無理に会話する必要がない人達ではあるも、致し方なく会話をかわさなければならない場面に遭遇することもあるでしょう。

例えばレストランです。レストランで料理を注文する際に、どんな料理が欲しいのかを告げなければいけません。たとえその国の言葉が分からなくても。






―「友達」「知らない人」の違いは?

マキシ「友達は、あなたに興味がある人。知らない人は、あなたに興味がない人。レストランでたまたま会った従業員とは、深く関係を築くことはありません」






友達だったら、相手はどこ出身なのか?血液型や恋人の有無、家族構成も知っているでしょう。中には「友達の家族構成なんて知らない」という人もいるでしょうが、全く興味がない訳ではないはずです。






知らない人だった場合、出身地がどこだろうが知ったこっちゃないのです。ご自分がどこの出身だろうが、興味がございません。2~3声をかけることがあっても、用事が終われば関係も終了。






―「知らない人」とコミュニケーションを取る時は?

マキシ「知らない人とコミュニケーションを取る際に必要になるのは『優しい気持ち』です。言葉を上手く伝えられなかったとしても、話を聞こうとする姿勢・聞きたくなる気持ちにさせたら、コミュニケーショは上手くいくでしょう。」

「優しい気持ち」とは、何でしょうか?心に花を持つことでしょう。






拳銃を持ちながら怖い顔をして「金を出せ」と話を切り出したら、誰でも逃げます。友達でも逃げるでしょう。でもお花を持って笑顔で接すれば、相手も自然と優しい気持ちになれるでしょう。

何も本当に花屋へ行って、花を買ってこいと言っているわけではありません。花は心の中にもあります。心の中にある花を相手に差し出すことこそが、優しさでしょう。






■誰と話しているのかを考える ~グループ編~

「相手がグループの時は、もっと大変!主役はグループであり、自分は脇役。グループの中に、外国語が出来る人は何人いらっしゃいますか?自分が外国語ができなくても、相手は知ったこっちゃない話。猛烈なスピードで話すこともありますので、全く聞き取れません!」

グループと話す時が大変。 

主役はグループであり、ご自身ではございません。英語ができるのか、ドイツ語ができるのかなんて知ったことではないのです。グループが英語ネイティブなら、容赦なく英語で攻めてきます。グループがドイツ語なら、ドイツ語で話しかけるでしょう。

話すスピードだってかなりのもの。単語を聞き取るのが、やっとかもしれません。でもわからないのなら、分からないで結果オーライ。そもそもリスニング力を鍛えるのは、聞いて聞いて聞きまくるしかない!

ネイティブスピーカーのスピードに慣れておきましょう。

マキシ「万が一わからなかったら、ぼ~っとしておきましょう。何を言ってるのかわからないからと、ネガティブになるのはだめ」

■クラスとクラスの対話

クラスでの会話は大変です!

先生の問いかけに、生徒の1人であるAさんが答えるとします。すると他の生徒は、先生に指名された生徒に大注目!Aさんにかかるのは、奇妙なプレッシャーです。

もし間違った回答をしてしまった場合、他の生徒からイジられるかもしれません。イジられるのは誰だって嫌なもの。つまんないことでグチグチ悩むのは勿体ない。わからないのは「わからない」で良いじゃないですか。適当に受け流しておきましょう。

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