ドイツの温泉・サウナは混浴が常識!とな!!



温泉大国~ドイツ

 日本人は温泉が大好きです。観光地というと温泉地というイメージも強く、秘湯・名湯と言われる温泉が日本各地に存在します。秘境の温泉は混浴というところも若干ありますが、男女別湯が原則です。(かつての日本は混浴でしたが、江戸時代以降に現在の男女別が定着)

しかし、ドイツの温泉・サウナは基本、男女混浴でしかも何も隠すこともなく、スッポンポン状態で温泉・サウナを楽しんでいるとのこと!はじめてその光景に遭遇するとビビってしまいますよね。

そもそも、ドイツに温泉・サウナというイメージを私は持っていませんでした。W E Bサイト・YouTubeで、ドイツの温泉事情について知る機会があり、いろいろ調べてみたところ、ドイツ各地に温泉があり日本人と同様、ドイツ人も温泉が大好きな国民とのこと。

特にヨーロッパ有数の観光地、保養都市であるバーデンバーデンは地名の由来が『入浴する』というくらいの温泉地。ヨーロッパ各国から多くの観光客が訪れる温泉観光地で温泉以外にもカジノ、競馬場や古城やスキーなどもできる観光スポットも目白押し。素晴らしい都市です。楽しそう!!

バーデンバーデンと福島は姉妹都市でバーデンバーデン競馬場と福島競馬場は提携関係にあるそうです。(確かに福島競馬場でバーデンバーデンカップというレースもあるくらい)競馬に温泉、バーデンバーデンは日本の福島?という感じかな??(実際行って確かめたい!)




日本の温泉旅行の楽しみ方

日本各地には温泉が多くあります。温泉に浸かることでの多くの効能ももちろんですが、他にも温泉には様々な魅力があります。温泉地の雰囲気、温泉宿などで食べる食事、周辺のレジャー施設などなど・・。日本の観光地は温泉を中心にしているところが数多くあり、観光旅行の目的地の上位に『温泉地』を挙げる人も多数存在します。遠方の温泉地で非日常空間である温泉宿でリラックス・リフレッシュする・・。コロナ禍が開け、多くの温泉観光地に人が訪れる日が早く戻って欲しいものですね。

サウナ浴の醍醐味 

現在、日本はサウナブーム!『ととのう』ことがリラックス効果をうみ、サウナ好きを公言する有名人がサウナの良さを各種メディアで発信しています。都市部にもサウナ施設はたくさんあり、コロナ禍があけ、営業時間が元に戻った施設では仕事終わりの遅い時間に汗をたっぷり描いて『ととのう』体験を楽しむ人も多くいます。

施設によって温度など異なっていますが、一般的にはサウナでは高温のサウナ内に10分~15分ほどじっと耐え、汗びっしょりになって、その後水風呂に入り、一気にクールダウン。外気浴をして、身体を休めます。この時に心臓がドキドキ、身体中の血液が巡って、頭が冴え、身体がスーッとする感触が発生します。これが『ととのう』体験。これを数セット行うことで心身ともにリラックスすることができます。この感触が病みつきになって、サウナにはまる人が続出。(かく言う私もサウナ大好きです)

ドイツの混浴サウナでの作法

ドイツの話に戻ります。ドイツのサウナではタオルなど身につけず、スッポンポンで過ごすとのこと。日本のサウナのように汗をじっとかくのを堪えるという苦行というイメージではなく、広いスペースで、ライトにスポーツ感覚で楽しむ場。町中にスパ施設があり、老若男女、サウナを楽しんでいます。

全裸で入るというのも腰にタオルを巻くと汗が床に落ちてしまうので、足までタオルを敷いて入るために必然的に全裸になってしまう。衛生的な側面ということでの配慮とのこと。なので、注意書きにもその旨、記載があるそうです。

ドイツのサウナではストープにスタッフが水をかけて熱風をタオルで送るAufguss(アウフグース)が有名。(ヨーロッパでサウナで有名なフィンランドでいうロウリュ・日本でもロウリュを行う施設も多くあり)ドイツでも名人がサウナの中でタオルを捌いて、お客さんに熱風を送るパフォーマンスを行なっています。

ドイツ旅行

コロナ禍で国内の旅行も自粛ムードでみんな巣篭もり状況になっている昨今。コロナが終息したら、温泉旅行に行っていたいなって思います。近場の温泉地から、遠方の秘湯と呼ばれる温泉宿、日本各地巡ってみたいものです。

今回、温泉地としてのドイツを知ってとてもドイツに興味を持ちました。観光地としてのドイツって正直、あまりイメージを持っていなかったのですが、日本人と同じ温泉好きという文化、過去の日本と同じ混浴文化という点など日本とドイツの共通する部分などまだまだいっぱいありそうだなって思い。海外旅行が再開されたらドイツ行ってみたいなって強く思いました。(ドイツ料理も美味しそう!)

バーデンバーデンで『入浴して』、カジノや競馬場でいっぱい楽しむ。温泉浸かって、サウナ入って、美味しいもの食べて・・・。そんな旅行を思う存分楽しみたいものです!

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Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

日本語能力試験1級 TOEIC 890

https://www.german-interpretation.com
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