【ドイツ語34年目】 日独通訳になる・ドイツ語上級者のおすすめの勉強方法・資格

Hiroyasu Hatano ドイツ語・オランダ語通訳者/翻訳者

Twitter @HiroyasuHatano

Maxie「日独通訳は少ないですよね?」

Hiroyasu Hatano「少ない!私が30年前に日本にいた時は、ドイツ再統一の関係でドイツ語の需要がたくさんあったんですよ。ビジネスでもね。だから、私、大学卒業してパナソニックに入ったんですけど、会社入ってすぐアメリカでは英語でやりとりをしていましたけど、ドイツ、スイス、オーストリアとはドイツ語でやっていました。」

Maxie「34年前ドイツ語を勉強しようと思った理由は何ですか?」

Hiroyasu Hatano「理由は・・・当時は東ドイツ・西ドイツと国が別れていたんですよね。で、まず西ドイツだけじゃなくて東ドイツにもすごく興味があったんですよ。もちろんスイス・オーストリアにも興味がありましたけどね。ドイツ語圏ということで興味があったので・・・あとは当時パナソニックは別の会社で松下貿易があったんですね。私はそっちの方に就職してドイツ語を使う仕事をしたかったんです。それもあったし、高校生から大学生になる時、そのときは英語しか習ってなかったから英語を勉強していたとき英語とドイツ語って親戚言語というか・・・親戚ほど近くはないんですけど、英語を少し深く勉強するのにドイツ語があった方が、わかった方が有利だというアドバイスを高校の先生に頂いたことがあったんですね。その辺を考えて、ドイツ語を勉強しようと思ったんです。」

Maxie「大学でどの頻度ドイツ語を勉強していましたか?」

Hiroyasu Hatano「一コマ90分あって、それが週7回ありました。」

Maxie「ドイツ語学科ですか?」

Hiroyasu Hatano「私ドイツ語学科。私の友達で英語学科で、第二外国語をドイツ語だった人は週2回だけ」

Maxie「ドイツ語を大学で専門として当時はどのくらい勉強したの?」

Hiroyasu Hatano「大学2年まではすごく真面目に勉強していたんですよ。ある程度いい成績をとろうと目標にしていたんですよね。大学3年生からは成績よりも覚えることがあったわけ。アカデミーとして面白くなって・・・大学出た時はたぶん、今でいうセルティフィカーツドイツのアーツバイぐらいのレベルだったと思うんですよ。大阪大学が喋る方に力を入れていないんですよね。当時もそうで、今もそうだと思う。だから、本とか新聞は読めるんだけど、ものすごくディスカッションするかというと、そんなに能力なかった。その後、自習用の教科書リンガフォンというのがあるんですよ。古いんですけどね。あれで復習して、大学卒業してから1年経った時かな?京都のグーテンスクールの編入試験を受けたんですね。その時に当時今でいうセルティフィカーツドイツのベーアインスを受験しなさいというコースになったんですね。」

Maxie「日本の大学のドイツ語学習の良いところはどこ?」

Hiroyasu Hatano「良いところはですね、東京外国語大学とか大阪外国語大学で考えると語学学校よりもう少しアカデミックになることかな。」

Maxie「論文はドイツ語で書くんですか?」

Hiroyasu Hatano「うん。論文はドイツ語で書かないといけなかった。でもベーアインスぐらいのレベルの論文だったからたいしたことはないですね。」

通訳が仕事になるまでどのくらいかかったの?

Maxie「通訳が仕事になるまでどのくらいかかったの?」

Hiroyasu Hatano「パナソニック入った時に商談通訳は能力的に出来なかった。でも日本語でも出来なかった。新米の新米だったから。だから、語学力そのものではなかった。ところが1年後にグーテンスクールを通った後だったので、1年後は商談できるレベルになってた。そのぐらいから、商談のお手伝いをしたりだとか、ドイツに出した補修部品のリポートの翻訳をしたりだとか日本側の工場が意思疎通できない時にドイツ語で当時、国際電話とかFAXで助け舟をだした。あとはドイツ・オーストリア・スイスのパナソニックの人が来た時のお手伝い・・・会社員として権力はなかったんですけど、お手伝いだけではなくて観光地の案内をしてた。 二条城とかね。そのときは私がほとんどやってましたね。私は好きではないんですけど、会社の命令でやらされるんですよ。そのときに関西のうどんの説明をドイツ語でしたりだとか、関西・関東の違いを説明したりとすごくやりましたね。それから私が会社入って丸5年経った時にドイツのデュッセルドルフに転勤になったんです。そのときのメインはアフターサービスの仕事だったんですけど、ほぼ通訳するとか翻訳で補佐するとかほとんどそんな仕事でした。」

Maxie「通訳になりたい学生さんは最初日本で就職した方が良いのか、現地で働いた方がいいのか、どちらがいいでしょうか?」

Hiroyasu Hatano「それは正解がないんですよね。なんでかっていうとどこの大学を出る、もしくはどの学部を出る、もしくはどのくらいのドイツ語をやったかにもよるんですよね。もし、留学でドイツに来てしまったのであれば、ドイツでアルバイトをして通訳になった方が絶対いいと思います」


通訳になりたい人にとって、ドイツ語に関係するオススメの資格はありますか?

Maxie「通訳になりたい人にとって、ドイツ語に関係するオススメの資格はありますか?」

Hiroyasu Hatano「やっぱりゲーテ‧インスティトゥートの Großes Deutsches Sprachdiplom がオススメですね。あのテストは日本語能力は試されないですけど、ドイツ語能力そのものを試されるものだから、まずあれが大事ですね。」

Maxie「日本のお客様から独検について聞かれたことありますか?」

Hiroyasu Hatano「私が日本に住んでた時に始まったばかりだったんですよ。だから独検の権力がなかったんですね。今は知らないですけど。もちろん独検も1級とか準1級、2級あたりはあった方がいいですけれども、独検の1級って問題変わっていませんか?レーベゲル限定というかフロスクルというのかな‧‧‧あそこのところだけが、時代遅れというか、ドイツ人でもほとんど使わないような表現が出てて、でも読解とか読作文に関しては割と良い問題が出てると思うんですよね。」

ドイツ国内でしか取れない資格、通訳に役に立つ資格はありますか?

Maxie「裁判長の通訳の仕事とかドイツ国内でしか取れない資格、通訳に役に立つ資格はありますか?」

Hiroyasu Hatano「やっぱりDeutsch als Rechtsprache法律ドイツ語とか‧‧‧言い方がプロバイダーによって違うんですけど、お金と時間がある方はディーイーファウだったかな?Dolmetscherübersetzungsverband (ドイツの通訳団体)。でもね、ブロックがね‧‧‧モジュール数が8モジュールとかあるから‧‧‧お金とかもかかるし‧‧‧それを受けてもいいんだけど。ある程度、私なんかはサラリーマンやってても最後のサラリーマンっていうのはジャパンデスクの日本の責任者とまでは言わないけれど、アカウントマネージャーだったから、そこで契約書の話とかいっぱいするんですよね。ドイツ語で契約書を読めないといけない立場で行ってるから···契約書とか法律語とかをある程度知ってからの人だったから、私が受けたのはマインツ大学のセミナーで、マインツ大学の在学生の人、もちろん通訳学科を対象にしてるんだけど、学校外の人も参加が出来る、翻訳通訳セミナーがあるんですよね。それが1年に3回あるのかな?コロナが落ち着いたら1年に3回、4回とかになると思うんですよね。それを受けたんですよ。それはすごいよかった。試験対策をしてもよかったんですが、やっぱり内容がすごくよかったんですよ。Strafrechtに関するものも出ますし、契約書‧債権法なども出てきますし、少し刑事法も出てきましたしね。通訳者‧翻訳者として最低限知っておかなければいけないものが網羅されてましたね。」

Maxie「通訳の仕事の中で法律の専門用語とかはどういったお客様が多いですか?弁護士の方とか?」

Hiroyasu Hatano「弁護士の方がほとんど経済法なんですよね。広いくくりの言い方ですけど。会社買収とか会社の駐在事務所を現地法人に格上げしたいとか‧‧‧人をクビにして、相手から裁判を持ちかけられたりとか、代理店契約を結んでいたけど揉めたとか‧‧そういう内容が多いですよね。日本人だから刑法で痴漢が多いってことは今のところないと思います。」

Maxie「パナソニックで働いていた時に翻訳の仕事をされていたと思うんですけど、翻訳から通訳へフォーカスした理由、通訳をやりたいと思った理由はなんですか?」

Hiroyasu Hatano「最後のサラリーマン生活がジャパニーズアカウントというかジャパンデスクだったので、営業の仕事もあるわけですよね。自分自身の営業の経験とかクレーム処理の経験とかを通訳で活かせることができるんですよ。AさんとBさんが揉めた時に、私は弁護士ではないですけども、こういう風に言ったらどうでしょうか?というアドバイスはできるので、役に立ってるし、役に立てようと思って通訳しながら翻訳と考えていたんですよね。」

Maxie「ドイツ語を話せない日本人はどういう所で通訳が必要だと感じますか?例えば、ドイツの病院でお医者さんと話す時や子供をドイツの学校に通わせる為に先生と話す時とか‧‧‧」

Hiroyasu Hatano「一番必要なのはお医者さんじゃないですかね。学校っていうのはミュンヘン、ドゥッセルドルフ‧フランクフルトの日本人学校にお子さんを入れるのでね。言葉の問題はほとんどないと思うんですよ。現地の学校に入れるっていうのは、親がドイツ語を話せないのに現地校に入れる親はほとんどいないので‧‧‧ただストックホルムとか地域的に日本人学校が成り立たないところだと需要があるかもしれないですね。」

Maxie「個人が困って通訳をお願いするのはお医者さんが多い?」

Hiroyasu Hatano「お医者さんが多いと思いますね。」

Maxie「日本人が弁護士関係の他に通訳をお願いするのはどういう分野がありますか?」

Hiroyasu Hatano「分野的には自動車ですね。やっぱりドイツは自動車が強いから。あとは、機械‧金属やプラスチックの加工とかが多いですよね。」

Maxie「ドイツでどうやって自分で通訳の仕事を見つけているんですか?」

Hiroyasu Hatano「私は日本の商工会議所のページに無料で通訳者として登録できるページあるので、それに登録するのと、あとは、ドイツ語‧日本語を扱っている通訳翻訳エージェントに登録しています。」

Maxie「通訳のエージェントは何社ぐらい登録されているんですか?」

Hiroyasu Hatano「登録数でいうと10社は超えてると思うんですよね。その中でしょっちゅう動いているのは半分ぐらい。」

Maxie「そういう会社にアプローチするオススメの方法はありますか?自己紹介の文章を送るとか、お世話になった通訳の紹介。日本の場合だと紹介の紹介が多いんですよね。ドイツ語関係の通訳の仕事が回るのは‧‧‧。どうしても自分から通訳者です!実績あります!って履歴書を送ったとしても、探されている時が少ない。」

Hiroyasu Hatano「おっしゃる通りで、紹介が強いですよね。だから同業者同士でつながりを持つことがすごく大事だなと思います。」



日独通訳の仕事のやりがい

Maxie「ドイツ語を勉強している人で気になるのは仕事のやりがいだと思うんですけど、やりがいは何ですか?」

Hiroyasu Hatano「私が若い人と違って、もう50過ぎたおじさんだからだと思うんですけど、人にできないこと、もちろん通訳者もいっぱいいるから同業者であり、不評という見方もできるんだけど、その分野とか強みってその人にしかないものって絶対あるから、作っていかないといけないので・・・そうすると自分だけしか出来ないこと自己満足なんでしょうけど、それを持つこと。自分しかできませんよとアピールすることで自分の生存競争に打ち勝つ。会社員だとリストラになるんですけど、そういう心配がないような要素。そういうところがやりがいじゃないかなと思うんですよね。」

Maxie「男性の方でドイツのサッカーが好きでサッカーチームの通訳をしたいとTwitterでよく見かけるんですけど、プロのスポーツの通訳の仕事もあったりしますか?」

Hiroyasu Hatano「私は、結果的には受けられなかった。例えば、ドイツのバレーボールチームが日本に来る時のワールドカップかなんかの通訳。あとは私は受けたんですけど、結局インタビュー断られたのが2011年になでしこジャパンがドイツで金メダル取った時のアディダスの通訳を頼まれていたんですよ。結局なでしこチームが疲れているから日本のメディア以外受けないということで通訳がキャンセルになったんですけど・・・。ワールドカップのバレーボールチームの通訳をするのは何度かあって1番最初に来た話は若かった時で、学生の時だったのかな?阪大の体育の先生からその話が来ました。その時、都合が合わなくて受けれなかったんですけど、まるまるの日程だったので。何日間だけだったら受けれたんですけど。その後のはドイツのバレーボール協会に繋がりのあるぐらいバレーボールをある程度熱心にやってた人で自分自身もバレーボール選手としてレベルが高かった人から来たことはあります。なでしこジャパンの通訳は普通のエージェントです。普通の通翻エージェントです。」

Maxie「ホームページで仕事が来ることありますか?」

Hiroyasu Hatano「私のホームページはリンクトインしか作っていないので、リンクトインでは翻訳は結構来るんですが、通訳はあんまり来ないですね。以前クッシング(経歴を書くようなドイツのSNS)で一時期依頼はしょっちゅう来ましたけど、日にちが合わなくてお断りしていたのかな。ものすごくショートノーティスで来たので。」

Maxie「今、日本に外国人が少ないので、通訳自体の仕事が少ないんですけど、コロナになってからデジタルの仕事zoomとかSkypeとかオンラインの仕事はコロナになって変わりはありましたか?」

Hiroyasu Hatano「以前よりはzoomとかマイクロソフトのチームズを使って通訳は比率的にはコロナ前に比べて増えたようには思いますけど、ドイツ語日本語に関してはまだかなりコンサルタント。これは日本側がコンサバティブなんだと思います。ただ、10月に経営監査がある会社がありまして、現地にはコロナ関係なく来ませんという方針なのかな?経営監査で経営部門と経理の部門とオペレーションの部門の3日に分けてチームズで通訳しました。経営のところは自分達が英語で勝手にやりとりして、質問事項のすごく突っ込んだところをドイツ語で時間かけてやりました。そこは逐次でした。経理部門のやつは私は同時でやれって言われればできた内容だったけど、日本側の経理がそんなに詳しくないので書き取るスピードがないので、逐次でやってくれと言われてやって、オペレーションのやつは全部同時でやりました。」

Maxie「何十年もドイツ語を勉強している中で初心者・中級者・上級者が悩んでいる、自信がない時期がどうしてもあると思うんですけど、悩んでいる時どうやって乗り越えましたか?」

Hiroyasu Hatano「初級者がぶつかるのは何だろ?」

Maxie「初級者からよく聞くのはドイツのder die das。」

Hiroyasu Hatano「der die dasは名詞と一緒に覚えないと駄目なんですよ。格変化に関しては、私が納得したのは日本語にも「て・に・を・は」があるでしょ。だからドイツ語にも「て・に・を・は」があると思ってやればいいかな。」


汚いドイツ語が分からない

Maxie「上級者が困って乗り越えたのはありますか?」

Hiroyasu Hatano「日本でドイツ語を勉強すると、私もゲーテ・インスティトゥートの大阪で上級クラスに行っていたんですよ。そうすると日本で勉強すると綺麗なドイツ語しか分からなくなるわけ。日本でいうNHKの日本語ね。私がドイツに来た時に自分がそういうドイツ語しか分からない、喋れない、理解はされるんだけど、言い方が悪いんだけど、汚いドイツ語が分からない。そこが上級者の壁だと思いますね。ドイツに留学に来ている人なんかは中級ぐらいから汚い言い方はよくないんだけど、綺麗ではないドイツ語も一緒に覚えていくから自然に身に付きますよね。そういう壁はないかもしれないですね。」

Maxie「ケネディとはスクリプトして話すことが多いので、授業で習うドイツ語と地域の方言というんじゃないけど、スピードとかはスクリプトされていない動画から勉強することを最近授業でしています。だからどうしても初級者だったらスクリプト化されている綺麗なドイツ語の聞き取りの勉強しか使ってないんですけど、中上級者になってくると、そうじゃなくて、みんなが話しているドイツ語が綺麗にスクリプト化されている状態じゃないから。普通のスピードで話す。あとは内容的に上級者になってくると日常会話がほとんど理解できるようになってくると次でみんなどんなことで悩んでくるんですか?」

Hiroyasu Hatano「私は大阪大学専門で出てるから文章が長いのは苦にならなかったんだけど、逆にドイツ語学科を出てない人、ドイツにそんなに留学していない人だと文章・長文が分からなくなる。そういう人が多いんじゃないかなと思うんですよね。」

Maxie「今、授業で宿題を直したりするんですけど、上級者の方がいて授業中に彼が2000~5000文字ドイツ語で書ける人だから1時間なくなっちゃう。上級者は書きたければ書くしかないと思っていて、それを私はひたすら直すしかないと思っています。初・中級者だと丁寧に違う理由を解説できるけど、ある程度になってくるとなんで、どこが違うかではなくて量にしています。」

Hiroyasu Hatano「直し方は当然違うでしょうね。」

Maxie「ドイツ語の通訳になりたいと悩んでいる人に応援のメッセージをお願いします。」

Hiroyasu Hatano「王道はないし、楽しようがない。楽な時は段階、段階でありますけど、それは自分が楽をしたくて楽ができる期間ではなくて、勝手に楽になる期間だから、積み重ねていくしかないんだけども、できるだけドイツ語を日本語の辞書で引いても最終的には意味がないので・・・。基本の単語を覚えるのはそれでいいんだけど、ニュアンスとかはドイツ語の辞書はドイツ語で引かないと意味がないので。初級には無理ですけど、中級からね。段々と引かないと意味がないので、そういうものを使って身に着けていかないといらない壁にぶち当たるし、なんでこれとこれは辞書で載っている日本語が同じ意味なのに、こういう使い分けがあるの?とかっていうのはどの言語もそうなので、そこを自分なりの方法で見つけていってください。もちろん壁にぶつかったときはMaxieさんや先生に相談したらいいと思いますよ。」

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Maxie Pickert

【講師紹介】Pickert Maxie(ピカット マキシー)

ボン大学、早稲田大学院卒業。14歳の時にドイツ語に訳された村上春樹の小説に出会い、日本に憧れる。16歳で、埼玉県の高校の1年間の交換留学プログラムを利用して初来日し、早稲田大学・大学院で日本語の勉強を継続。日本でドイツ語を勉強している人を手伝いたいという思いから、YouTubeチャンネルやTwitterを通じて定期的にドイツ・ドイツ語に関する情報発信している。

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