こんにちはマキシーです!
今回は、大学センター試験ドイツ語を受けてみたので、その感想をご紹介していきたいと思います。
大学センター試験ドイツ語の結果は170点でした! 【ドイツ人がやってみた】
今回チャレンジしてみたのは、2017年のドイツ語の大学センター試験です。結果は、170点でした。最高が200点なので、170点はそこそこ出来たほうかなと思います。
2018年や2019年のセンター試験も同じような質問が出題されていたので、これからセンター試験のドイツ語を受けようと思っているかたは、模擬試験を徹底的に勉強すれば点数は上がると思います。過去問をすることで自分の苦手な部分が分かるため、そこを強化していくような勉強をしていくのがおすすめです。
ドイツ人の私でもすべての問題を解くのに33分かかったので、日本の学生さんはもっと時間がかかるかもしれません。模擬試験で練習するときにスピーディーに問題を解く意識を持っておくと、本番を想定したいい対策になるでしょう。また、全体的にはやっぱり文法の理解力が求められる問題が多いため、文法はしっかり勉強しておきたいところです。
個人的にミスが多かった問題は主に2つありました。
大学センター試験ドイツ語の発音の問題はとても難しかった
センター試験のドイツ語の第1問は発音に関する問題ですが、これはとても難しかったです。私は全7問の中で1問しか正解できませんでした。発音が苦手な人はしっかり対策しておくほうがいいと思います。
問題は、発音がほかと異なるものはどれか、みたいな感じで出題されるので、質問の仕方はとても簡単です。しかし、この問題は何かの知識の応用で解けるわけでもなく、知らないと分からないというタイプの問題なため、発音の勉強をしておかないと解けないですね。
母国語がドイツ語の私にとって、日本語の質問がそもそも難しかった【大学センター試験ドイツ語】
私は日本語を話すことができますが、日本語での質問がそもそも難しかった問題もありました。
たとえば、「ドイツの子供のメディア機器の使用について、本文の内容と一致するものを、次の①~④から選べ。」という問題。
子どもの72%が自分専用のインターネット回線を持っている
身体能力が高い子どもはメディア機器の使用時間が短くなる
学校での成績が良い子どもほど、メディア機器の使用に慣れている
メディア機器の使用時間が一日1時間未満の子どもは25%に過ぎない
正解は④なのですが、私は間違えて③を選んでしまいました。逆に日本の学生のみなさんはドイツ語での質問で同じような勘違いが起こり得るかもしれませんね。
センター試験ドイツ語の模擬試験ダウンロード
大学センター試験のドイツ語は「外国語」という分類で、ドイツ語のほかには英語·フランス語·韓国語·中国語があります。
Webにはさまざまな模擬試験がありますが、1つの参考として朝日新聞DIGITALをご紹介しておきます。
今だと、朝日新聞DIGITALでは、2018年度から2021年度までの模擬試験が公開されていて、無料ダウンロードすることができます。おそらく、直近の年度から過去4年間くらいまでの模擬試験が毎年アップされているのだと思います。
ダウンロードする前にどのような問題が出るのかもアクセスするだけで分かるので、気になるかたはチェックしてみてください。ちなみに外国語以外にも「国語」や「地理歴史·公民」なども公開されています。