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【独検・Goethe対策には新聞を!】ドイツの新聞の一覧




こんにちはマキシーです!今回は、独検の中級者から上級者向けにドイツの新聞をご紹介していきたいと思います。




独検に合格するためにドイツ語の読解力を身に付けよう






ドイツ語の中級者から上級者は、独検でいうと3級から1級あたりのレベルです。このレベル帯の試験になると、読む課題が非常に多くなります。読解力を身に付けることで問題を解くスピードが上がりますし、結果として合格にも繋がってきます。長文を読むのに時間がかかり過ぎてしまうと、すべての問題の答えを書けないこともありますよね。そうならないためにも、読解力をしっかりと伸ばしておきたいところです。






独検の3級から1級の読む課題の割合



独検は3級から1級になるに連れて読む課題の割合が増えていきます。3級と2級は約4~5割ほど、準1級になると半分ほどの問題は長文の読解です。1級になると約7割ほどが読む課題となっているので、独検のコンセプト的にも読解力があってこそドイツ語の実力がある証といった感じです。



・独検の3級:約4割

・独検の2級:約5割

・独検の準1級:約6割

・独検の1級:約7割






とくに準1級と1級は露骨に長文の読解問題が増えていて、合格するためにはいかに素早く長文を読んで理解できるかがポイントとなりやすいです。模擬試験を練習するときは、タイマーをかけてどのくらいの時間で長文を読めるのかを測っておき、それを繰り返しながらスピードを上げていく勉強方法がおすすめです。






ドイツ語の読解力を伸ばすならドイツの新聞がおすすめ




ドイツ語の読解力を伸ばすためには、ドイツ語をたくさん読む必要があります。その方法として、ドイツ語の新聞を読むのはとてもおすすめです。

ドイツにはさまざまな新聞がありますが、その中でも有名な7つのドイツ新聞をご紹介していきます。




Bild-Zeitung(ビルト)




ビルトはドイツでもっとも売れている新聞ですが、悪い言い方をすると少し下品です。スポーツ系の記事などもありますが、芸能人が誰と付き合っているなどゴシップ系の記事も多いです。しかし、記事の内容は一般生活で使われる単語がよく登場するので、とても読みやすいです。




Der Spiegel(デア・シュピーゲル)




デア・シュピーゲルは発行部数がヨーロッパでもっとも多いニュース系の週刊誌で、毎週の平均販売部数は110万部。1947年から刊行している古い新聞社でもあります。




Süddeutsche Zeitung(ジュートドイチェ・ツァイトゥング)




ジュートドイチェ・ツァイトゥングは信頼性のある質の高い記事が多く、エリートに好まれそうな新聞です。ミュンヘンに本社のある南ドイツの新聞で、SZの略称で親しまれています。




DIE ZEIT(ディー・ツァイト)




ディー・ツァイトは質が高いと評判の全国新聞で、推定読者数は200万人以上。ドイツ国内でも大型メディアの1角を担う全国新聞です。長文の記事がたくさんあるので、ドイツ語の読解力を上げるにはいいチャレンジになります。




Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)




フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、インテリ向けの難しい記事を取り扱っており、ドイツ人でも内容を理解するのは大変です。よく英語の世界では、読み書きをマスターした上級者は政治などの話題でも理解できるように勉強するという話がありますが、ドイツ語で同じような勉強法を検討しているならこの新聞はピッタリです。




Die Welt(ディ・ヴェルト)




ディ・ヴェルトはドイツの一般的な日刊新聞です。ヴェルトはドイツ語で世界という意味。日本の読売新聞と提携しているそうです。




die tageszeitung; taz(ディー・ターゲスツァイトゥング)




ディー・ターゲスツァイトゥングは、ドイツの全国日刊紙です。1978年から創刊されていて、ドイツ全土で入手可能です。紙の媒体以外にも「taz e-Paper」というデジタル版もあります。

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