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日本とドイツの本の違い

「文学YouTuberのムーさん」

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日本とドイツの本の違い

■概要

・日本とドイツの本の違い

・日本とドイツの本屋の違い

・ドイツの漫画コーナーと漫画専門店

・日本とドイツの図書館の違い

■日本とドイツの本の違い

日本とドイツの本の違いは、日本の本は縦読み、ドイツの本は英語の本のような横読みにな っています。 また、本の紙にも違いがあり、日本の本がドイツの本に比べて薄い状態です。


■日本とドイツの本屋の違い

ドイツにとって本は、「本のない部屋は、魂のない身体のようなもの」と言われるほど大切 に扱われています。 そのため、ドイツの大きい駅には必ずといっていいほど本屋があります。 たとえば、ベルリン郊外にある古本屋では、古本屋のトイレの中まで本でいっぱいです。 本があたり一面埋め尽くされている状態は、まるでアート作品の中に入ってしまったと錯 覚を覚えるほどです。 ここからはドイツの本屋を 3 つ紹介します。

・Mayersche Droste

Mayersche Droste は、ドイツにある本屋のチェーン店です。 例えると、日本の TSUTAYA のような本屋だと考えれてもらえるといいです。 デュッセルドルフのケーニヒスアレー通りにある Mayersche Droste は、地下から合わせて 6 階建てとなっています。 かなり広さのある本屋です。 日本の TSUTAYA のように、オシャレなマグカップや文房具、生活用品、インテリアグッ ズ、おもちゃ、バッグやアクセサリーなどの雑貨を売っています。 また、Mayersche Droste には広いスペースのおかげで、各階にカフェがあり、本を読みな がらお茶をすることができます。 さらに、窓際にはソファがあり、デュッセルドルフのケーニヒスアレー通りを眺めながら、 本を読むことが可能です。

・Buchhandlung Walther König

Buchhandlung Walther König は、ドイツのケルンに本拠地を本屋です。 さらに、ケルンにある Buchhandlung Walther König の本社以外にも、ドイツのベルリン、 ボン、ドレスデン、デュッセルドルフ、エッセン、フランクフルト、ミュンヘン、ミュンス ター、ニュルンベルク、シュトゥットガルトなどに Buchhandlung Walther König の支店が 多くあります。 Buchhandlung Walther König が販売している本は、美術理論と建築、哲学、ファッション、 デザイン、写真などの本が販売されています。 さらに、本以外にもカタログや約 1,000 点のアートポストカードなども幅広く取り揃えて います。

・Hugendubel

Hugendubel は、ドイツにある主要な本屋の 1 つで、Mayersche Droste と同じ本屋のチェー ン店です。 Hugendubel は、ミュンヘンのハインリッヒ・カール・グスタフ・フーゲンドゥーベルによ って 1893 年に創設されました。 現在では、ドイツに Hugendubel の支店が 100 社あります。 Hugendubel は、本以外にもゲーム、文房具、雑誌、カレンダー、アクセサリー、オーディ オブックなどの多く商品が販売されています。 また、定期的に作家の朗読会や講演会を開催しています。 さらに、Mayersche Droste と同じようにカフェなどが併設されていて、本を読みながらお 茶をすることもできます。





■ドイツの漫画コーナーと漫画専門店

ドイツの本屋には、日本の漫画を販売している漫画コーナーがあります。 さらに、漫画を専門にしている漫画専門店もあります。 ドイツの本屋で売られている日本の漫画は、有名なナルトやワンピース、進撃の巨人などで す。 ここで驚きなのが、漫画コーナーの表記が、英単語の Comic ではなく、ローマ字読みの Manga と書かれていることです。 ただ、日本の本屋にある漫画コーナーを比べると、ドイツの本屋のコーナーは大きくありま せん。 そのため、ドイツにある漫画専門店もドイツの大きな街にしかないんです。 また、漫画の表記に特徴があり、漫画の擬音はローマ字や日本の漫画擬音と同じように掲載 しています。

■日本とドイツの図書館の違い






・ドイツの図書館の特徴

ドイツの図書館は、日本の図書館と比べると目を疑うほどの違いがあります。 たとえば、図書カードには年会費が必要なところや本の返却が遅れると延滞料がかかる、貸 出は自動貸出機を使用するなどがあります。 さらに、ドイツの図書館の開館時間は、日本の図書館の開館時間に比べて短いことも特徴で す。 ここからは、ドイツにある有名な図書館を紹介します。

・ウィブリンゲン修道院図書館

ウィブリンゲン修道院図書館は、ドイツのウルムにある図書館です。 このウィブリンゲン修道院図書館は、ウィブリンゲン修道院の中にある図書館で、図書館と 一緒にウィブリンゲン修道院の大聖堂と一体になっています。 なかでもウィブリンゲン修道院図書館の最大の特徴は、精巧に作られたバロック建築ロコ コ調の様式でまるで芸術品を見ているようです。 それもそのはずこのウィブリンゲン修道院はベネディクト会の僧侶の本拠地でもありまし た。 写真で見るだけでもこれは本当に図書館なのかと思えるほどの豪華絢爛の装飾はウィブリ ンゲン修道院図書館でしか見ることができません。

・シュトゥットガルト市立図書館

シュトゥットガルト市立図書館は、2011 年に建てられたバーデンヴュルテンベルク州のシ ュトゥットガルトの図書館です。 シュトゥットガルト市立図書館の内装のデザインは、まさにトリックアートのようなデザ インをしています。 シュトゥットガルト市立図書館の真ん中は吹き抜けになっていて、トリックアートのよう な空間を見ることができます。 真ん中の吹き抜けの外側の本が並べられている不思議な空間です。 美術館なのか図書館なのかわからなくなるほどです。 さらに、シュトゥットガルト市立図書館の外装は、正方形の建物に正方形の窓がきれいに並 んでいるモダンな外装をしています。 トリックアートのような空間の中に実際に入ってみた人には、シュトゥットガルト市立図 書館がおすすめです。

・ブランデンブルク工科大学コトブス図書館

ブランデンブルク工科大学コトブス図書館は、全面ガラス張りであるぐにゃぐにゃの複数 の円柱がつながっている不思議な建物です。 ブランデンブルク工科大学コトブス図書館は、デュッセルドルフのメディエンハーフェン にあるゲーリーのビルと非常に似ています。 ブランデンブルク工科大学自体は、ドイツが東西統一された後、最高峰のテクノロジーの研 究をするために、1991 年にドイツの北東部、ブランデンブルク州コトブスに作られました。 そして、ブランデンブルク工科大学コトブス図書館は、2004 年に作られ、地上 7 階地下 2 階の建物です。 ブランデンブルク工科大学コトブス図書館の外側には、様々なアルファベットと無数の文 字が書かれています。 また、内装は、非常にカラフルでまるで万華鏡の中に入ったかのような感覚に陥ります。 ・ハイデルベルク大学図書館 フランクフルトの近い南ドイツのハイデルベルクにあるハイデルベルク大学図書館。 ハイデルベルク大学図書館は、1386 年に建てられた最も歴史のあるドイツ最古の図書館で す。 ハイデルベルク大学図書館の外観は、ユーゲント

・シュティール様式赤レンガ色のお城

・シュティール様式赤レンガ色のお城でまるでサグラダファミリアと勘違いするほどです。 ハイデルベルク大学図書館の内装は、赤レンガ色のお城のような外観と違い、白の大理石を 基調とした内装で、1905 の大改修により今の姿になりました。 ハイデルベルク大学図書館の蔵書数はなんと 320 万冊以上あります。 また、7000 冊の写本や歴史的な書物も数多く保管されています。

・ヘルツォークアウグスト公立図書館

ドイツのニーダーザクセン州ヴォルフェンビュッテルにあるヘルツォークアウグスト図書 館。 ヘルツォークアウグスト図書館は、ビブリオテカオーガスタと呼ばれ、中世から近世ヨーロ ッパからの歴史的に貴重な本を保管している歴史的な重要性を誇っている図書館です。 なぜ、ヘルツォークアウグスト図書館に歴史的に貴重な本を保管されているかというと、 1572 年にブランズウィック-リューネブルク公爵のジュリアスによって設立されました。 ジュリアスは、大の本の収集家であり、今では歴史的に貴重な本を集めるヨーロッパで 8 番 目の図書館と見なされています。 ヘルツォークアウグスト図書館の建物は、1883 年から 1887 年にフィレンツェ宮殿のよう な正方形な形で建設されました。 ヘルツォークアウグスト図書館の内装は、宮殿のような内装をしていて、円を描いたような 天井は非常に印象的です。










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